東:こんにちは。ナビゲーターの東忠男です。
森辺一樹(以下、森辺):こんにちは。森辺一樹です。
東:森辺さん、前回の南アフリカの続きなんですけども、実際にどんなツアーだったのかとか、参加者の方がどんな方だったのか含めて少し概略をご説明いただけないでしょうか?
森辺:はい。「米倉誠一郎と行くビジネス新大陸南アフリカツアー2017」なんですけども、毎年同じなんですけどケープタウンとヨハネスブルクに行くと。ケープタウンはほぼほぼ観光なんですよ。ヨハネスブルグが結構お勉強というか、そんな内容になっていて。今年は非常に参加者が多くて総勢30名ぐらいで行ったんですよね。参加者はどういう方かというと、まず、企業経営者。今年は上場企業はいなかったかな、上場企業の経営者、それから、会社員、これは上場企業含めて会社員、あと、学生の構成で。結構、この米倉誠一郎のビジネスツアーの魅力なんだけど、普段交わらない層が交わると。例えば、経営者で学生と話をするってあんまりなかったり。言っても新卒2年目3年目とか1年目2年目とかの人たちもいるので、そういう人とあんまりワイワイガヤガヤってないので、エリアを超えた人の交わりというのは非常に僕は4回ツアーに参加お手伝いをさせてもらっていて感じるところなので、今年も非常に多岐に渡るメンバーでしたね。7割8割男性、2~3割が女性と。2割…、1割ぐらいかな…な感じでしたね。ケープタウンに行って喜望峰、ケープ半島、喜望峰を見てボルダーズビーチを見て、ものすごいきれいで。アフリカの一番下の最南端ではないんですよ、喜望峰って。だから、太平洋は見えるけどインド洋は見えないんですよね。もう少し行かないと最南端には行かないんですけど、でも、その喜望峰から見える360度パノラマ、なんかね、「俺、日本で何チマチマ小銭稼ぎやっているんだろう」って、ふと自分のやっていることや人生を振り返ってしまう。「なんてちっぽけなんだ、自分は」という瞬間って必要じゃないですか。そういう意味では本当に人生を1回ポーズする、リセットじゃないですよ、ポーズするという、そんなことができる本当に素晴らしい場所で。そこにお決まりのコースでいつも行くんですよ。飛行機で、今年はシンガポールエララインで行ったんですけど、シンガポールでトランジットして、そのままヨハネスブルグで一旦トランジットなんだけども、そのまま飛行機の機内で待機してケープタウンに行くという、結構楽なフライトで。ケープタウンでは、あと、ロベン島。ロベン島というのはネルソン・マンデラが18年間かな、投獄された、いわゆるアルカトラズみたいな島の刑務所があるんですけど、そこを見に行って、視察しに行って、どういう思いでこの18年19年をこのロベン島の刑務所の中で、向こう岸にケープタウンの町が見えるんですよ。けど、そこってアルカトラズのように海で分かれているので脱獄が不可能と。今までに脱獄した人が2人いるらしいんですよ。いるんですけど、そのあとの生死が不明なので脱獄に成功したのか失敗したのか分からないという。そんなところで何を思って、ネルソン・マンデラは投獄されて出てきて大統領になって、白人に投獄されたわけでテロリストと言われて。でも、出てきたら今度白人を許すという、この許す力、「争いからはなんちゃあ生まれはせん」と坂本龍馬が言ったあれに通ずるものがあるなということをまたここで思い、人生にポーズをするわけですよ。僕は人を許せているだろうかと。そんなところに行って、その後ヨハネスブルグに移ると、そんなコースで。まずはケープタウンを見ると。
東:ワイナリーも行かれた?
森辺:ワイナリーも行きました。その後、そうそう、ケープタウンではワイナリーに行って。すごく美味しいんですよ、南アフリカってワインが。ものすごい広大な土地にワイナリーがあるんですけど、日本も最近ワイナリー増えましたけど、やっぱり南アフリカ、見せる農業というんですかね、すごくきれいなんですよね。見せる農業ってすごく重要で、農業って汚いとか大変だ、辛いというイメージがすごくあるけども、南アフリカのワイナリーってすごくきれいで、そこでワインを飲みながら湖畔で食事を摂るという、ここの食事が一番美味しくて、みんな、「うわー、いいなあ」って。気候もちょうどよくて、この10月の上旬だったのでね、すごくいい旅でしたね。●(08:17)ケープタウン。
東:分かりました。今日はここまでにして、次回また続きをお願いしたいと思います。森辺さん、ありがとうございました。
森辺:ありがとうございました。
<終了>