小林:皆さん、こんにちは。スパイダーの小林マアヤです。
森辺:皆さん、こんにちは。スパイダーの森辺です。
小林:森辺さん、本日のPodcastの内容なんですけども、先日マーケティング研究協会で「先進グローバル企業に学ぶ アジア新興国における戦略的チャネル構築」というセミナーを、私も同席させていただいたんですけども、今回はこちらのセミナーのご紹介にする回にしようかなと思うんですけど、いかがでしょうか。
森辺:いいですよ。これ、毎年2回ぐらいやってるんですけど、今年は5月18日にマーケティング研究協会というところで、食品、飲料、菓子、日用品等の消費財メーカー向けで、「先進グローバル企業に学ぶ アジア新興国における戦略的チャネル構築」という、セミナーというか講義でしょうね。4時間ぐらいやるんですけど、1時半から5時半まで、結構疲れちゃうんですよね、これね。終わったらげっそりしちゃうんだけど、マーケティング協会さんに、年にB to Cで2回、B to Bで1回ぐらい呼ばれてやっていますと。今年は輸出貿易に特化したセミナーなんかも企画をしていて、3回4回ぐらいやるんですよ。1時半から5時半まで、4時間みっちりやる、そんなセミナーなんですけど、結構ご好評いただいていて。というのも、かなり具体的に、実践的な内容で、事例も深くお話をするので、評判というか評価がいいセミナーであると、手前味噌で恐縮ですけども、そんなセミナーなんですね。で、今回の場合、どういうことをお話ししているのかというと、例えば、章立てで説明しようかな。第1章なんかは、輸出ビジネスからチャネルビジネスへの大転換ていうことで、結局、海外に販売をするって、消費財メーカーが販売をするって、現地で作って現地で売っているような現産現販型の企業もあるし、日本からの輸出の企業もあると。その両方をやってる企業もあるわけなんだけども、僕が言ってる輸出ビジネスとかチャネルビジネスっていうのは、ビジネスモデルとしては輸出型でも全然かまわないんだけども、チャネルビジネスにやっぱり転換をしていかないといけない。つまりは、日本では消費財メーカーって、自分たちの商品がどういう中間流通を通じて、どういう小売りに、どういう風に並べられて、どういう消費者が、それをどのタイミングで手に取って買って食して使って、何を思ってリピートしてるのかしてないのかっていうことを、全部分かってるんですよ。けど、単なる輸出ビジネスって、そういうことを一切関知しない。ひどい場合だと、「商社に任せてるんで、大体この国で売られてるのは分かってるけども、実態は分かりません」みたいな。そんなビジネスで恒久的に伸びるわけないんですよね。為替が上がれば、円高になれば、ビジネスは立ち行かなくなるし、現地の景気が落ちれば、またビジネスは停滞するっていうことで、言い訳は為替と景気、っていう話になるんで、そういうビジネスはもうやめましょうよ、チャネルビジネスに転換しましょうよっていうことで、そのチャネルビジネスと輸出ビジネスの違いは一体具体的に何なのか、っていうことと、どうやって転換すればいいのだっていうことの話を、第1章でやると。第2章にいくと、今度、先進グローバル消費財メーカーから学ぶ3つのキーサクセスファクター、主要成功要因ですよね、そういうお話をさせてもらっていますと。で、先進グローバル消費財メーカーってどういうとこかっていうと、ネスレとかユニリーバとかP&Gとかコカ・コーラとかジェネラルミルズとかケロッグとかペプシコとか、そういう会社。ジョンソン&ジョンソンとかね。そういう会社なんですけど、そういう会社が一体、世界で成功している、アジア新興国で成功している要因ていうのは何なのか、大きく言うと三つの特徴があって、その三つの特徴を解説させてもらっていますと。第3章にいくと、実践ASEAN市場参入戦略立案の具体的方法ということで、じゃあ具体的に参入戦略どうやって作ったらいいの?っていう、その作り方をお話をしていますと。こういう軸でインプット入れて、こういう軸でアウトプット出すと、参入戦略できますよっていうことを、色んなフレームワークを紹介しながら、戦略の立て方をお話ししていると。第4章で、実践・持続性高い強固なチャネルワークを作れ、ということで、販売チャネルの作り方を一から教えているという話ですね。これに関しては、各社の経営資源てのは違うので、できるできないってのは多分あると思うんですけど、戦略作りまでは頭脳でやる話なので、基本的には経験値とか情報ナレッジっていうインプットが必要なんだけども、その参入戦略の組み立て自体は所謂頭脳でやる話なので、物理的にできるかできないかっていったら、できるんですよね。で、この強固なチャネルっていうのは、いったら、頭脳と肉体を両方使わないといけないので、かなりハードルが高いので、現実的に、経営資源が無い会社だとできないっていうケースも多いんだけども。じゃあ、できないんだったら、ここまではやってください、とかね。できないながら、ここは押さえましょう、みたいな話も含めて、第4章ではさせていただいていて。第5章で、まとめ・質疑応答の時間なんだけども、結構僕が、セミナーでもそうなんだけど、会場とか参加者とのインタラクティブなあれを好むので、かなり合間合間に質問なんかを入れてやっているので、各社さん、自分の企業に捉えて質問をしてくださって、比較的参加者との距離が縮まっていて、すごくいい、もう何年続けてんだ?5年ぐらい続けてるんで、多分マーケティング研究協会さん、5年ずっと呼んでくださってるってことは、評判がいいんだと思うんですけどね。そんなことやってますと。一応、今年もまた11月ぐらいに一本やりましょうと。B to Cで。って言ってるので、やる予定ですと。B to Bは10月ぐらいにやる予定なので、またマーケティング研究協会なんかに問い合わせてもらったら、日程なんかも出てると思いますので、よろしくお願いします。こんな感じでいいですか。
小林:はい。じゃあ、森辺さん。そろそろお時間がきましたので、本日はこちら、ここまでにいたします。
森辺:はい、ありがとうございます。
小林:ありがとうございました。
<終了>