小林:皆さん、こんにちは。ナビゲーターの小林マアヤです。
森辺一樹(以下、森辺):皆さん、こんにちは。森辺一樹です。
小林:森辺さん。ついに今年も、米倉誠一郎先生と行くツアーが開催決定いたしました。
森辺:はい、そうなんですよ。過去4回、今年で5回目かな。法政大学の教授で一橋大学の名誉教授の米倉誠一郎先生と行くシリーズで、ずっと今までは南アフリカ、過去4回行ってたんですけど、今年はなんと初の試みで、HISが主催になって、ケニア&ドバイ20日間ということで、弊社も引き続き企画協力をさせていただいて、開催が決定いたしましたということです。色々あったんで、ちょっとどうなるかあれだったんですけども、南アフリカで5回目も行くか、どうしようか、みたいな議論が色々あったんですが、ケニアとドバイに決まったということで。しかも今年、めちゃめちゃ格安で皆驚いてるんですけど、定員30名なんですけどね。旅費が、ケニア&ドバイ20日間で、なんと55万9000円。HISすごいよね、やっぱり。安いんだな、HISっていって、僕びっくりしたんですけど。そんな値段で実現できて、大変楽しみにしてるんですけど。9月の28日から10月の5日。9月28日金曜日に出て、10月の5日金曜日に戻ってくる8日間なんですけどね。そんなツアーで、一応視察プログラムの企画協力はスパイダー・イニシアティブ、弊社ですね。あと、NPO法人・アフリカ象の涙っていうね、アフリカ象って15分に1頭殺されてるんですよね。象牙のために殺されてて。象牙だけ切って持ってくんだったらまだいいけど、切ると時間かかるから、象の頭ごとチェーンソーで切り落として肉ごと持って行くっていうね。それが密漁で。結局、なんで彼らがそれするかっていうと、我々が象牙の印鑑とか象牙の置物とかを欲しがるから。先進国が。まあ、そんな風になっちゃうわけで。それを無くさせようとしてるNPO法人がありましてね。米倉先生って、ほら、愛の人だからね。自分の私利私欲一切関係無しに、人のため世のため皆のためみたいなところがあって。もしくは、イノベーションがあって面白いか、みたいな。米倉先生の判断基準てその2つなので、このNPO法人、先生もお手伝いをしててね。で、このNPO法人のアフリカ象の涙も、企画協力をしてくれてると。別に、象さん見に行きましょうっていうわけじゃなくて、本当にビジネスツアーなんですよ。ここに先生のご挨拶がカタログに書いてあるんで、ちょっと読ませていただきますと、「42億人とも言われている巨大マーケット、BOP、ベースオブピラミッドの略ですけれども、一角を占め、世界一を狙うなら、最早避けては通れない市場のアフリカである」と。で、「多くの日本企業にとっては、まだまだ遠くて遠くて国であるという状況の中で、世界の企業は、この市場に続々と参入を進めています」と。アフリカ行くと分かるんですけど、道歩いてるとアフリカ人に「ニイハオ」って言われるんですよ。
小林:アフリカ人に。
森辺:中国の進出がとてつもなくすごくて、アジア人は皆中国人だと思ってるから「ニイハオ」って言われて。アフリカにとっては、日本よりも中国の方が圧倒的に知名度があったりするっていう現状があってね。「ニイハオじゃないよ」って言ったら、「じゃあアンニョンハセヨ」って言われるんだよね。次にやっぱり積極的に出てるのが韓国で。韓国企業で。で、最後に「コンニチハ」って言われて。そんな状況を見て、これ、いかんと。米倉先生も、別にむやみに企業に出ろって言ってるんではなくて、その実態を、今の日本のビジネスパーソンが見て、そこから何かを思考するっていうことがすごく重要だっていう風に考えて、これをずっと始めてて。今までは、いきなりアフリカ、ケニアとかタンザニアとか、そういったところを見せるのも強烈なので、まずは南アフリカからアフリカをちょっと覗きましょうみたいなね。南アフリカは先進的な国なので、ヨーロッパに近いので。近いってのは場所が近いんじゃなくて、アフリカの一番下だからね。文化としてね。避暑地になってるんでね、ヨーロッパの。なので、南アフリカからアフリカを覗こうっていう企画で始まってたんですけど、本当のアフリカを見ようっていうことで、今年からケニアになりましたと。ただ、ドバイ通るんで、トバイにも1日行って、中東も見ていきましょうみたいなね。アフリカの現地事情をよく知る米倉誠一郎教授の企画監修、同行のもと、アフリカへの玄関口であるドバイのダイナミズムをまず体感した後、BOPビジネスの戦場であり、急成長を遂げているケニアでアフリカのリアルを満喫すると。さっき、中国や韓国の進出が激しいっつったけど、欧米なんかもちろんでね。B to BもB to Cも、B to Cだったら消費財、ネスレ・ユニリーバ・P&Gなんかも全然出てるし。B to Bもいっぱい出てるし、そんなものを見ましょうよと。で、現地企業の最新事情視察やセミナー等、充実したプログラムとなっていると。また、ケニアでは野生動物を見られるサファリリゾートをお楽しみいただくとともに、NPO法人アフリカ象の涙共同代表で、現地レンジャーでもあるタキタさんにサファリドライブも企画していますよ、ということで、必ずしもビジネスばっかりでもないし、遊びばっかりでもないし、ただ米倉先生大学教授なんで、ただ単に遊びに行くんだったら、大学教授とアフリカ遊びに行ったって、いっこもつまんないでしょ。はっきり言うけど。だから、米倉先生と行く!っていう風にアカデミックな一面もあるのでね。そういう意味では、非常に面白いツアーなので。また今日ちょっと時間きちゃったんで、次回も引き続き内容の説明させてもらいますけども、そんなツアーの開催が決定しましたということでございます。
小林:はい。じゃあ、ありがとうございます。
森辺:はい、じゃあまた次回、よろしくお願いします。
小林:よろしくお願いいたします。
<終了>