小林:皆さん、こんにちは。スパイダーの小林マアヤです。
森辺一樹(以下、森辺):こんにちは。森辺一樹です。
小林:森辺さん。本日の内容なんですけども、前回に引き続き、8月31日自社セミナーですね。
森辺:金曜日。
小林:はい、金曜日に自社セミナーということで、Podcast500回記念セミナーを開催するんですけども、その今回、基調講演として、明治大学の大石教授にお招きしておりますので、その大石先生のどんな人なのかですとか、お付き合いも長いと思うので、ちょっとお話ししていただければと思うんですけど、いかがでしょうか。
森辺:大石先生はね、大石芳裕先生、明治大学の経営学部の教授で、グローバルマーケティングの第一人者ですと。企業の所謂グローバルマーケティングについて、研究をしてますと。アジア問わず、欧米を含めて研究してる先生ですよと。大石先生と出会ったのは、おそらく2012年だとか13年とかだと思うんだけども、うちの取締役の東が、森辺さんの専門分野というか、やろうとしていることに近しい研究をしている大学の先生がいると。この先生と会うべきだ、みたいなことを言いだしましてね。大学の先生、先生って苦手じゃない?僕。先生って部類の人たちは。苦手でしょ。あと仲がいいの、米倉先生とかだけど。「ええ?」と思ったんだけど、「とりあえずこれ読んでください」とか言われて、大石先生の本をボンって渡されて。読んだら面白かったんですよ。「じゃあ会いに行きましょう」つって行って、教授室のドアをトントンて叩いたら、ものすごい怖い顔したスキンヘッドの先生がいてね。怖っと思って。ドキドキしながら話したら、めちゃめちゃ優しい先生で。見た目とのギャップが激しすぎちゃって。そっから先生ね、僕の話を1分ぐらい説明、30秒くらい聞いて、すぐに何やってるか分かって。大学の教授の先生だから、頭、僕らの何千倍っていいだろうから、すぐ分かってね。「君たち面白い!」つって。「広告代理店があるのに、なんでチャネル代理店がないんだろうってずっと思ってたけど、まさにチャネル代理店だな」って言われて。「その通りです」。で、そっからなんですよ。もう大石先生の人柄に僕も惹かれて、親しくさせてもらっていて、Podcastなんかは100回記念ごとに出てもらっているっていうね。たまに大石先生に、うちの自社セミナーをこうして開催する時に、基調講演してもらってるっていう、そういう仲で。大石先生には、色んなことを教えてもらっていて、尊敬する教授先生の一人。見た目は怖いけど、すごく優しいと。グマ研って、先生がやってるグローバルマーケティング研究会ってのが毎月一回明治大学の講堂でやってるんだけど、会員がもう2000人を越えていて。おそらくグローバルビジネスをやられている企業さんは、ほとんどグマ研の会員になってて。すごく激しい議論がそこでされるんですよ、月一回。その後、明治大学のすぐ隣の、下町ナポリみたいな、一人4・5000円ぐらいのイタリアン居酒屋みたいなところ行くんですけど、そこがなかなか美味しいんですよ。イタリアン居酒屋のくせに。
小林:くせに。
森辺:そこに、本当にその、スピーカーで来られる大物を連れてって、3・40人で懇親するっていう。大体セミナーには多分200人ぐらい来てんのかな、あれ。2000人の会員がいたら、そのうちの200人ぐらい来てて、そのうちの、定員があるから40人ぐらいが、その後のゲストスピーカー交えての食事にも参加をするっていう。僕が行った時には時間許す限り参加してるんだけども、東芝の偉いさん、もと副社長かなんかも来てたりとか、日産のお偉いさんとか、日清の現CFOとか、あと元LINEの森さんだっけ?全然業種が遠いから名前が出て来ないんだけど、頭モジャモジャな人ね。今メディアをやっているね、女の子の見るメディア、CChannel。
小林:ああ。
森辺:CChannel、やってるでしょ、の社長さんとか。いっぱい来てるんですよ、錚々たる人たちが。その錚々たる人たちも、大石先生は下町ナポリ食堂に連れて行くっていうですね。そんな気さくな先生。すごくいい人です。そんな感じかな。
小林:すごい。じゃあ基調講演としてお招きして、すごく、大変光栄なんですけど。
森辺:話も面白いよね。話するんだっけ。質問しようとした?ごめんごめん。
小林:そんな大石先生を基調講演として今回お招きするんですけども、その大石先生が第1部としてお話ししていただく内容が、「グローバルオムニチャネル リアルチャネルとデジタルチャネルの融合」ということで、チャネルでもちょっと特化した、チャネルの中でもすごくフォーカスした内容なんですけども。
森辺:デジタルチャネルって新しい単語が出て、グローバルオムニチャネルもそうなんだけど、リアルチャネルとバーチャルチャネルっていうかデジタルチャネルっていうと、リアルチャネルっていうと所謂実店舗のこと言ってるんだよね。アジア新興国で実店舗主流で今販売交戦が行われてて、その実店舗のチャネルってなにかっていうと、MTとTT、モダン・トレードとトラディショナル・トレード、近代小売りと伝統小売りっていう、この2つの議論がずっとされてきてるんだけども、昨今のアジアのイーコマースの発展により、リアルチャネルだけじゃなくてデジタルチャネルっていうものが出てきてて。チャネルって一つじゃなくてオムニのチャネルになってきてますよと。色んなチャネルが融合して、それを統合して、バランスよく見ていかないといけないと。このデジタルチャネルっていうのが、まだまだこれからの市場ではあるんだけども、非常に今注目をされていて、その融合について、大石先生に最近の研究の内容を発表してもらうと。だから、15年前、ECで何も買わなかったでしょ。
小林:そうですね。
森辺:今服とか買うでしょ。
小林:はい。
森辺:amazonで洗剤とか注文するじゃない。それが15年前無かったんだよね。大型店ができたりコンビニになったりと、そういうとこで買うわけで、リアル店舗で買うんだけど、それがオンライン化されていく中で、それがチャネルってもう一概に言えなくなってきてて。その、リアルとデジタルのチャネルの融合についてお話しをしてもらいたいなあと思って。結構質問出るんですよ、この話は。近代店と、MT・TTの議論になるんだけども、実はそこにGTっていうマーケットもあるよ、みたいなね。TTまではいかないけどもMTまではいかない、GT。僕はGTって定義してるんだけど、GTをMTって言ったりGTをTTって言ったりは、国によってちょっと違うんだけど。そういうリアル流通じゃなくて、オンラインの流通ってどうなるんですか?と。TTがMT化していくっていう議論もすごく重要なんだけども、次の50年、このリアルがデジタル化していくってね。一般流通が、リアルのオフラインの流通がデジタル化していくことも、すごく重要なコンテンツなので、そういう話をしてもらうという感じかな。
小林:なるほど。では、もうお時間も本日やってまいりましたので、ここまでにいたします。
森辺:そうだね。はい。じゃあ皆さん是非、多分この番組が放送されてる時には、もう多分数日後にこのセミナーって話だと思うんで、参加できるかどうかはちょっとあれですけども、極力ぎりぎりまで参加者募りたいと思ってますので、是非ご興味のある方、無料です。秋葉原の富士ソフトの秋葉セミナープラザのセミナールーム1でやりますので、来てください。私見かけたら、是非名刺交換して「Podcast聴いてます」って言ってください。そしたら僕、すごく機嫌よくなりますんで。よろしくお願いします。
小林:よろしくお願いいたします。
森辺:はい、ありがとうございます。
小林:リスナーの皆さん、ありがとうございました。
森辺:ありがとうございました。
<終了>