東:こんにちは。ナビゲーターの東忠男です。
森辺一樹(以下、森辺):こんにちは。森辺一樹です。
東:森辺さん、前回はアフリカ市場セミナー2016ということで、2016年6月6日、ゾロ目に揃っていますけど、14時から六本木アカデミーヒルズスカイスタジオでやるということで、米倉先生が総合司会でいろんな方がゲストに来ていただくという、セミナーの案内をしたんですけれども。今回は、そのツアーのほうをもう1度、再度告知ということでやらせていただきたいと思うんですけど。具体的にどこに行ってどんなツアーなのかというのを簡単に、森辺さんからお伝えいただければと思いますけど。
森辺:これ、毎年やっているんですけど、JTB主催で「米倉誠一郎と行くビジネス新大陸南アフリカツアー」ということで、今年は2016ということで、JTBが主催でやっていますと。団長が米倉先生で、私どもスパイダーは企画協力をさせていただいているという、そんな位置付けのツアーになります。プログラムはですね、基本的にはアフリカ、南アフリカに行きますというツアーで、今年は9月の16日から22日までの7日間で南アフリカに行きますよと。ケープタウンとヨハネスブルグを中心に回っていくかたちになるんですけど。私もツアーには同行して、当然、団長の米倉先生はずっと同行していますよという、そんなツアーです。ちょうどこの16日からがシルバーウィークなんですよ。確か、2日か3日だけ会社休めば行けるみたいな、なんかそんな。
東:9月16日が金曜日ですもんね。
森辺:金曜日、うん。
東:金曜日の夕方か朝なんですかね。
森辺:どっちかまだ調整中なんですけど。
東:調整中なんですね。
森辺:うん。たぶん、SQで行くことになると思うんですけどね。シンガポール経由で行きますと。
東:17、18が土、日ですと。
森辺:うん。19、20、21が月、火、水なんですけど、確かこれね、どっか休みなんですよ。だから、実質は2日3日休めばいいみたいな話になっているんですよね。
東:じゃあ、意外とツアーに参加しやすい日程にはなっているということ?
森辺:そうそう、そうです。最少募集人数が25名、25名以上集まったらツアー実施ということで、つい先々週か、ツアーの募集が集まって、早速もう、申し込みが来ているんですけど。ちょっと定員になっちゃったらもう締め切りますけども、そんなツアーなんですよね。
東:19日が敬老の日で、22日が秋分の日ですね。そうすると、20、21だけ休めば、16も休まなきゃいけないですけど、最大3日間休めば来れると。
森辺:そうそう。このツアーが、「米倉誠一郎と行くビジネス新大陸南アフリカツアー」と書いてあるんですけど。
東:ちょっと堅苦しい。
森辺:うん。堅苦しいんだけど、ビジネスツアーでもないんですよ、別に、僕、思っているのは。確かに、今、米倉先生が、GIBSという大学の日本研究センターのセンター長をもともとやっていて、今、そこの顧問ですけど、GIBSってプレトリア大学なんですけど、アフリカで最も優秀な大学と言われているところで。その絡みもあって、BOP研究の第一人者のタシミヤ先生という人の講義を聞いたりとか、プレトリア大学に行ったりとか。あと、今、交渉中ですけど、現地の日本の大使公邸、大使公邸、まあ、きれいなとこなんですよ。大使公邸で、朝、コーヒーを飲みながらレクチャーを聞いたりとか。あと、企業訪問したりとか、ジェトロで何とか商事のお偉いさんが来て、そこでアフリカビジネス、南アフリカにかかわらずアフリカビジネスの全体の話を聞いたりとか。あと、サントン地区って、スラム街みたいなところに行って、そういう旧黒人地区とか、伝統小売を見たりとか、そんなことはやるんですよね。ただ、サファリにも行くし、観光地にも行くし、ワイナリーにも行くし、そんな盛沢山のツアーで。僕、どっちかと言うと、南アフリカでビジネスをやるんだという人は、こんなツアーで7日間楽しくツアーしてちゃだめと思っているのね。逆に言うと、もうわれわれと単独で言って、もっとビジネスに関わることだけしましょうという話で。どっちかと言うと、アフリカって知っているじゃないですか、みんな、南アフリカも知っていて、こんなツアーでも企画しなかったら行かないでしょう、一生。
東:そうですね。
森辺:僕もそうだったんですよ。団体行動苦手だし、なんでアフリカなんだよ、僕の専門はアジアだよと。そんな中で、米倉先生は、「いいから、おまえアフリカ見ろ」と言われて、嫌々行きましたと。嫌々行ったら虜になったと。団体生活、結構いいじゃんみたいな。と言っても、ホテルは1人1室ですけどね。そんなので行ったので、どっちかと言うと、こんなことでもなければ、アフリカなんて見ないし、こんなに日本から遠いアフリカでも、日本企業よりもほかのアジアの企業や欧米の企業のほうがこんなに頑張っているんだということを見てもらうことが今のアジアビジネスに僕は生きてくると思っていて。そういう、企業の社長さんとか、意識の高い社員さんとか、そういう方に来てもらいたいなというふうに思うんですよね。なので、アフリカに行って、結果、ビジネスに関わるというよりかは、今、全く海外のビジネスやっていないんだけど、南アフリカで1週間、こういうメンバーと過ごして、こういうところを見て、何か発見があったみたいな、そういうことがすごい、僕、重要だと思っていて。いろんな問題を人って抱えているじゃないですか。その中で、その問題を解決するその糸口って実は全然関係ないところにあったりしますよね。そういう気づきの旅になったらいいんじゃないかなと思ってこんなことをやっているんですけどね。だから、何だろう、「軽い気持ちで来て」みたいな感じです。
東:軽い気持ちでというのもなかなか難しい感じもしますけど。(笑)どんなことを得られる? 最初、ケープタウンに行って、それからヨハネスブルグで。ケープタウンは結構、観光色が強いですよね?
森辺:うん、そうね。ケープタウンでは、ケープ半島ってアフリカの一番下の先端に喜望峰というのがあるんですよね。
東:そうですね。
森辺:その喜望峰が絶景なんですよね。地球って本当に丸いんだというのがちゃんと見える。何て言うんだろう、180度ビューですよ。違う、360度ビューだ。そこが絶景で、僕、あそこに立ったときにね、何なんだろう、人生ちょっともう一度見つめ直したんだよね。
東:はい。(笑)
森辺:何て言うんだろうね。あれ、ちょっと幸せってどういうことなんだろうってね、考えたんですよ。すごい考えさせられました、あの景色を見てね。その後、ケープタウンにワイナリーがあるんですけど、何て言うんだろうな、広大な土地にきれいな景色が広がっていて、そこでちょうどいい気候の中でシャンパン飲みながら美味しいピザ食べるみたいなね。
東:(笑)
森辺:何だろう、で、白人しかいないわけですよ、そういうところにはね、豊かさってこういうことだなって。そこ、宿泊施設とかも付いているんですよ。
東:付いてますよね。
森辺:ああいうヨーロッパの農場って見せる農場じゃないですか。日本の農家って、農家!って感じでしょ?
東:そうですね。
森辺:なんかその、うーん、農家!というね。それが、見せる農家でね、これだけ違うんだなというのを思って。
東:南アフリカは、結構、CMの撮影とかにも。
森辺:そうそう!
東:皆さん、知らないだけで。
森辺:うん、映画でね。
東:結構、消費財の役員さんに言うと、うちも行ったよみたいな話をされますもんね。
森辺:うん、そう。結構、日本が冬のときに向こうは夏だし、日本が夏のときに向こうは冬だし、もう景色がいいから。
東:景観はきれいですよね。
森辺:きれいですね。だから、ハリウッドの映画なんかも、かなり南アフリカで撮影されていて、そんな感じの世界ですよ。あと、ロベン島って有名な、彼が19年間か、投獄されていた島、そこに行って、どういう気持ちで19年間も投獄されていたんだろうみたいなね、そういうのを見るわけですよ、それもなんか考えさせる旅でしたね。
東:それを終えて、ヨハネスブルグ行って。
森辺:そこではねサファリ、ミニサファリに行くんですけど、そこで、なんか僕、サファリなんか初めてだったんですね。動物園なんて小学校か何かのときに親に連れていってもらったのを覚えていますけど、「えー、今さら動物見て何うれしいのよ」と。米倉先生、「象牙だめ、象牙だめ」と言ってるけど、最初、僕、ぶっちゃけね、「いいじゃん、象牙」の印鑑と思っていたの。なんだけど、ゾウが15分に1頭殺されているというのを聞いて、なおかつ、むごい殺され方をしているんですよ。それを聞いて、「もう象牙やめよう」と思って。今は、印鑑は牛。
東:牛。はい。
森辺:でも、牛も可哀そうだなと思って、チタンに変えようかなと思っているんですけど。そんなのを、ゾウ見るんですけどね。それと、ライオンとかね、あ、ゾウはいないの、ごめんなさい、ゾウはいないので。サイとかね、ライオン見るんですけど。ライオンをね、動物園の檻の中じゃなくて、サファリで見るというのが、これ意外にすごくて。俺、小学生かよと思うぐらいに興奮するんですよ。
東:はい。近いですよね、結構。
森辺:かなり近い。2m先ぐらいにものすごい怖い顔しているのね。ライオンと戦うお笑いの人いるじゃないですか?
東:はい。武井壮です。
森辺:武井何とか君ね。彼が、「ライオンと戦うときは、こうやってこうやってこうやって」というのを前に聞いたことあって。いや、無理だろうって僕は実感したのね。
東:(笑)
森辺:そのライオンを見て。意外に大人でもこのミニサファリはね、楽しめる。すごいよかったですよ。その後、プレトリア大学に行って、GIBSで米倉先生の授業を聞いたりとか、日系企業の人の話を聞いたりとか、あと、タシミヤ先生のBOPの研究の話を聞いたりとか、日系企業を視察したりとか、そんなことをやりますよと。あと、ヨハネスでやるのは、商業施設を見にいったりとか、ソウェトの旧黒人地区、居住区とかね、そういうのを見たりするんですけど、そんなことをして帰りますという、そんなツアーですかね。何だろうな、ツアーなんて行く? 普通。
東:行かないですよね。
森辺:行かないよね。俺なんか絶対行かないんだよ、JTB、HISのツアーなんて。
東:そうですね。
森辺:アメリカンエクスプレスのなんちゃらコンシェルジュに電話して、「どこどこ行きたいんだけど、適当にみつくろって」とかって個人ツアーみつくろってもらってバーンと行くとか。自分で飛行機と行先だけ決めて行くみたいな。なんだけど、このツアーっていいんだよね。
東:意外とね。(笑)
森辺:自分たちが普段接しない人たち、それは立場も、役職も、考えも、性別も、いろんな人たちがいるわけじゃないですか、いろんな思いを持った、それが1つのバスに乗り、1つのホテルに泊まり、1つのテーブルで食事をして、1週間団体行動を過ごすというのは、これはなんか昔の部活みたいなね、とかなんかあるじゃん、修学旅行みたいな。
東:(笑)はいはい、修学旅行みたいな。
森辺:なんかそういうのがあって。本当、僕、「あ、団体旅行っていいな」。僕、ほら、こういう性格なので、グルーピーとか無理じゃないですか。「なんだよ」とかね、ちょっと団体旅行とかを斜めから見ちゃう、そういう性格なんだけどね。本当は入りたいのかもしれないんだけど、なんかこう、入れないみたいなね。
東:きっかけがないですよね。
森辺:そうそう、きっかけがないの。
東:そもそも。(笑)
森辺:そのきっかけを米倉誠一郎先生が無理やり「おまえ来い」と言って行って、嫌々ですよ、僕、羽田にバック持って、「あー、超ウザい」と思いながらね。だいたい先生と言われる人たちと一緒に旅行とか、僕、絶対嫌だから。で、行ったら、「意外にいいじゃん」みたいな。しかも、「米倉先生って先生っぽくない!」みたいなね、「なんだ、この人」みたいな、「超ナイスガイじゃん」みたいなね。それで、すっごい楽しかったんだよね。それで、「先生、じゃあ、分かった、手伝います」みたいなので、手伝って、アフリカにお金ばっか使っているみたいなね、そういう感じです。
東:じゃあ、最後に、ちなみにサイトもオープンしているので、ちょっとその告知も含めて、最後に。
森辺:スパイダーのホームページのニュースのところに、「Go!Africa」ってアフリカの告知が出ているんですけど、そこでも見れるし、あと、スパイダーのFacebookでも去年のビデオ、ツアーの様子なんかもビデオで流していますし、あと、僕のFacebookでも去年のビデオとかバンバン流しているので。適当に友達申請してください。僕、怪しい写真じゃなかったら「承認」ってしますので。それで見ていただいて、ぜひ興味のある方は一緒に南アフリカに行きましょう。アフリカビジネス、あんまり関係ないです。楽しみましょう。
東:分かりました。ぜひ皆さん、お申し込みをお待ちしていますということで、森辺さん、ありがとうございました。
森辺:ありがとう…、ごめん、もう1個言っていい?
東:はい。最後に。
森辺:ちょっと忘れちゃった。実は、ツアーに、もしかしたら面白い人が途中で飛び入り参加するかもしれません。
東:分かりました。
森辺:そのヒントは、うちのセミナーに6月6日のセミナーでパネラー、登壇、基調講演する人が特別参加するかもしれません。と言うと、もう2人に1人ですけど。
東:分かりました。(笑)了解しました。
森辺:よろしくお願いします。
東:はい。