小林:皆さん、こんにちは。ナビゲーターの小林真彩です。
森辺一樹(以下、森辺):皆さん、こんにちは。森辺一樹です。
小林:森辺さん、本日のPodcastの内容なんですけども、1月の中旬頃、フジサンケイビジネスアイ紙 特別対談シリーズ「グローバルの流儀」の取材に行ってきました。ちょっと簡単にご説明させていただきますと、「グローバルの流儀」とは、森辺さんがグローバルで活躍する企業の経営トップの方々にインタビューし、その企業のグローバル市場における成功の原動力がどこにあるのか、また、主要な成功要因は何なのか、その企業の魅力に迫る企画なんですけども、1月の中旬におじゃました企業が、飴で有名なカンロ様の取材に行ってきました。行ってみて、森辺さんの感じたことですとか、簡単な感想と、取材をしてみて何か印象に残ったことを教えていただけますでしょうか?
森辺:はい。何から話そうかな…。
小林:カンロ。(笑)
森辺:いろいろあったんだけど、「カンロ飴」ってたぶん日本人なら誰でも知っているじゃない?
小林:はい。
森辺:会社名にもなっているんだけども、「カンロ飴」が醤油がベースでできているというのは、僕はびっくりして、「あー、なるほど!」と思って。日本人の味覚のベースになっているから、そこがすごく日本人が長年好んで食べているんだけど、もともと醤油だったという、それにまずビックリしたというのがあれかな。あと、飴、結構好きで食べるんだけど、「のど飴」ってあるじゃないですか。いろんな「のど飴」が出ているんだけど、いわゆる、ザ・のど飴って言われる「のど飴」、一番最初につくったのはカンロさんなんだよね。
小林:そうですね。
森辺:のど飴ね。「あ、そうなんだ!」というのもビックリしたし。あと、「金のミルク」って美味しいミルク味のキャンディ、僕、好きなやつあるんだけど、「金のミルク」って何っちゅういいネーミングするんだろうって前から思っていたんだけど、なんかうまそうでしょ。金だよ、金と、ゴールドとミルクって全く関係ないのに、黄色のパッケージで「金のミルク」と言われて、この金とミルクの相性。
小林:組み合わせがすごいですね。
森辺:何なんだろうと思って。味しそうじゃない? 「金のミルク」と言われたらね。
小林:うん。何かプレミア感がありますね。
森辺:あるでしょう? 「銀のミルク」よりいいでしょう?
小林:金のほうがいいですね。(笑)
森辺:金のほうがね。「銅のミルク」とかもだめじゃない? 「プラチナのミルク」も何かイマイチで。だから、いいなーと思っていたんだけど、それをつくっているのもカンロさんだったんだよね。
小林:そうですね。
森辺:そんなことじゃないよね、聞いている問いね。(笑)
小林:感想と印象に残ったことを。
森辺:そう、そんな商品と、あと「ピュレグミ」。女の子いっぱい食べているじゃない?
小林:そうですね。女子はグミが好きですね。
森辺:そう。それもカンロさんだったんだと思って。カンロさんって飴とグミ専業のメーカーさんなので、いろんな有名な商品、カンロさんのなんだなというのが1つ印象に残ったんですけど、そんな話じゃないってか?
小林:(笑)よりグローバルマーケティングに。
森辺:近い話ね。
小林:はい。
森辺:社長の三須さんが、すごく三須社長が優しい人で、いろんなことをお話いただいたんだけど、1つ三須社長がおっしゃっていたことで非常に印象に残ったのは、普通ね、このインタビュー企画行くと自社のマイナスになるようなことってあまり言いたがらないんですよ。
小林:そうですね。
森辺:どちらかと言うと、いいこといいことと、広報も入るので、いろいろ調整が入る傾向に、どういう取材でもあるわけなんですけど、三須さんはいきなり自分たちのグローバル展開に関して、「出遅れています」と、「他社に比べたら全然遅れちゃっています」ということをおっしゃっていて。
小林:おっしゃっていました。
森辺:最初から、スタートライン遅れていますよ、負けていますよということを完全に認めるんですよ。その上で、後発なんだと、われわれは後発なんだけども、その後発のデメリットを挽回するために戦略をどうするかということはすごく重要で、それについてすごくいろいろお話いただいたんですよ。後発のデメリットをどう挽回してプラスに変えていくか。三須さんのビジョンって、世界のキャンディNo.1企業を目指すということなんだけども、それを実現するために後発でもやるんだということをすごくおっしゃっていて、それがすごい印象的でしたね。
小林:そうですね。オフィスもすごいカラフルでポップで可愛らしくてすごい。
森辺:そうね、女子高生みたいな感じでしたね、エントランスとかね。
小林:そうですね。(笑)
森辺:楽しい職場という感じがしましたね。
小林:そうですね。こちらの取材内容の掲載、紙面の掲載が3月。
森辺:3月。
小林:はい。掲載予定なので、ぜひ皆さまお楽しみになさっていてください。
森辺:はい。
小林:じゃあ、お時間やってまいりましたので、本日はここまでにいたします。リスナーの皆さま、ありがとうございました。
森辺:ありがとうございました。