東:こんにちは。ナビゲーターの東忠男です。
森辺一樹(以下、森辺):こんにちは。森辺一樹です。
東:森辺さん、前回、ようやく…、われわれからするとようやく出版が見えてきたということで、本の紹介をされていたと思うんですけど、具体的にどんなことを、あまりここだけでは伝えづらいのかもしれないんですけども、ざっくりこんなことを書いているよということをリスナーの皆さんにも共有いただければと思うんですけども。
森辺:そうですね。前回の番組でご案内した通り、日本実業出版社の『基本シリーズ』から出るんですけども、『この1冊ですべてわかる ○○の基本』という、いろいろな経営戦略の基本とか、会計の基本とか、いろいろな基本シリーズがあるんですけど、それで『この1冊ですべてわかる グローバル・マーケティングの基本』ということでグローバル・マーケティングの本を出させてもらっていて、僕の専門分野だっていうこともあって。このグローバル・マーケティングの定義っていろいろなんですよね。ただ、やっぱり僕が1つ大きく定義として思っているのは、世界のニーズに応えて利益を上げていくことだということで、いかにそれを実現するかっていう、その方法論をまとめさせてもらったというのがこの『グローバル・マーケティングの基本』で。章の話とかしちゃうとちょっとまだ出版社的に問題があるのかもしれないんだけど、この放送が。
東:そうですね、まだ。
森辺:出版後だからたぶんあれだと思うんだけど、簡単にお話をしていくと。日本が今置かれているグローバル競争の現実とか、日本がなぜなかなかグローバル展開で、生産拠点としての海外展開は成功したのに販売拠点としてというか、市場としてグローバル、特にアジア新興国市場を狙ったときになかなかうまくマーケットシェアを獲れていかないのかみたいな、家電の失敗が散々あったと思うんだけども。特にこれ、B2CとB2B両方の製造業に向けて書いている本なんだけども、例題は圧倒的にB2Cで今回まとめさせてもらっています。なので、B2Bの方は自分たちの事業に置き換えて考えてもらったらいいと思うんだけども。いろいろなB2Cの例を用いながら日本企業の過去の失敗がどうだったかみたいな話から、じゃあ、それを成功に変えるための戦略づくりってどうやればいいの?という話。特に戦略の中でも販売チャネルどうやってつくったらいいんですかとか、販売チャネルのつくり方、それをかなり参考書のようなかたちで具体的に図解をたくさん入れて、事例をたくさん使って書いているので、結構いろいろな会社の実名も出しているんですよね。なので…、まずいことは書いてないですけど、もちろん。
東:(笑)
森辺:お客さんのこととか、守秘義務がありますから。なんですけど、非常に面白い本になっているんじゃないかなというふうに思います。
東:分かりました。引き続き、そういったかたちで内容のほうは、リスナーの皆さんにも、出て、できれば手に取っていただきたいと思うんですけれども。
森辺:出たらもっと詳しく、たぶん本を見ながら話せると思うので。
東:そうですね。はい。
森辺:あと、お願いは、Amazonでたぶん事前予約とかされるので、ぜひ1冊お願いします。
東:(笑)
森辺:定価がおそらく2,200円(税込)と。
東:高いですね。(笑)
森辺:なんかね、グローバル・マーケティングの本はそういうものらしい。
東:そうですね。(笑)
森辺:基本シリーズ、もともと高いんじゃないかな。1,000…。
東:1,700~1,800円ぐらいですもんね。
森辺:そうそう。なんですけど、グローバル・マーケティングと言うと、それぐらいするらしくて、ほかのグローバル・マーケティングの本も2,000円超えているらしいので。僕は「安く、安く」と言ったんですけど。ぜひAmazonで。
東:ポチッと。
森辺:ポチッとやっていただきましたら、わが社に来ていただいたときには美味しい炭酸水とコーヒーをお出ししますので。
東:(笑)
森辺:よろしくお願いいたします。
東:分かりました。あとは何かお伝えしておきたいことはありますか?
森辺:あと、本はね…。皆さん何聞きたいですかね。本は、だから、前回お話した通り、「書くの大変ですよ」ということと、「神が降りてこないよね」という話しましたよね。そうそう、これから本当に毎年1冊書いていこうと思うんですけども。やっぱりセミナーをやっていてアンケートとかを見ていると、話していることと配っているプリント、プリントって古い言い方だ、パワーポイントの評価は非常に高いものがあるので、それをまとめて本にしていくということも今後していきたいと思うし。もう少しちょっと、万人が読んでも面白くなるような、それでいてグローバル・マーケティングみたいな、そんなところもちょっと考えながら書いていきたいなと思っているので。芥川賞を狙っていきますので、これから。
東:(笑)
森辺:皆さん、ぜひご期待ください!
東:分かりました。
森辺:毎年1冊出していきますので。
東:分かりました。今日は森辺さん、ありがとうございました。
森辺:ありがとうございました。