森辺一樹(以下、森辺):皆さん、こんにちは。森辺一樹です。今日も引き続き、私の私的なシンガポール旅行のお話をしながら、うまいことグローバル・マーケティングに近しいところに持っていけたらなというふうに思うんですが…。
今日はね、前回に引き続き、シンガポールのIT化がものすごいと。このコロナでね、さらにIT化して、もともと最先端をいっている国だったわけなんですけども、さらにデジタルトランスフォーメーションがすごくて。やっぱり合理性の追求が徹底していますよね。ガムを噛んでいると、僕が住んでいたときも、ガムを噛んでいて、ガムをペッペッとやると道路にいっぱい汚いのがつくから、ガムだめという法律をつくって、それを速攻で施行させちゃうみたいな、そういう国ですから。淡路島ぐらいの小さな国だし、人口も500万~600万人だったかな、の国なので、そういうことが容易にできるわけですけども。なかなかね、日本だとそうはならないんだけど。でも、その強いリーダーシップというか、合理性に向かって進んでいく姿というのは、日本も少なからず学んでいく必要があるのかなというふうに思っているんですよね。
とにかく便利だったので、買い物をしたときのね、税金が、税金分戻ってくる、5.何%かな、5.6%かな、タックスリファンドも、空港に行くとマシンが置いてあって、パスポートを読み込んで、バーコードをピッてやると、はい、ピッてクレジットカードのお金が戻るみたいな、これは前からそうなっていたんですけど、マシンが進化していて、さらに便利になっていて人がいませんみたいな。
実はシンガポールに行ったときに、私的なツアーだったんだけど、会いたいお客さんがいて、2年ぐらいずっと会ってなくて。でも、ずっとお仕事頂戴していてすごく、もう18年ぐらいお世話になっているのかな。本当にいい人というか、いい会社で。仕事をしていて気持ちいい人。もう最近ね、仕事していて気持ち悪い人…、気持ち悪い人と言ったら失礼だけど。(笑)仕事をしていてやっぱり気持ちいい人とずっと仕事をすることになりますよね。若いときはね、どんなパワハラでも、どんなあれでも耐えていってね、やってきましたけど、20代30代。40代になってくるとね、やっぱりいろんなところが合わないとなかなか、嫌だなというのがね。あまりこんなことを言っちゃいけないですけど、でも、それがもう本当に合うお客さんの人がシンガポールに今住んでいて。僕はミーティング、打ち合わせをしに行ってきて、その人とランチ食べて、その中で聞いたんですけど。
コロナになって、もうコロナの感染とかが全部「TraceTogather」というかな、今はもうないんですけど、「TraceTogather」というので全部トレースされるので、何から何まで分かると、自分がどこでどう感染して、どうなってとか。もちろんなんですけど、税金から何から全部一緒になっているので、1つのアプリで全部が完了するみたいなのがあるらしくて。日本のマイナンバーカードみたいな話なんでしょうけど。こういうものの導入が、人口もね、何百分の1なのでね、速いのは速いんでしょうけど、徹底されていて便利だなという、日本もマイナンバーカード、なぜ導入しないんだろうなとかって、「個人のプライバシーが」とかって言っている人たちもいるみたいですけど、全部預金が見えちゃうみたいな。「いや、別に脱税してなかったら、別に見られてもいいじゃない」というね、数千万の年収でごまかしようもないし、何十億ももらって、すごい脱税していますよみたいな人だったら、それは嫌がってもいいんでしょうけど、われわれみたいなね、普通の一般人は別に隠すものもないからプライバシーもくそもないんじゃないかなって、僕は勝手に思っているのでね、「どうぞ見てください」と思っているので、マイナンバーカードも全部登録して、「銀行口座も見られているから嫌だ」とかって言う人いますけど、「どうぞ見てください」という感じなんですけど。便利だなと。今でもマイナンバーカード、コンビニで住民票が取れたりね、納税証が取れたりするので、これは便利だなと思ってあれしてますけど、そういうものがね、非常にパンパーンと浸透しているというね、お話を聞いて、さすがだなというふうに思いました。
その人がね、もう1個言っていたのは、僕、シンガポールに行ってからやたらカメラが気になっていて、どこへ行ってもカメラに見られている感じがするんですよね。道を歩いていても、空港にいても、ショッピングセンターに入っても、どこにいてもカメラがあるんですよ。その話をしたらね、「もう完全に個人の特定ができていると思いますよ」ということを言っていて、これも良い悪いあると思うんですけどね、結局、犯罪をシンガポール国内で犯してしまうと、その人の顔認証でその人が今どこに逃亡しているかというのが全部トレースできるような状態はもうできあがっているっぽいんですよね、シンガポールのあのカメラを見ると。だから、もともと犯罪はないんですけど、そういうことができない仕組みになっているというね。どんどん、どんどん、こういうふうになっていくんでしょうね、世の中ってね。これが良いのか悪いのか、ちょっと僕には分かりませんけど。でも、犯罪がなくなるという意味で言ったら良いんでしょうね。別に悪いことをしなければ、それが見られていてもね、別に僕はあまり気にならないですけどね。管理する人たちが悪い人だとね、それはまた困る話なんでしょうけど。いろんな議論をしてもらって、良い世の中になっていったらいいなというふうに思いますけど。シンガポールなんかはそういうふうになっているということだったので、さすが、合理的なものには突っ込んでいくという、その姿勢が相変わらずすごいなということをちょっと感じていました。そんな話をして、その人と楽しい時を過ごして、それでまた家族のもとに戻っていったわけですけども、いろんなね、情報を聞けてよかったなと思って。
あとね、妻のお友達にも会ったんですよね。建設関係の仕事をしている人で、シンガポールに住んでいて、建設系の業界の話もいろいろ聞いたりとかして、非常に楽しいあれで。向こうにもね、友達がいるので、そんな人と会いながら、いろんな情報を得て帰ってきたという、そんなツアー、ツアーというか、私的な旅行でございました。
すみません。あまりグローバル・マーケティングに関係のない、シンガポールツアーの話でしたけども、そんなことで懐かしい国に行って楽しんで帰ってまいりましたので、仕事に集中をしていきたいと思います。今日はこれぐらいにして、また次回お会いいたしましょう。