東:こんにちは。ナビゲーターの東忠男です。
森辺一樹(以下、森辺):こんにちは。森辺一樹です。
東:森辺さん、久しぶりに。
森辺:東さん、久しぶりです。
東:年末…、もうそろそろ年末ということで、2022年も終わると思うんですけど、この1年を振り返って、どうですかね?
森辺:これで最後だよね、今年2022年の放送最後で。今年の振り返り、またなんとか生き残りましたというのがまずはあれかな。生き残ったという言い方をしているけども、意外にコロナ禍になって焦ったのって2020年の前半ぐらいで、そのあとは順調にお客さんに支えられながら成長している感じがあるので、今年は比較的安定していたんじゃないかなという気がしていますかね。ただ、来年以降またちょっと様子が変わってきそうなので、うちの中国側の社員の子に聞くと、デモがあったじゃない?
東:はいはい。
森辺:それで、0コロナ政策をやめて、そしたらやっぱり中国製のワクチンはあまり効いてなくて感染をしていないから、結構感染し始めて、逆に大騒ぎになって、「0コロナやっていたほうがよかったじゃん」みたいな声が挙がっていると言ってね。
東:結構、混乱しているんですね。
森辺:混乱しているみたいだよね。だから、これが慣れて、「なんだ、こんなものか」で慣れるのか、それとも2020年の世界中が混乱した状態が、中国はまだ未経験だよね、あの経験はね。
東:そうですね。
森辺:だから、それが来てしまって、また中国経済、世界のどれぐらい、10何%を占めていると思うから、そうなってしまうのか、ちょっと不安だよね。
東:そうですね。
森辺:アメリカは景気が悪くなるっていうし。だから、新たな備えをしていかなきゃいけないので、日本国内の事情とか海外の渡航の事情で言うと、今までみたいな渡航制限で行けないということはないけども、景気がちょっとどうなるか読めないところですよね。
東:特に中国は結構、来年前半はなかなか読めないですね。
森辺:難しいだろうね。もう行ってないよね。東ちゃんとかも、どれぐらい行ってない?
東:3年ぐらい行ってないですね。
森辺:もう行ってないよね。2020年、21年、22年、まったく行ってないもんね。うちの中国の子たちも、省をまたぐ移動が大変とかね、行けないことはないんだけど、いちいちややこしいという話だから、そういう意味では結構しんどいけど。でも、逆にWeChatを使ってうまくセールスをやったりとか、いろいろ工夫しながらやっているよね、中国のほうもね。だから、まあまあ、そうだね、そんな感じで、そうですね。
東:一方、東南アジアはどうですか? 森辺さん。
森辺:東南アジアは、もう気にしてないよね。 ベトナムも、もう基本的には入国に関してはなんらないですもんね。
東:そうですね。制限ないですもんね。
森辺:ワクチンを打っているとか打っていないとかも関係ないし。そんなことを言っていられないんだろうね。シンガポールももう事前に全部オンラインで登録して、ITが進んでいるから、全部ピピピピピで済むよね。誰がどこにいるかとかも全部分かっているみたいね。
東:そうですね。
森辺:町中にカメラが増えていて、すごいなと思ったけども。シンガポールもOKでしょう。インドネシアだってOKでしょう?
東:そうですね。
森辺:フィリピンももうOKでしょ。タイもOKでしょう?
東:そうですね。
森辺:だから、ASEANは全然問題ないんじゃないかな。正直な話、ここ5年ぐらい見てても、やっぱり日本企業の中国離れというか、どちらかと言うと中国は中国で現状維持でやるんだけども、やっぱりASEANへのシフトが顕著に感じるここ5年ぐらいなので、ますますASEANは盛り上がって、特にVIPが盛り上がってくるんじゃないかなという気が。そこをクリアしないとインドに行けないですからね、日本企業はね。
東:そうですね。
森辺:なので、そんな状況だよね。東さんもあれでしょう…。もう5分だね。
東:はい。
森辺:時間経っちゃったけど。つい最近、ナイロビから帰ってきたんでしょ?
東:そうですね。
森辺:ナイロビはどうだったんですか?
東:でも、普通…。南アフリカと似ていますよね、やっぱり。
森辺:あんまり気にしてない?
東:気にしてないですね。マスクをしている人は誰一人いないという。
森辺:いないんだ。アフリカ人も感染するよね?
東:すると思いますけど。
森辺:そんなものよりもっと怖いものはいっぱいあるという話なのかな。
東:ドバイでもしている人はいなかったですね。
森辺:いなかったよね。だから…。
東:日本だけですよね、こんなにたぶんしているのって。
森辺:そうだよね。なので…。そうそう。今ね、ちょうどね、親戚がアメリカから3世帯来ていて、家が大変なことになっているんだけど。アメリカ人がね、「日本は街でみんなマスクしているね」と。
東:そうですね。
森辺:「あれは、よく考えると意味なくないか?」と。「いやー、俺もずっとそう思ってるんだよ。ずっとそう思ってるんだ」と言ったら、「あれ、怖いの? コロナが」「いや、怖いんじゃない。ただ、みんながしているからしているんだ。あと、暖かいんじゃない」と、「そうか」と言って不思議そうな顔をしてね、言ってましたけどもね。そうだよね。
東:アメリカもしていないですもんね。
森辺:うん。もう疲れた。コロナ疲れだね。感染したよね? 東さんね。
東:しましたね。
森辺:僕から移ったっていう可能性は非常に高いんだけど、僕は最後までPCRを受けなかったから、本当になったのかどうなのかというのはちょっと分からないけど、一晩熱が出たという事実はあったのでね。そうだね。そんなあれでしたかね。
東:分かりました。
森辺:振り返りだよね。
東:はい。
森辺:そんな1年でした。
東:では、最後にリスナーさんに向けて。
森辺:ちょうどわれわれの会社は来年1月で10周年、SPYDERは10周年を迎えるんですよね。この番組を東さんが「やろう!」と言い始めたのが、たぶん会社は2012年ぐらいから下準備して13年1月に設立して、もう14年ぐらいには始めていたのかな。15年ぐらいかな、14年15年ぐらいから始めていて、もうすぐたぶん1000回の放送になるんですかね。これだけ長く続けてこれたのも、ひとえにリスナーの皆さんのおかげだと思っておりますので。アクセス数もね、ずっと見ていて、本当にたくさんの方に登録してもらって、聞いてもらって、ダウンロードしてもらって、ありがたいなというふうに思っておりますので、「これからも良い番組づくりをしていきたい」と毎年言いながら、結構アドリブになってしまっていて。(笑)
東:(笑)
森辺:でも、「そのアドリブがいい」と言ってくれる方もいらっしゃるので、こんな感じでやっていくと思いますけども、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。皆さん、良いお年をお迎えください。
東:では、森辺さん、今日はありがとうございました。
森辺:ありがとうございました。