森辺一樹(以下、森辺):皆さん、こんにちは。SPYDERの森辺です。今日は、話すネタがなくて、グローバル・マーケティングの話ではちょっとないかもしれないんですけど、ゴルフのクラブを買ったので、その話をてもよろしいですかね。(笑)
20年ぶりなのかな、25年ぶりぐらいにゴルフクラブを買いまして。僕のこのSPYDER INITIATIVEという会社の前に、僕は、もう売却してしまったんですけど、創業した会社があって、その会社のときに、その会社のときのパートナーがね、当時のパートナーが選んでくれたゴルフクラブをずっと長く使っていて。僕は社会人になって1回会社勤めをしているんですけど、そのときは北海道に勤務していてね、東京から北海道に飛ばされて。北海道と言ったら、今思うとめちゃめちゃゴルフいいじゃないと思ったんだけど、当時はね、ゴルフなんか全然ダメで、やらなくて。その前のね、1つ目の最初の創業した会社で、中国で創業したんだけども、そのときに中国でお客さんとゴルフに行く機会があって、ゴルフクラブを揃えたと。最初ね、当時の中国のゴルフ場って、レンタルクラブがあるんですけど、偽物のクラブをいっぱい貸しているんですよね。もう、ものすごい偽物のクラブでも全然OKで、普通にいいじゃないとかって思っていて。でも、お客さんにゴルフクラブメーカーとかボールメーカーとか、当時は広東省でいろいろつくっていたりもしていたので、「これはやばいな。偽物を使っている場合じゃないな」と思って、当時のパートナーに選んでもらって買ったというのが最初のゴルフクラブで、それをね、スチールシャフトのをずっと使っていて。
ゴルフもね、僕はあまり好きじゃなくて、特に日本でゴルフをやるのが好きじゃなくて。なぜかと言うと、1日つぶれるからという理由で。もう最近はね、土日はもう僕は子どものために時間を使うので、絶対ゴルフとか行かないので、平日しか行かないんですよね。なんですけど、そんなことを言ってられない時代、平日は仕事でしょみたいな時代が、僕も若かりし頃、20代30代のときはそうだったので、そのときはやっぱり土日にゴルフに行くわけですよね。そうすると、まず、1日無駄になる。気を遣う。あと、やたら日本人ってね、別にヨーロッパのジェントルマンに比べたら全然ジェントルマンじゃないのに、ゴルフ場に行ったらやたらジェントルマンぶるじゃないですか。それがもう、僕は違和感がすごくあって、嫌だったんですよ。ハイソックスじゃなきゃダメとか、ジャケット着なきゃダメとか、特にゴルフ場のルールみたいな、「会員権持ってます」みたいな、「会員です」みたいな、そういうのがすごい嫌で、それであまりゴルフ行かなかったんだけども。
20代30代のときにね、ある経営者クラブの社長さんがね、すごくコンペに誘ってくださって。今思うと、当時はね、本当にぎりぎりでなんとか間に合ったりとか、本当にご迷惑をかけた。あんな、よく怒られなかったなと。コンペなのにね、「はい、4人でスタート」というところの3人目打ち終わったところに坂の上からカートでぎりぎり間に合って入るみたいなね、しかも一番下手なくせにみたいな、そんなので、他人のボールを打ちそうになったりとかね。でも、温かく見守ってくれて、そういう自分より格上の経営者と一緒にゴルフを回らせてもらって。今こうして振り返ってみると、「あー、あれがなかったら、今、結構、恥ずかしい思いしてたかな」。今は別にゴルフ誰と回ってもね、腕は恥ずかしいけども、マナー的にはあまり恥ずかしくないので、今思うと、あのジェントルマンぶっている感じとかも重要だったねというふうに思うので。ゴルフはね、やらないならもうやらないでいいと思いますけど、やるんだったら、結構、頑張ってやってもいいんじゃないかなというね。
あと、ちょっとクラブを買ったのと全然違いますけど、ゴルフをやって仕事になったことなんて1度もなくて。(笑)仕事を得たことなんて1度もなくて。基本的に仕事獲りに目的でゴルフに行かないんだと思うんだけど、若いときはそう思っていて。でも、ゴルフして仕事があれすることはなくて、いつもお世話になっているお客さんとゴルフをして懇親しましょうというのがたぶん一番の目的で。僕、だから、あまり、本当に楽しんで、好きなお客さんと長いこと時間を過ごすの好きだ…。好きなお客さんじゃないと好きじゃないじゃないですか。だから、そういう意味ではこっちから誘ったりしますけど。広告代理店さんのベタベタゴルフみたいな、そういう感じじゃないですけどね、たまに行きますと。ゴルフ好きのお客さんで、一緒に行きたいなと思うお客さんを誘って一緒に行ったり。誘われたりもしますし。そんな感じでずっとゴルフをやっていて。だから、中途半端にダラダラ長いことゴルフをやっているので、腕はあんまり良くないと。具体的な数字で言うと、「どれぐらいで回るんですか、森辺さん」と言われたら、「まあまあ、100前後ですかね」ってこう、言うんだけども。(笑)100前後だってそもそも大したことないんだけど、100前後っていうことはね、もちろん100切ったこともあるんですよ、1回ぐらい。なんだけどもね、100切るっていうことはほとんどなくて、103とか104とかね、このあと数打のところで100切れないというのが僕の実力。
なんだけども、最近なぜゴルフを新しくしたかと言うと、お客さんでゴルフにはまっているお客さんがいて、2人ぐらいいるんですけど、僕よりちょっと下手だったぐらいだったのに、なんか上手くなりかけているというか、上手くなっちゃっているんじゃないかみたいな感じの情報を得ていて、これはまずいなということで、ちょっとゴルフのスコアが伸びないのはクラブ、道具が悪いからじゃないかということで、ゴルフを買って。僕の前職の、前職のというか、僕が売却した前の会社のね、日本人の1号社員なのかな、彼は。当時、僕、深圳というところに、僕と共同創業したパートナーと一緒に住んでいたんですけど、そのときに深圳大学に行っていた学生が、うちに最初に日本人の社員として入ってくれて。彼がね、もう、そのあとね、いろいろ点々というかな、何社かいろんなところで働いて、今はユーチューバーになったんですよね。ゴルフ系ユーチューバーというんですかね。「ゴリラーマンゴルフ」とかって言うんですけどね。その彼がね…、彼は実名でやっているから名前を言っていいと思うんだ、上田君って言うんだけども。ゴリラーマンゴルフ、ぜひチャンネル登録してあげてください。彼にLINEで「上田君、何買ったらいいかな」と、「もう、PINGのG440一択です」みたいな。「シャフトはどうしたらいいかな」と、「もう、森辺さんごとき、Rで十分です」みたいなやり取りをして、彼の言うがままフルセット一式買って、今度5月かな、デビュー戦に行くという感じで。少しね、ゴルフちゃんとやってみようかなと思うんですよね。うちの親父もゴルフまだやっているし、義理のお父さんもね、ゴルフ好きだし、まあまあ、ちょっと遅いかもしれないんだけども、やってみようかなと、「もしかしたら楽しいかも」というね、この心変わりがどこからどう来ているのか分からないんだけども、今までの20年ぐらいの僕の中途半端なゴルフ人生を振り返り、「嫌だったな、ゴルフ」みたいなものとかが、だんだん、「いいな、ゴルフ」みたいなものに変わってきていて。これは年齢を重ねるたびにポン酢の味がたまらなく恋しくなるのと同じように、なぜおじいちゃんはみんなゴルフをやるのかっていうところにね、もしかしたら僕も突入しているのかなというふうなことを考えながら。でも、あのきれいな広いゴルフ場でね、カーンと当たったときの気持ち良さ、なんかどこかのおじいさん、言っていたな、こんなことと思いながら、最近、ゴルフにのめり込みそうな感じになってきております。平日、都内から1時間ぐらいで行けるゴルフ場でしたら、いつでも行きたいと思いますので、ぜひお誘いください。(笑)
って、何の話しているんだという話ですけど、すみません、今日はこんなところにしておきたいと思います。皆さん、また次回お会いいたしましょう。