森辺一樹(以下、森辺):皆さん、こんにちは。SPYDERの森辺です。実は2日前にサンフランシスコから帰ってきて。ちょっとね、10日ぐらい行ってたんですけど。僕の仕事というよりかはね、妻の仕事があって、ちょうど先週、先週というか、これがいつ放送されるのかあれですけど、SalesforceのDreamforceというイベントがね、年に1回あるんですけど、それに妻が行かないといけない用事があって。うちの子どもがたまたまその週、10月の13日の週だったかな、フォールブレイクとか言って1週間学校が休みだったんですよね。じゃあ、妻が子どもを連れてサンフランシスコへ行って、サンフランシスコに妻の妹がいるのでね、そこに子どもを預けて仕事をすればいいねなんて思っていたら、子どもが「パパも来て!」と言って、「僕がキッドナップされたらどうするの?」とかって言って、まだ6歳なんですけど、そんなことを言うので、「来て来て」と言うので行きましたと。ちょうど日本もアメリカも月曜日が祝日だったのかな。なので、正味4日会社に行かずに、ただ、今はもうリモートでね、何でもできるので、特に仕事には支障は出ていないと思うんですけど、行ってきましたよと。多少ちょっと時差ぼけですけど、まあまあ行ってきたと。僕、出張って結構アジアが多いというか、ほとんどアジアが中心で。中東とかアフリカとか南米とかありますけど、基本は中国、ASEAN、インドなんですよね、皆さんご存知の通り。そうすると、時差は最大2時間と、飛行時間も7時間半ぐらいがおおよそのMaxなので、4時間5時間ぐらいで行ってしまうところもあれば。そんなあれなので、久々に11時間飛行機に乗って、時差でというのがあれだったんですけど。でも、アメリカ、サンフランシスコに久々に行って、親戚の家に泊めてもらっていろいろ感じたことがあったので、それをグローバル・マーケティングと紐づけて、ちょっと今日は話せたらなと思ったんですけど。
アメリカの家なのでね、大きな家ですよね。僕ね、出張の宿泊ホテルは、何でもいいんですけど、寝るだけだし。ただね、1つだけ、どんなに高級なホテルでも、TOTOかINAXのウォシュレットだけ、ついてるトイレがいいと、なんなら安いホテルでも、ウォシュレットのついてるホテルのほうがいい、みたいなのがすごくあって。そうすると、結構ね、日系のホテルとか、グレードは少し下がるんだけど、みたいなところに泊まることも結構多くて。でも、やっぱりトイレって僕ね、皆さんもそうだと思うんですけど、いまどきウォシュレットのついてない家ってたぶんないと思うんですよね。絶対、ウォシュレットついてるじゃないですか。学生の一人暮らしのアパートとか言ったらそれはついてないかもしれませんけど、普通にウォシュレットついていて。もう、ウォシュレットを使わずに用を足すっていうのがね、もう僕は無理なんですよね。当然、僕の妻の妹はね、旦那さんがアメリカ人ですけど、妻の妹は日本人なので、家にウォシュレットが装備されているわけですよね。ああ、良かった。なぜホテルじゃなくて、そこに泊まったかと言ったら、ウォシュレットがあるからっていう。(笑)それだったんですけど。
でも、その旦那と話していたら、ちょうど家の改装をして、すごくお金がかかって、やっぱりウォシュレットを1つつけるにも1,000ドルぐらいするらしいんですよね。僕も、なぜアメリカ人はね、このウォシュレットの良さ…、公衆トイレでウォシュレットなんか絶対ついてないので。なぜだと言ったら、やっぱり誰もが1,000ドルのウォシュレットを使えないということを言っていたんだけども。それで僕はね、日本のトイレ、これにはまだまだ可能性があるなと思っていて。世界中のトイレを使うとね、ウォシュレットもどきみたいなのもあるんですよ。ヨーロッパとかへ行ってもね、なんかダイヤルひねるとウォシュレット的なやつがシューッと出てきて一応洗いますみたいなやつとか、あと、便器みたいなやつがもう1個隣にあって、それで洗いますとか、そういうのはあるんですけど。でも、やっぱりTOTOのトイレとか、僕、家のトイレとかね、入ると勝手に蓋が開いてくれて、そこに座るともう便座は温かく、それで用を足している間クラシック音楽が流れて、それでウォシュレットで洗って、拭いて出ると勝手に流れて勝手に蓋が閉まってくれるという、もう何もしなくていいという。こんな楽なのを覚えてしまったら、もう駄目だと。実家に帰ったときにね、入ったときに蓋が自動で開かない時点で、もうなんか、「あれ? ちょっとこのトイレ、ちょっと新型じゃないな」みたいな。だからなんかね、車の新型を求めるぐらいに便器の新型を求めてしまうぐらいに結構、便器にこだわりがあって。ショールームとか結構行くんですよね。そうすると、もう見事なね、宇宙船みたいなトイレとかあって。すごく高級なレストランとかへ行くと、その宇宙船みたいなトイレが配備されてたりとか、あと、ブティックとかね、超高級ブティックのトイレとかへ行くと配備されてるんだけども。
でも、やっぱりこのトイレって毎日のことなんですよね。そう考えると、僕はこのTOTOさんとかINAXさん、お客さんじゃないので、よく事情は分からないんだけど、僕もこのウォシュレット市場を調べたことはないので。ただ、まだまだポテンシャルのある市場なんだろうなっていうことをすごく感じて。中国製のウォシュレットもどきみたいなのも、いっぱいあるのもよく知っているんだけども、やっぱりこの、何だろうな、この日本の独自の進化というか、これが日本の強みだよねっていう、そういうものをトイレには特に感じるんですよね。日本の良さ、ここは変わるべきじゃない、あれ、ここはこのまま押し通していくべきなところだよねって。何だろうな、日本のミニバンの凄さみたいなね、世界を席巻しているミニバンの凄さみたいな、そんな感覚があって。控え目でいちゃ駄目じゃないかな、トイレ、ウォシュレットみたいなね。もっと攻めたらもっと市場がっていう。僕も、すみません、まだ何のリサーチもしてないので、全然ファクトベースな話じゃないんですけど。でも、いろんな産業を見てきていて、なんとなく僕はそんな気がすごくしてね。サンフランシスコに10日いて、改めてこのウォシュレットのポテンシャル、可能性、この凄さを感じたんですよね。だって、だってさ、人口以上にトイレの数って多いんですよ。ね、世界の人口は70億。70億以上、トイレは絶対あるわけじゃないですか、世界中にはね。いろんなトイレがあるけども。なかなかやっぱり便器すら置けないようなトイレも当然含まれているはずなんだけども。でも、このトイレね、1日3食食べるのと同じように1日何回か行くわけですよね。ウォシュレット、大便ばっかり何回もしている、まあまあ、結構多い人はね、僕も会社でトイレ行くと、この人いつも大便しているなっていう人、会社のトイレで会うので、何回も行く人もいるのかもしれないですけど。でも、毎日のことだしね、やっぱりトイレって可能性あるなってね、なんか思ったんですよね。すみません。なんか変な、どうでもいい話で。サンフランシスコでずっとTOTOとINAXのことを考えてました。
今日の話は以上になります。皆さん、また次回お会いいたしましょう。