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SPYDER Global Marketing Conference 2026開催報告

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森辺一樹(以下、森辺):皆さん、こんにちは。SPYDER INITIATIVEの森辺です。今日は、先日開催いたしました『SPYDER Global Marketing Conference 2026』のご報告ということでお話をさせていただこうと思います。

去年ね、初めてこの『SPYDER Global Marketing Conference 2025』を開催したんですよね。最近ね、すみません、忙しくてできてないんですけど、30人ぐらいの皆さんを集めて私が講師を務めてやるような小規模のセミナーは結構頻繁にかな、四半期に1回ぐらい、もしくは半年に1回ぐらいのペースでここ虎ノ門の、弊社の本社の虎ノ門ヒルズの会場でやっていたんですけど、もう少しちょっと規模の大きなものを開催したいと。私だけじゃなくて、その他の外部からのスピーカーをお呼びしてお話をいただいて、後半、懇親会を通じて皆さん同士での交流もあるような、そんなカンファレンスを開催したいなということで、新興国市場、今年1年、新興国市場の特に販売チャネル周りの最新の知見を皆さんにお届けするような場にしていって、毎年毎年この知見をアップデートしていくようなね、こういうカンファレンスをやっていきたいなと。

当初はね、去年、明治大学の名誉教授の大石芳裕先生にご相談してご協力いただいて、2025カンファレンスを開催することができて大盛況だったんですけど。去年は明治大学の同じく古川教授であったり、原田教授にご講演をお願いして、もちろん大石先生にもご講演をお願いして、少しアカデミック寄りのカンファレンスを開催したと。数年に1度の開催で考えていたんですけど、去年この先生に出会ってしまいまして、これも大石芳裕先生のご紹介なんですが、井原基先生、『アジア新興国チャネル戦略論』、この本に出合ってしまって、井原先生に、どうしても皆さんに井原先生のお話を聞いてもらいたいと思って、今年も開催をしたと。もう1人、出光興産の佐藤俊仁さんのお話も皆さんに聞いてもらいたいと思って今年開催をして。井原先生に基調講演、佐藤さんに特別講演をしていただいたと。

この井原先生なんですけど、この本もそうなんですけど、過去にこの番組でもご紹介しましたけど、非常に緻密な調査・分析をされていて、いろんな企業の事例も出てくるし、すごく先生うれしそうにアジア新興国市場のことを話すんですよね。もう本当にマニアックだし、この先生のね、井原先生の独特のチャネル観みたいなものに僕は魅了されてしまって。意外にいろんな日本企業の事例の話をこの中でするのに、結構ネガティブなこともちゃんと言うんですよね。駄目なところは駄目、良いところ良いというね、結構そういうところも非常に僕は好きで。井原先生の基調講演も非常に良かった。もう皆さん大好評で、名刺交換に列を成していたと。埼玉大学副学長、経済学部の教授ですね、井原先生、僕、今、最もチャネルの最前線の現場に近い先生なんじゃないかなというふうに思いますが、とても尊敬している先生で、これからもいろんな取り組みを一緒にやっていきたいなというふうに思っています。すごく大盛況でした。これからもたぶん、勝手に僕が思っているんですけど、井原先生といろいろやっていきたいと思っているので、また皆さんに井原先生とのいろいろのやっていきたいことをご案内できる日が来るんじゃないかなというふうに思いますけども、それが1点です。

特別講演、出光興産の佐藤俊仁さんにお願いをして。この佐藤さん、マーケターなんですよね。僕、今回はアカデミックから1人、実務から1人ということで出光興産の佐藤さんにお願いをしたと。うちのクライアントの8割は日用消費財、食品・飲料・菓子・日用品等の消費財、FMCGなのに、なぜ出光なの?ということだと思うんですけど、ガソリンスタンドを皆さんイメージされるんだと思うんですけど。出光さんのこの佐藤さんは、もともとP&G出身の方が創業したリサーチ会社にいらっしゃって、そのあと長くユニ・チャームにいたんですよね。ユニ・チャームでインサイトリサーチヘッドまで務められて、そのあと出光興産に移っていますと。出光興産で何をしているかと言うと、B2C向けのエンジンオイルのグローバルマーケティングの責任者なんですよね。僕、今までいろんなマーケターに会ってきましたけど、この佐藤さんほど、佐藤俊仁さんほどリサーチとかマーケティングの重要性を理解した上で、それを戦略に落とし込んで実践まで持っていく、この能力に長けた人に僕は会ったことがなくて。本当に素晴らしい人で、この人の話をぜひ皆さんに聞かせたいなということでね、出光さんにも佐藤さんにも一銭の特はないのに無理やりお願いをしたという、そんな経緯なんですね。また、もっとすごいのが、佐藤さん、海外事業の成功、新興国事業の成功の可否を決めるのがね、僕はもうこの半分はこのマーケターとしてのスキルセットだと思うんですよね。でも、一方でもう半分は何かっていうと、やっぱりリーダーシップだと思っていて。要は日本での実績とか日本でのやり方とか日本での成功体験に全部蓋をして、新興国市場を0からつくっていくということはね、組織の方向性とか、視点とか、向きをガーッと変えていかないといけない。これが成功の半分以上かもしれない、もしかしたら。マーケターとしてのスキルは、もしかしたら4分の1ぐらいで、残りの4分の3はこういう、組織をどうやってそこに向けるかっていうね、この能力かもしれないと思っていて。こういうものが2つとも備わっているのがこの佐藤さんというマーケターで、素晴らしい、尊敬する方です。

あと、出光興産という会社も、皆さん、ガソリンスタンドを連想されるんだと思うんですけど、『海賊と呼ばれた男』のモデルになっている企業で、皆さんよくご存じだと思いますけど、いろんな伝説があるんですよね、戦前戦後の。この会社がある1つの目的とか目標を示されたときに、チームがそこに一枚岩になって突進していくこの力、これね、僕もいろんな企業と関わってきましたけど、ものすごい強いなと、この出光興産のこの一枚岩になって突破をしていこうとしていく力、これに僕は惚れ込んでしまって。青山の出光記念館みたいな、歴史を学ぶようなところがあるんですけど、この一枚岩で突撃していく力はどこから来ているんだろうと思って、僕は出光の歴史記念館みたいな、すみません、ちょっと正式名称は違うんですけど、青山のホンダの元本社の向かい側にガソリンスタンドがあると思うんですけど、出光の、その上にあるんですけどね、皆さんも行けると思いますけど。そこでね、いろんな過去の戦前戦後、欧米メジャーとやりあって、業界にいじめられ、立ち上がり、戦争でもう何もなくなって、本社のビルだけ残っていて、従業員が世界中からね、中国に行ってた従業員とかも戦争で帰ってきて。そのときにその従業員を切らないために何でもやると、仕事何でもやろうと言って。出光の中にね、何かにぶつかったときに、船底へ帰れという言葉があるんですけど、それはどういうことかというと、戦後仕事がないわけですよね。ないんだけども、1つ誰もやらない仕事があって、タンカーの船底にはオイルがこびりついているわけですよね。それを回収するという、危険極まりない、なおかつ汚い、臭い、こういう仕事があって、それを出光がやったなですよ。あんなことができたんだから、俺たち何でもできるだろうみたいなマインドがたぶんDNAとして出光の中にはしっかりあって、僕はそれを感じるシーンを何回も見ていて、この会社すごいなと思って。そういう歴史を見ながら、そういう姿も皆さんに知ってもらいたくて、そういう。だって、これって新興国市場で目標や目的を突破していく上で本当に大切な能力なので、マーケターとしての能力だけでは突破できないので。なので、そんなことをちょっと感じてもらおうと思って、実務家から出光興産の佐藤さんに来ていただいたと。大盛況で、懇親会でももう名刺交換でたぶんご飯食べれてないと思うんですよね、井原先生も佐藤さんもね。なので、すごく良かったなというふうに思っています。

来年もね、またぜひ開催したいなと思っていて…。今年の様子、どんな感じだったかっていうのは、ビデオをつくってくれているみたいなので、ちょっと今回の概要欄にはたぶん載せてないんですけど、載せられないかもしれないですけど、ちょっとこの番組で、次回なのか、その次なのか、その次なのか、そんなに先にならない範囲で動画を流しますので、ぜひそこで見ていただければと思います。あと、うちのホームページに概要欄にリンク貼ってあるかな。当日の様子の写真なんかは概要欄に貼ってありますので、そんなものも見ていただいて。もしご興味があれば、ちょっと来年ね、やるかどうか分からないですけど、できればやりたいなとは思っていますけども。ご招待制なので、製造業だけですけども、製造業に限ってでございますが、ご興味のある方は、うちのメンバーのいずれかと名刺交換をしていて、製造業だと招待状が届きますと。あと、うちのメールマガジンに登録いただくと招待状が届くようになっていますので、ぜひご登録いただければと思います。

それでは、今日はこれぐらいにしたいと思います。皆さん、また次回お会いいたしましょう。