東:こんにちは。ナビゲーターの東忠男です。
森辺一樹(以下、森辺):こんにちは。森辺一樹です。
東: 森辺さん、いよいよPodcastが1000回を迎えるということで、久々に収録をしているんですけども、いかがですか、1000回を迎えるにあたって。
森辺: 東さんは、二人でやるのがまた久々で。
東: そうですね。
森辺: 最近ちょっとひとりPodcastになって。1000回は感慨深いものがあるなという。
東: 10年ぐらいですね。
森辺: そうですね。東さんが「これやろう」と言いだして、ちょうど10年だもんね。このSPYDERが10年でしょ、今ね。
東: はいはい…。
森辺: だから、このSPYDERを新しく立ち上げたときにPodcastをやってるから、そう、10年なんだよね。
東: そうですね。
森辺: よくもまあ、こんなマニアックな番組を10年やってきて、それなりに聞いてもらってるわけじゃないですか。
東: そうですね。
森辺: だから、本当にリスナーの皆様に支えられてね。これ、誰も聞いてなかったら、10年こんな面倒くさいことやりませんからね。だから、そういう意味ではありがたいなと、10年続けてこれてね。今のところ、これは引き続きやっていきましょうみたいな流れにはなっているので。
東: そうですね。
森辺: また次の10年、何か工夫もいろいろしていかなきゃいけないなと思ってね、いつも業務に追われてね、あんまりあれですけどもね。何か変えていかなきゃいけないなというのもちょっと思いながら1000回を迎えているという、そんな心境でございます。
東: 最近はどんな活動をしているかっていうのは?
森辺: 最近…。SPYDERとしては変わらないですよね。東さんがなかなかナビゲーターとして毎回出てこれないということは、会社が忙しいということなので、会社は順調に進んでいって。コロナでね、一時期ヒヤッとしましたけど。
東: そうですね。
森辺: まあまあ、結果はよかったので、その後も順調で進んでいますよと。やっぱりASEAN、グローバルサウスを中心とした新興国市場のチャネル戦略と、販売チャネルを中心としたマーケティング戦略まわりのところのご支援に特化をしているので、やっぱり必要なところには必要とされるということが非常に大きいのかな。会社としても、大きくなろうというよりかは、強くなろうということで、ある一定のポイントに対してめちゃめちゃ強く硬くなろうという、そこがやっぱり1つのわれわれのね、目指しているところでもあるので。無駄に成長しないという、それよりも強くなるということのほうが重要な経営指標になっているので、そういう意味では会社はいいんじゃないですかね。
東: はいはい。Podcastを聞いてくれるリスナーさん、結構海外にいらっしゃる方も多いと思うんですけど、森辺さんもちょくちょく去年ぐらいから。
森辺: そうですね。
東: 出張に行き始めて、コロナ前とコロナ後って何か変化があったり、ちょっとそういった、日本にいるリスナーさんもいらっしゃると思うので、その辺は何か感じたことがあれば。
森辺: やっぱりDXが進みましたよね。これはたぶんどの業界でもそうだと思うんですけど。われわれが特に支援している製造業分野でもやっぱりDXは進んでいるし、B2Bってなかなか目に見えにくい部分が多いと思うんですけど、B2Cだとすごく目に見えて分かるので。なぜならば、消費者と小売の接点も、ここのDX化もすごく進んだし、あと、その先ってB2Bになってしまうのでなかなか見えないんですけど、いわゆる小売とディストリビューター、それからディストリビューターとメーカー、ここもすごくDX化が進んでいるので、市場が変わりましたよね。ASEANで言ってもEC化率が急激に上がって、2~3割に上がっていますからね、これ、1桁台だったとか、10何%だったものが、3倍とかに上がっているんですよね。それがどこまで定着するかというのが次の5年10年の課題なんですけど、そういうことを見ても、だいぶやっぱり変わったし。あと、ディストリビューターとの会議がもともとオンラインだったじゃない?われわれね、海外だからね、そんなに頻繁に行けないし。なんでこれを国内でやっていなかったんだろうということをね、すごく気付くので。そういう意味でもオンライン化、われわれの仕事のやり方も変わったというのが1つあるのかなと思いますけどね。
東: では、最後になりますけど、1000回を迎えて、森辺さん、リスナーの方々に一言。
森辺: そうですね、本当に1000回、マニアックな番組ですけど、本当に1000回こうして続けてこれたということは、1つ何かあるのかなと。「継続こそ力なり」という言葉がありますけど、途中でね、何回か、「もうやめようかな、忙しいし」というふうに思った時期もありましたけど。やっぱり1000回を迎えられたということは、リスナーさんあっての番組なのでね、ここで1000回分のお礼をまずは申し上げたいなと。次の1000回に向けてこれから、番組制作といってもね、番組制作に十分な人員を回せる余裕もないので、われわれが走りながら考えてということになると思いますけどね、より皆さんに有益な情報をお届けできたらいいなというふうに思っております。
東: 分かりました。では、森辺さん、今日はありがとうございました。
森辺: ありがとうございました。