森辺一樹(以下、森辺):皆さん、こんにちは。森辺一樹です。
暑い日が続いております。この番組が放送されるのはいつかな。今、7月25日の収録でございますが、とても暑い日が続いております。先日までね、軽井沢にいて戻ってきたんですけど、本当に涼しくて、軽井沢って、エアコン要らないなんて信じられなくて。東京に帰ってきたら、もう24時間、家はエアコンつけっぱなしという状態なので、本当に涼しいなと思って。軽井沢は別荘があって、僕の別荘ではなくてね、僕の義理のお父さんの別荘があるんですよね。いわゆる経営者界隈というか、ビジネス経営者エグゼクティブ界隈に、夏に皆さん軽井沢へ行くんですよね。経済同友会の大きなセミナーもあったりとかして、私がお世話になっているクライアントの社長さんとか、大学の先生とかね、みんな軽井沢へ行くんですよ。若手のいわゆる1つ上がった上場企業のいわゆる経営者の社長さんたちも、皆さん軽井沢に行くんですよね。僕もね、ずっとね、「何が軽井沢だよ。気持ち悪いな」と思っていたんですよ。「別荘、別荘って、なんかいやらしいな」というふうに思ってましてね、「何がそんなにいいんだろう、軽井沢…」とずっと思っていたんですけど。昔ね、若いとき。
そしたらね、実際に夏、7月8月はもうずっと軽井沢で過ごすんですけど、過ごしていると、「なるほど、こういうことか」ということが分かりまして。それはまず気候、気候が涼しくて、エアコンが要らないわけですから、本当に朝晩なんてちょっと寒いぐらいなんですよ。それで涼しいし。あと、ビジネス界隈の人たちは、みんな向こうに夏いるんですよね、実は。だから、そういうセミナーなんかがやられているというのもそうだし、例えばゴルフ場で会うとかね、ご飯食べるところも近かったりするので、そこにまた1つのコミュニティが出来上がっていて、なるほどねと、こういうことなんだという、この軽井沢の構造がよく分かりまして。車で行くと2時間半なんですけど、新幹線で1時間、非常に楽なんですよね。軽井沢にいると言っても、仕事があるといったら新幹線でピュッと戻ってきて、仕事してまたピュッと戻っちゃうというね。だから、本当にお勧めです。土地が安いと。別荘と言ってもね、ピンからキリまであるので、結構、僕の知り合いの若手のビジネスマンなんかは、頑張って土地買って、小さな小屋みたいな別荘を建てちゃってね、そこで住んで、「将来売るんです」なんて言っているような人もいたので、そんなにいやらしいものじゃないなというふうに思う今日この頃です。すみません。余談でございますが、僕もそういえば昔、人が「軽井沢、軽井沢」と言っているときに、「なんだよ、こいつら、いやらしいな」と思っていたので、みんなにそう思われたら嫌だなと思って、なんで軽井沢かをちょっと説明をしてみました。すみません、以上でございます。
今日はね、前回に引き続き、実際に基準値が手に入ったという前提でね、自分たちに何が足りていて、何が足りていないのかということが分かったので、足りていないものを補っていくということをやっていくと。足りていないものを補っていくときに、4Pとか4Cのマトリクスではめていくと、日本企業の多くは販売チャネルが足りていないと。もちろんね、プロダクトとプライスが市場に合致していないというケースは当然あるんですけど、ここがね、自分たちでマーケットを見て、自分たちの製品を見て合わせられないんだったら、これはちょっと論外だと思うんですよね。だって、目に見えるものですよ、両方ともね。しかも、非常に簡単に。だから、ここを合わせていくというのはまさにセンスのところなので、市場が何を求めているかということをしっかり理解をして、それに合ったプロダクトを出せるのに出さないというケースが日本企業は多いんですよね。なぜならば、面倒くさいから。日本で実績のあるものをそのままやりたいというケースが非常に多いので。プロダクトとプライスはニコイチで、プレイスとプロモーションがニコイチになっているので、このプレイス。プロモーションというのはプレイスがしっかりしていないと砂漠に水をまくようなものなので、基本的には投資できませんと。そうすると、やっぱりチャネルが非常に重要で。
日本企業はモノは絶対にいいんですよ。モノは絶対に良くて、値段もね、決して高くない。しかも、僕は1円でも高く売れと思っているので。ただ、やっぱりB2Cだったら、消費者が自分たちの生活に取り込める、取り込めるというのはまさに生活の一部として買い続けることができる価格に設定しないといけないし、B2Bだったら企業がユーザーが許容できる価格帯にやっぱり設定しないといけないので、「品質がいいから高いんです」では、そんな話は独りよがりのI want youになってしまうので、そこは皆さんの努力でやっていくというか。あまりあとから考えてもそんなに問題なくて、やっぱりクリティカルなのはチャネルなんですよね。だから、チャネルについて、じゃあ、何が足りていて、何が足りていないのかということをちょっとお話をしていきたいなというふうに思うんですが、もうすでに6分27秒話していて、軽井沢の冒頭のわけ分からない話でちょっと時間がつぶれてしまったので、すみません。次回その辺りの話をしっかりしていきたいなというふうに思います。
今日はこれぐらいにしたいと思います。また次回お会いいたしましょう。