森辺一樹(以下、森辺):皆さん、こんにちは。森辺一樹です。今日は、ちょっと僕が最近ふと思ったというか、以前からずっと不思議に思っていたことをお話をしたいなというふうに思っています。
どういうお話かというと、印鑑についてなんですけど、印鑑と領収書についてなんですけど。印鑑はだいぶペーパーレス化というか、コロナ禍のデジタル化に伴って最近そんなに聞かないなと思っているんですけど、「印鑑じゃないとダメです」みたいな。最近、「サインでもいいです」みたいな話があるんですけど、結構ひと昔前までは、印鑑じゃないとダメだって言うんだけども、印鑑じゃないとダメ、なんでダメなのかなって、僕の性格がややこしいのかちょっとあれなんだけど、シャチハタじゃダメですとかね、三文判でとか、いやいや、印鑑じゃなきゃダメなんだったら、印鑑証明書付きの実印じゃなきゃダメでしょって思っていて。なぜならば、そもそもその押した印鑑が本当にその本人の印鑑なのかどうなのかっていうことが証明されなかったら、印鑑である必要性がまったくないので、サインだって、シャチハタだって、三文判だって、何でも一緒じゃん、認印でも何でも一緒じゃんと思っていたので、なぜ印鑑じゃなきゃダメだって言うんだろう、この人はってすごく思っていてね。契約書なんかは絶対に実印を押すわけですよね。その実印が本当に僕の実印なのかどうかを証明するために印鑑証明書というものをしっかり出さないと、基本的に大きな契約というのはできないので、それは非常にその通りだと思うんですけどね。
いちいちそんなすべてのものに印鑑と印鑑証明書が必要かと言うと、そうじゃないから、そこまでする必要はないと思うんだけど、だったらサインでいいじゃんとか、だったらシャチハタでいいじゃんと思うのに、「印鑑、なんとかじゃなきゃダメです」みたいなね、そういうシーンが結構世の中にはあって、僕はずっと不思議だなと思っていたんですけど。たぶん言っている本人は、「そういうふうに言え」って言われているからそう言っているだけで、実は「印鑑じゃなきゃダメです」という言葉もね、印鑑というのも実印じゃなきゃダメだし、その実印が本当にその本人の実印かどうかを証明する印鑑証明書がなきゃダメだっていう、この2つがあって初めて印鑑の効力というのは認められるということを分からずに、「印鑑じゃなきゃダメです」と言っているんだろうなと思っていて、それって、うーん、どうなんだろうなってずっと思っていました。(笑)そんなことどうでもいいじゃないかと、おまえがちょっとひねくれ過ぎているんだと思われてしまうかもしれないんですけど、なんかね、僕、そういうつじつまが合っていないことが非常に気持ち悪いというか、見過ごすんだけど見過ごせないというか、そういうタイプでございまして、そんなことをずっと思っていて。
領収書もそうなんですけど、「宛名がないとダメです」って言うところがあって、「宛名がないとダメ」って言うんだったら、その僕がお願いした宛名が本当に僕が属する組織の宛名なのかも証明してっていう、そこまでやってと思っていて。「宛名がないとダメ」、要は「上ではダメです」というわけですよね。でも、僕の苗字、上かもしれないじゃないということもあるわけなので、例えば、じゃあ、「森辺一樹で領収書ください」と言ったときに、僕が本当に森辺一樹なのかを確認してよ、そこまで言うんだったらというね。スパイダー・イニシアティブ株式会社で領収書をもらうときに、本当に僕がスパイダー・イニシアティブの関係者なのか、従業員なのか、取締役なのか、代表取締役なのかということを確認して、そうしてくれるんだったらいいんだけども、「宛名がないとダメです」と言うところが結構あって。たぶん税務署の指導で「宛名のない領収書を発行してはダメですよ」となっているんだと思うんですよね。だって、そうしないと、誰の領収書なのかって、領収書をかき集めて、それで経費計上する人たちだっているかもしれないから、そういう指導でそういうふうに言っているんだと思うんだけども。でも、突き詰めていくとつじつまが合ってなくて。言っている本人は、たぶん意味も分かってなくて、ただ、「宛名がないとダメですと言え」と言われているから、「宛名がないとダメです」と言っているだけなので、そのレジの子には何の問題もないんだけど。
なんだけど、僕はすごく、なんでだろう、なんでだろう、なんでだろうと思ってしまう性格で、いまだになんでだろうと、この2つのことは思っていて。たぶんそうなんだろうなというのが、今、今日お話したことなんだけども、ややこしいですよね。いや、だからといって、僕は別にレジの子に文句を言ったり、「印鑑じゃなきゃダメです」という人に文句を言ったりする、そういうタイプでもないので、ただ、自分の中で不思議だな、なんでなんだろうなというふうに思うということと。あと、僕が仮にレジの人とか印鑑を欲しい側だったら、僕は考えてしまうから、「なんで印鑑じゃなきゃダメなんですか」という理由を指示した上司に聞くし、「なんで宛名がない領収書はダメなんですか、そうしないとお客さんに聞かれたときに、こうこうこういう理由で宛名がないとダメなんですよ」って言えないと困るから聞くなとかって思ったりします。
おまえは何の話をしているんだというふうに思われてしまうかもしれませんが、日々生活をする中で、この印鑑と領収書は、うん、なんでだろうなと思ったので、今日お話をしてみました。以上でございます。また次回お会いいたしましょう。