森辺一樹(以下、森辺):皆さん、こんにちは。森辺一樹です。今日は前回に引き続き、僕の頭の中でモヤモヤと考えていることをまたお話したいなというふうに思うんですが…。
最近ね、僕の頭の中で気になっていることがいくつかあるんですけど、1つはね、7月にね、まだ先なんですけど、移転を、本社を移転するんですよ。今までね、同じビルの中で移ったっていうのはあるんですけど、本当に本社をビルごと移転するっていうのはね、10年、創業以来の話で。レイアウトを決めるのをね、「こうしようかな。ああしようかな。みんなはこういうふうにしたほうがいいかな」とかね、悩みながら決めているというのが、担当者とね、内装のね、1つ、なんとなくだいぶ固まって、今、安心して。僕って決まらないことがあるとね、もう考えてしまって止まらないタイプで、これは本当に良くないなと思うんだけども。なんかね、うちの妻とかってすごくて、何か嫌なことがあったら、そこにカチャッて蓋をするというか、スイッチ切れるんですよね。「うわー、すごいな」とかって思うんですよ。「なんで、あのこと気にならないのかな」と。なので、僕のことをムカつくときとかも、ムカつき過ぎるとたぶんスイッチをカチャッと途中で切っていて、そのスイッチをまたガチャッと入れて突然怒ったりとかっていうのがあって、「うわー、こういうのすごいよな」とかって思うんですけど。僕はなんかね、「Yes or No」って白黒はっきりさせないと駄目で。例えば、ラーメン・チャーハン・餃子セットとかって出されると、まずラーメンを食べてから、餃子を食べて、チャーハンを最後に食べるという、この1個1個片付けていかないと駄目なんですよね。3点同時に食うみたいなのはちょっと無理で。無理っていうか、やれって言われたらできるんですけど、あんまり好きじゃなくて。そういう性格なので、内装が決まらないと落ち着かないっていう。処理が同時に何個もできるって、聖徳太子とかすごいなと思うんですけど、1個1個高速にバーッと片付けていくっていう、そういうタイプで。駄目だなと、こういう考え方というか、こういうことしかできないのは駄目だなと思いながらも、内装がようやく決まって落ち着いていて。社員のみんなとか、こういうふうに、「こういうテーブルのサイズのほうがいいかな、広めにつくったほうがいいかな、椅子はこういうほうがいいかな」とかね、いろいろ考えてね、「ロッカーはあったほうがいいかな」とか、いろいろ考えて、「こういうふうにしよう」ってつくっているんですけどね。この間、取締役の東にね、「こんな感じでどう思う?」と言ったら、「いや、そんな気遣わなくていいんじゃないですか、何でも」みたいなことをボソッと言われて。(笑)あんまりそういうことに興味のないタイプなんですけどね。そう、そんなことを言っていたので、あんまり深く考えてもね。うちは自由出社制度なので、「基本的に社員は出社しなくていいですよ。出社したいときに自由に出社してきてくださいね」という自由出社制度を2020年から導入していまして、どこで仕事をしてもいいと。その代わり、セキュリティ面の担保と、あと、自分のパフォーマンスの担保、この2つだけはしっかりやってくださいねと言って、期初にね、自分たちのパフォーマンスに関しては決めているので、それが期末にどうアウトプットされるかでボーナスが決まるので、基本的にはどこで何をしていてもいいですよという、そんな感じなんですよ。パフォーマンスとセキュリティさえしっかり守ればと。なので、あんまり来ないんじゃないかということを考えると、内装そこまで考えても仕方がないななんて思いながら、ようやく固まったというのが1つですかね。
もう1つはね、何だっけな…。ロゴ。会社のロゴなんですけど、うちのロゴはね、前の会社も僕が、売却した前の会社も僕が創業のときに考えた社名とロゴで、今回のこのスパイダー・イニシアティブのロゴも僕が考えたんですけど。考えたというかね、インスパイアされたんですよね。何にインスパイアされたかと言うと、アイアンマンのトニー・スタークの務めているというか、トニー・スタークが社長をやっている会社がスターク・インダストリーズって言うんですよね、スターク・インダストリーズ。そのスターク・インダストリーズのロゴがスパイダー・イニシアティブのロゴとそっくりなんですよ。ちょっと、スターク・インダストリーズって、画像検索してもらったらいっぱい出てくると思うんですけど。僕はこのスターク・インダストリーズのロゴにインスパイアされて、スパイダー・イニシアティブのロゴをつくったんですけど。インスパイアなので、パクリじゃないです。インスパイアされてつくりましたと。僕なりにこのロゴには意味を込めていて、当時の僕の心境とか、この前の会社をなぜ売却しなければならなかったのか、なぜ、そしてこのスパイダー・イニシアティブを立ち上げたのかみたいなところの意味合いがすごく込められた社名で。「必ずやるぞ」という強い意志のもとつくった社名、ロゴでして。それが10年、11年かな、あれからね、12年目になるんですかね。1つの節目なので、もうロゴをね、今までのこの10年とこれからの10年はまた込める思いもちょっと変わってくるので、また、プロにしっかりお願いしたいなということでね、ロゴを思い切って変えたんですよ。変えたというか、まだ変えてないんですけど。発注したんですよ、デザインをね。じゃあ、誰に発注しようかなって思って。有名なね、そういうデザイナーとかっていうと、ちょっと桁がね、変な桁になっているので当然お願いできないし、中途半端なデザイナーに中途半端な金額を払って中途半端につくってもらうのも嫌だし、誰にお願いしようってすごく悩んだんですけど。うちの創業当時からうちのWebを見てもらっている制作会社さんの社長さんに相談をして、その会社、社長さんのところでお世話になろうと思って。創業期からずっとうちが面倒見てもらっているので、その会社につくってもらったロゴだったら、ある程度僕がイメージを伝えながら、なんとなくロゴに対する愛着も湧きそうだなと思ってね、そこにお願いをして、出てきて。結構、1発目から良くてね、そこに少し僕なりのアレンジを入れながらね、今、この新しいロゴがもうすぐ皆さんに公開できると思うんですけど。
その2つがね、内装とロゴが。「全然仕事していないじゃん、おまえ」と思われてしまうかもしれないですけど。でも、これは非常に重要なことで、ここがね、僕の2つ気になっていることで。それでもう現場はね、うちの頼れる相棒、東忠男がしっかり現場をやってくれているので、僕は「ややこしいので現場に入らないでください」というふうに言われていますので。(笑)ロゴと内装をしっかりやって、セミナーをやって本を書いて、皆さんにお会いするというのが私の仕事ですので、これからも引き続き頑張っていきたいと思います。
ということで、すみません。今日もくだらない話をしてしまいました。私が気になっている2つのことについてお話をさせていただきました。次回は真面目なマーケティングの話をしたいと思います。それでは皆さん、今日はこれぐらいにしたいと思います。また次回お会いいたしましょう。