森辺一樹(以下、森辺):皆さん、こんにちは。森辺一樹です。今日は、5月のセミナーのご案内をさせていただければなというふうに思います。
最近、ほぼ毎月、東京アメリカンクラブで新興国市場向けのマーケティングのセミナーをやっておりますが、前回、4月もね、タイに特化をして、対象が消費財メーカー、FMCGのメーカーを対象に、タイ市場の攻略セミナーを開催して、満員御礼で非常に良いセミナーになったんですが。
今回、5月は、B2Bの製造業向けのセミナーでございます。『アジア新興国市場 - B2B企業のための競争戦略』ということで、「~改めて考える日本企業の競争力~」ということでB2Bの製造業向けですね。これは、いわゆるFMCGの食品・飲料・菓子・日用品等のメーカーのB2Bチャネルとかっていうね、いわゆる業務用とかホレカみたいな、ホテル・レストラン・カフェみたいな、そういうB2Bではなくて、ほんとにB2Bの製造業、それこそ小さなネジをつくっている会社から、部品をつくっている会社、大きな装置をつくっている会社まで、さまざまだと思うんですが、そういったB2Bの製造業向けのセミナーになります。なので、小売の話とかね、伝統小売とか、そういう話はまったく出てこないですけども。ただ、このB2Bの製造業のほうのセミナーにもね、若干名B2Cの方も参加されるケースがあって、つまりは自分たちの事業に置き換えて考えていくということがすごく重要で。基本的に、何だろうな、芯になる部分みたいなところは一緒なので、B2Cの方もね、もしご興味があれば参加されても無駄には全然ならないんじゃないかなというふうに思います。ただ、B2Bの製造業が優先的にお席確保の対象になってしまうので、すみません、ちょっとお席がもしご用意できなかったらあれですけども、B2B向けの競争戦略のお話をします。
どんな内容の話をするかと言うと、ざっとちょっと紹介をすると、海外事業に成功する企業とそうではない企業の差って一体何なんだろうと、この差を学んでいかないと、なかなか新興国市場の取り込みって難しいので。ここで言う海外事業というのは新興国事業になりますけども、基本的には失敗する企業というのは、たった1つの大きな過ちをおかしてしまっていて、ここをちょっと皆さんと一緒に議論をしながらお話をしていきたいなと。私が見てきた中で、失敗する企業というのはもう必ずここがやっぱり足りないという、この1つのポイントがあるので、逆に言うと、そこさえ補ってしまえばそんなに大きな失敗はしないと言い切れますので、そんなお話をまず第1章でやらせていただいて。第2章でね、競合の可視化で具体化される自社の戦略ということで、じゃあ、失敗しない方法は分かりましたと。これさえやらなければ、基本的に大きな失敗はしませんねと。じゃあ、失敗をしなくても、どうやって成功するの?というところで、成功の方法を具体的にするためには競合の戦略を紐解いていくっていうことはすごく重要で、その競合の戦略をどういうふうに紐解いていけばいいのかということのお話を第2章でやって。やっぱり新興国事業って、成功するためには視点ってすごく重要になるんですよね。視点が変わると指標も大きく変わってくるので、第3章では視点のお話を少ししっかりしていきたいなというふうに思っています。
結構、質疑応答の時間も設けますし、コーヒーも、クッキーも、カップケーキも、いろいろ出て、楽しい前向きなセミナーでございますので、ぜひね、東京アメリカンクラブでやるのももう、セミナーはこの5月6月で最後になりますかね。そのあとは虎ノ門ヒルズのほうになると思いますので。年に1回ぐらいね、大きなイベントを東京アメリカンクラブでやってもいいかなというふうに思いますけども、ぜひ皆さんのご来場をお待ちしておりますので、ご参加ください。弊社のホームページから参加できますので。この番組の概要欄にもリンクを貼っておきますので、よろしくお願いいたします。