森辺一樹(以下、森辺):皆さん、こんにちは。森辺一樹です。今日は、本社移転のご案内でございます。すでに6月17日にリリースを弊社から出しております。私、もしくは弊社の誰かしらと名刺交換をしていただいた方にはメールでご案内がいっているかと思いますが、7月1日より、東京都港区の虎ノ門ヒルズ森タワーのほうに本社を移転をしました。創業以来ね、ちょっとフロアがね、前の以前のビルの住友不動産のビルの中でフロアが変わったりなんていうのはあったんですけど、ビルごと移転したのは初めてでございまして、虎ノ門ヒルズのほうに移転をしました。これからも、移転で気持ちを新たに皆さんにより質の高いサービスの提供に努めてまいりますので、引き続き変わらぬご愛顧のほどよろしくお願いいたします。ということで、ご挨拶に代えさせていただきます。
今日は、そのご案内と、なぜ移転したのかということを含めて少しお話できたらなと思うんですが。まあまあ、弊社、少数精鋭と言ったら聞こえがいいですけど、非常に少ない人数でやっておりますので、今も海外のほうがメンバーの人数は多いという中で、国内は非常に限られたメンバーでやっていて。本当に設立が、私が前の会社を売却して、設立、この会社を設立したのが2013年なので、ちょうど11年12年ぐらい経ったタイミングで本社を移転ということで。虎ノ門ヒルズは、もともと以前ね、もうすでに売却したSDIという調査会社が最後入居したのが、私が現役で社長をやっていた最後に移転したのがちょうど虎ノ門ヒルズの手前にある愛宕グリーンヒルズという、これもまた森タワーなんですけど、ここに移転をして。その後、僕は会社を去ることになるわけですけども。
虎ノ門はね、非常に僕にとって意味のある場所で、その前の会社を設立したのが2002年だったんですよね。友人と一緒に中国の深圳というところで設立して。1年ぐらいしてね、すぐさま日本に、大阪に支店を出して、大変な日々を送っていたんですよね。会社もそんなに、何て言うのかな、大変な時期だった、創業1~2年目って本当に、希望に満ちあふれてはいたものの、本当にお金がなくて、お客さんにも困っていたし、東京に出ようと。もともと、僕、大学も東京だし、関東の人間なので、両親は関西人ですけど。それで、ハイエースに仲間と一緒にいろんな事務所のものを積んで、夜中、大阪から虎ノ門目指して走ったっていうね、そんな思い出があるんですけど。そのときに一番最初に借りたのが虎ノ門だったんですよね。虎ノ門のレンタル事務所で、ビュロー虎ノ門というのが昔あったんですけど、ちょうどそれが取り壊されて、その上に建っているのが今の虎ノ門ヒルズステーションタワーなんですよね。僕らが入るのは虎ノ門ヒルズ森タワーという、一番最初にできたタワーですけど、あそこは、虎ノ門ヒルズは、虎ノ門ヒルズ森タワーと、虎ノ門ヒルズビジネスタワーと、虎ノ門ヒルズステーションタワーという3つのタワーからできているんです。あと、レジデンシャルタワーがあるのかな。日本でね、最初に日本法人をつくって登記したのが虎ノ門だったんですよ、前の会社。その前まではね、香港法人、中国法人というのはありましたけど、日本に、じゃあ、拠点を出して、株式会社、日本の会社法上の株式会社にするということでね、ストラテジック・デシジョン・イニシアティブ株式会社という会社だったんですけど、通称SDIというふうに皆さん呼んでいただいていましたけど。そのイニシアティブって、僕が社名もつけたんですけど、このスパイダーもね、スパイダー・イニシアティブという会社で、僕がつくった会社は全部イニシアティブをつけていて、今のところ。この虎ノ門の地というのは非常に僕にとっては重要な場所で、2019年に移転を計画していたんですけど、19年に計画が始まって、20年ぐらいにやろうとしていたんですけど、パンデミックになってね、ちょっと僕も腰が引けてしまって、一旦白紙に戻したんですけど、お陰様で会社の経営も順調だし、とにかく社員の新たな仕事の環境づくりも含めて虎ノ門ヒルズに移転したというのが経緯でございます。
僕、森ビルが本当に好きで、僕、良いものが本当に好きで。マーケティングをやっているせいか、マーケティングのうまい会社、商品とか、ビルもそうなんですけど、すごく好きで、森ビルってやっぱり僕は日本で一番マーケティングに長けたディベロッパーだと思っているので、そういう意味で昔から憧れが強くて。森ビルに移転を決めたという、そんな背景でございます。
うちの会社はね、パンデミックになってから、基本的に完全自由出社なんですよね。毎日会社に来ているのってね、僕ぐらいなんですよ。あとはもう好きなときに来てくださいと。今後もこの方法を変えるつもりもなくて。僕、パンデミックの前の2019年に子どもができて、パンデミックの間、本当に子どもと一緒にいる機会があってね、子どもを迎えに行ったり、公園に行ったり、うちの親父の世代はね、夫は子育て不参加みたいなのが当たり前の時代で、もちろん朝は6時に会社へ行って10時過ぎに帰ってくるので会わないみたいなね、そういうのがたぶん昭和40年代生まれの人たちとか、その前後の人たちって当たり前だったと思うんですけど。やっぱり今はそんな時代じゃないし、こんな子育てに参加できない不幸、仕事のために、こんなのあってはいけないよねということで、完全自由出社制度にしていて。結局、1日8時間働く中で、だらだら8時間働いて50というアウトプットを出す人と、4時間ビシッと働いて100っていうアウトプットを出すんだったら、4時間ピシッと働いて100出してもらったほうが圧倒的に合理的なので、うちは会社から不合理を全部排除するということを決めて1つ1つ片付けていっているので、そんな制度にしているし。ダブルワークも認めていますからね。そんな一環もあって、社員の働く環境を含めて移転をしたというあれでございます。なので、虎ノ門ヒルズに移ったからといって出社を増やそうとかね、そんなことも考えてなくて。ただ、お客さんを迎え入れる場としても会社のオフィスというのは重要だし、社員がたまに来て何か作業をする上でも重要な場だと思いますので、移転をしたという、そんな感じでございます。
でね、あまり大々的に採用活動はやっていませんけども、一応、常時、若干名の採用は通年でおこなっておりますので、現実的にはね、コンサルティングファームか調査会社出身者の30代というのが採用基準になってくるとは思うんですが、もしリスナーの皆さんでご興味のある方がいれば、ぜひ弊社のホームページから問い合わせをしてもらえたらなというふうに思います。
今日は本社移転のお話から、何やらリクルーティングのお話になってしまいましたけども、以上でございます。また次回、皆さん、お会いいたしましょう。