森辺一樹(以下、森辺):皆さん、こんにちは。森辺一樹です。今日からですね、今日からというか、今日初めて移転先の虎ノ門ヒルズ森タワーで収録をしているんですが…。
前回ね、本社移転のお知らせということで、番組で、なぜ移転したのかとか、ちょっと昔の僕の虎ノ門に対する思いみたいな話もさせてもらいましたけど、ちょうどこの回の収録が初めて虎ノ門ヒルズ森タワーでやっていて。まだ数日しか経ってないんですけども、非常にいいですね。移転して良かったなというふうに思います。初日にね、7月1日に移転したんですけど、初日に明治大学の名誉教授の大石先生が、グローバル・マーケティングの権威、皆さんもご存じだと思いますけど、訪問してくださって、12時に来られてね、1番バッターだったんですよね。新しい事務所にグローバル・マーケティングの権威が1番バッターで訪問するって縁起いいなと思ってね、ちょっとうれしくなっちゃいましたけど。お花を持って来てくださって、アンダーズの、上のラウンジで一緒にランチしてお別れしたんですけど、そう、うれしかったなと思って。そのあともね、お客さんが突然来てくださったりとかいろいろあって、1週間がもうすぐ終わるという状態の中で収録をしているという状況でございます。個別にまたお礼のあれを差し上げますけどもね、いろんなお花を贈ってくださったり、プランターを贈ってくださった方々、本当にありがとうございました。会社が華やかになりまして、大変うれしい限りでございます。
今日はね、何の話をしようかなということでね、最近、東と絡みがめっきり減ってしまって、1人Podcast…。(笑)このPodcast番組を最初のほうから聴いてくださっている、10年前から聴いてくださっている方はね、東と毎回2人で出ていたのが、最近全然出てなくて。彼も本当に狂ったように仕事をしているので。(笑)引っ越しの初日にいないのでね、海外に出張中で、まだ新しい事務所に来ていないというね。東のことを知っている方だと、ちょっとクスッと笑っちゃうと思うんですけど。そういう感じの男なので、非常にね、余計なことを言わない、いい男ですけど。そう、東と絡んで何か話をしようかなと思っているんですけどね、彼もいないので、今日は何の話をしようかなと思って考えていたら、ちょうど引っ越しの日取りを決めるのに、なかなか、カレンダーを見ていて、皆さんに、お客さんに案内のメールを出す日とか、だいたい引っ越しの2週間前に案内を出すみたいなのがあるんですよ。7月1日、言ったら「内装工事が6月末ギリギリまでかかります」と森ビルから言われていたので、「7月。じゃあ、1日だね」ということで。いろいろカレンダーを見ていると、カレンダーの下のほうに小さく「友引」とか、「先負」とか、「仏滅」とか、「大安」とか、いろいろ漢字が書いてあるんですよね。もちろんそれは知っているし、だいたいこういう意味だろうなということは分かっていて。あらためて見ると、大安が一番いいじゃないですか。良さそうじゃないですか。大安じゃないっていうことが気になり始めてしまって。7月1日は大安じゃないんですよね。そんなことを気にしていたりとかしていくと、このシステムって本当に不合理だなと思い始めて。僕、「会社から不合理をいかに排除するかということをすごく気にしています」という話をたぶんこの番組でもしていると思うんですけど、とにかく不合理を1個1個取っていかないと、過去の常識とか、過去ずっと継続してやってきたことを、思考が停止してそのままやるのが当たり前になっているので、こっちのほうがいいと分かっていても、まあまあ、今までずっとこうしていたのでこうしましょうみたいな話になってしまう。そういうことをやめましょうというふうにしているって言った手前ね、こんな不合理なことを気にしていてはいけないということで、途中で、いや、僕、そういうの気になるんですよ。本当に気になってしまって、「大安じゃない日に引っ越ししていいのかな」とかって、考えだしたら止まらないんですけど。もう「エイヤー」と言って、それをね、自分の頭の中でイメージするんですよね。もう、そういうものを全部手の中に握りしめて、向こうにポイって投げるイメージをして、頭からバーンと取り払うんですけど。それでね、取り払って、もう考えずに、合理的に一番引っ越しがいい日がいつだろうというふうに、そしたら、内装が終わった次の日だよねみたいな、土日で引っ越しして、1日月曜日からスッキリ業務開始みたいなね、というふうにしたんですけど。本当にカレンダーのこの、ちょっと僕も歴史を調べてないですけども、大安とかね、仏滅とか、これは本当に不合理だなと思って。みんなあんまり気にしていないのかもしれないんですけど、まだまだこれ書いてあるカレンダーって結構あって。情緒的なものをね、歴史的な背景を理解しながら大切にしていくというのは僕も1つ分かるんだけども、なかなかビジネス上は不合理だなということをね、あらためて思いまして。
それで、あと、ついでに法務局に登記の変更を、社労士の先生にお願いを…、行政書士か、行政書士の先生にお願いをしたりとかしていると、書類が令和表記なんですよね。「令和2年って2000何年?」とパッと言われたときに皆さんたぶんパッと出てこないと思うんですけど、これもめちゃめちゃ不合理じゃないですか。昭和・平成・令和って情緒的にはめちゃめちゃ大切、日本人にとってはすごい大切なんだけども、ビジネスをやっているとすべて西暦で統一しないと本当に不合理で。特に海外の人たちと日付のやり取りをするときに、日本だと何年何月何日なので、2024年7月1日とかですけど、向こうだと1日、July、2024年と逆なので、逆表記にしないと、日付が何月何日、例えば8月7日とかっていうのだと、7月8日なのか、8月7日なのか、混同してしまうみたいなのがあって、結構合理的じゃないな、不合理だなということをちょっと考えて。でも、情緒的には大切みたいなふうに思ったので、気持ちは理解をしつつ、大切にしつつ、会社からは不合理なので排除しようということをあらためて考えていた次第でございます。
どうでもいい話ですね。すみません。次回はもっとマーケティングの話をしたいと思います。それでは皆さん、また次回お会いいたしましょう。