森辺一樹(以下、森辺):皆さん、こんにちは。SPYDERの森辺でございます。皆さん、最近いかがお過ごしでしょうか。私は最近、嬉しいようで悲しいという感情に襲われることが多々ある今日この頃でございます。
というのは、僕の息子がもう3月で6歳になるんですけどもね、何と言うのかな、親離れしていくというか、うーん、べちょべちょ感がね、この「パパー、べちょ」みたいなのがね、だんだん少なくなってきているのを日々感じておりまして。「パパ、抱っこ」というのがどんどん少なくなってくるんですよね。昔はね、もう「パパ、抱っこ」と言って、僕が座っていると、背中からこう、後ろから前に首をこう、僕の首に後ろから抱きついてきて、ぺちょーっとほっぺを押し当ててくるっていうね、もう、何だろう、この幸せな気持ちっていうね、そういうのが多くあったわけなんですけど。トイレなんかもね、「パパ、トイレ」って呼ばれて、「いいよ、いいよ、一緒に行こう」と言ってトイレに行くんですけど。「パパ、一緒に入って」と言ってトイレの中に一緒に入るわけですよね。「レオ、頑張れよ」と言って、トイレするのを応援しているわけですけども、最近ね、「パパ、ちょっとそこで待ってて」と言ってね、トイレの外で待たされるわけですよね。終わったら、「終わった」と言って呼ばれて拭きにいくわけですけど。このね、なんかもう、「1人で行ってくる」とかね、最近は自立をしていくわけですね。これが嬉しいんだけども悲しいというね。
僕のね、とある会社のお仕事のお客さんにね、「森辺さん、子ども、とにかく抱っこだけはしておいたほうがいいですよ」と、「もう、死ぬほど抱っこしてあげてください」って、そんなアドバイスを何年か前にもらって、その人すごいいいこと言うなと思ったんですけど。今ね、ある大手のメーカーの取締役に若くしてなっていて。彼は若いときにね、たぶん…。あるプロジェクトでね、ご一緒させてもらって、たぶん彼は若いときにものすごく仕事仕事の時代だったし、子どもと大して時間取れなかったんだろうなと。そんなことも本人もちょっと言っていたと思います。そんな中で大きくなってみてね、ふと思うとね、大きくなってしまうとね、子どもとできないことって、もうね、抱っこなんだと。風呂に入ったりとかね、娘だったら駄目だけど、男とは、息子だったら風呂に一緒に銭湯へ行ったりとか、あと、旅行に行ったりとか、ご飯食べたりとか、大概のことは一緒にできると。ただ、抱っこだけはできないっていうんですよね。「確かに」と思って、成人した子どもを抱っこしてたら変ですから。だから、「抱っこだけはしておいたほうがいいよ」って言われて、「確かにな」と思ってね、僕はね、抱っこ抱っこってずっとやってきてるんですけどね。最近ね、子どもがね、抱っこの回数が減ってきたんですよね。これはまあね、喜ばしいことなんですけど、僕も歳がいってからの子なので早く自立をしてほしいと思って、あまり甘やかしたら良くないなと思ってあれしてるので、うん、嬉しいんだけども悲しいっていう、皆さん、こういう気持ち分かります? 分かりますよね、きっとね。先輩の方々、いっぱいいらっしゃると思うので。なので、今日はね、あんまりこのマーケティングとかアジアとかね、あんまりちょっとしゃべる気持ちになれないんで、これぐらいにしたいと思いますけど。また次回しっかりお話をしてきたいと思います。
それでは皆さん、今日はこれぐらいにして、また次回お会いいたしましょう。