A:東 B:森辺
A:こんにちはナビゲーターの東忠男です。
B:こんにちは森辺一樹です。
A:森辺さん引き続き南アフリカのポッドキャストになりますけど、なぜ南アフリカなのかっていうところは前回お話していただいたんですけど、実際南アフリカに行って、どういうことをするのか。近代的なのはわかったし楽しいのはわかりましたと。ただツアーの概要見ても、ちょっとよく分かんないじゃないですか。実体験としてツアーの概要の概要と具体的にどんなところが面白かったなどを話していただければ面白いかなと。
B:一応、今JTBさんのホームページで公開されているツアーのスケジュールは日にちは変わらないんですよね。南アフリカ最新ビジネス事情視察団っていうタイトルで一橋大学イノベーション研究センター米倉誠一郎教授と行く、南アフリカ最新ビジネス事情視察団というツアーなんですけど、ツアーのそのポイントとしては南アフリカ経済の商業施設等を視察して、同国のマーケットの最新事情と把握しましょうねっていうのがひとつ。南アフリカにある日系企業を訪問して、現地の労働事情なんかも考察していきましょうと。南アフリカにおけるNPOおよびBOPビジネスの現状の視察をして、学習していきましょうと。あとプレトリア大学のビジネススクールにおける講義および米倉教授による現地でのセミナーということでポイントがあって、10月の31日の土曜日に成田を出て、香港経由でヨハネスブルグに行って、ケープタウン行って、またヨハネスブルグ行って、11月の6日の金曜日に香港経由で成田に戻ってくるという、そういう一週間なんですけどね。主なスケジュールと訪問予定ということで、いろいろ書いてあるんですよ。JTBのホームページにもね。当然ミニサファリとかケープ半島、喜望峰っていうきれいな景色のところがあるんだけど、そういうところは見るんだけど、基本的にはビジネスツアーなので、僕が企画の中に入れてるのは現地の近代小売をしっかり見て行きたいっていうのが一つあるのね。あと伝統小売を見ましょうと。これを伝統小売のお店のオーナーさんに了承をもらって、そこでいろんな質問したり、実際に消費者が来てるからそういう人たちに突撃インタビューしたり、何がいくらで売られてるのって見たり、外資系とか先進企業ってここまで入っているんだとか、中国、韓国はこんなすごいんだっていうのを見せたいっていうのが一つだよね。あと黒人居住区っていうところがどんな生活環境でどういうところでみんなが商品を買っているのかっていうところを見て行きたい。いわゆる現地を見るっていうことをすごく重要視をしてますと。一方で大学のほうでは、BOPのビジネスの専門家のドクターのタシミア・イスマル先生っていうきれいな白人の先生がいまして、この先生はBOPの専門家なんで、BOPのビジネスに関する講義をしますと。結局BOPとMOPって非常に近いじゃない。BOPをゆるめたらMOPだし、BOPの中にMOPのヒントはすごくたくさん入ってて、それをやりますっていうことと、あと米倉先生の現地での講義も聞くと。そんなことは一応書いてあるんですよね。最低のツアーの募集人数が20名なので、20名集まったらこのツアー実行しますということで、今日現在ではまだ20名に至っていないので、まだ正式にはお願いしてないんですけど、20名がほぼほぼ見えてきたら、現地の大使館に訪問をして、大使館の大使に現地の日系企業の代表者、そうそうたる商社とかメーカーのお偉いさんを大使公邸に呼んでいただいて、そこでツアーの参加者と一緒にちょっとしたパーティーをやるみたいな、去年やったんですね。
A:去年どんな感じだったんですか。
B:あんまりね。
A:企業名とか言えないでしょうけど。
B:言えないね、写真も撮っちゃいけないんだよね大使公邸ってね。だからそんなにあれだけど、まあきれいなところなんですよ。そこでギブスの大学院の学生さん、それから日本の大手商社の現地の社長さん、それから大手メーカーの現地の社長さん、JETROなんかの方々が来られて、そこでいっしょに立食パーティーをしながら、アフリカのビジネスはどうなのかと情報交換するわけですよ。そこで当然情報を得られるっていうことと、人脈を得られる、このお願いをして、今年もやろうと思っているんだけど、さすがにツアー、すみません人が集まらなくて中止になりましたってわけにいかないので、ある程度人の見込みができたら、米倉先生にお願いするって話をしていたので、そんなことはやる予定で、それがやっぱり良かったですね。非日常がそこにあって、海外の子たちもいるから、英語で自己紹介したりするわけですよ。当然半分くらいは英語できるんだけど、英語できなくて、それを代わりに誰かが説明してあげたりして、できないながらに「My name is 何とか」と話すの嫌じゃないですか、話してみて良かったみたいなことを言って面白かったんですね。だから自分の習慣とか常識だと絶対に入らないような世界に、自分の日常にないことをやるみたいな。気乗りしないけどやってみた、僕は。教授とアフリカに行くなんて嫌じゃない。なんだけどやってみたら、すごくたのしかった。団体旅行嫌でしょ。やってみたんだけど楽しかったみたいな。知らない人と旅行行くなんて絶対嫌じゃない。ホテルなんて自分で決めたいし、そういうのあるでしょ。
A:ホテルは個室でしたよね
B:個室。それがね、団体だしさツアーの代金決まってるし、しょうもないホテル泊まるんだろうなって思ってたのよ。結構いいホテルなんだよね。かなりいいホテルでびっくりして、JTBやるなと思って。またJTBのツアーコーディネーターが気の弱い面白い人で、ワイン飲みたいっていうと飲ませてくれて、JTBの出費ですとかいってワインがいっぱい出てきて、良い人なんですよ。
A:去年も一昨年も同じ人。
B:同じ人。気の弱そうな、お願いしたら何でもイエスっていって、たぶんあとで怒られてるんだろうけど。結構そんな人もいっしょにいって。
A:たぶん今年もその方。
B:その方だよね。あと、あそこにいったんですよ。アパルトヘイトのミュージアム。それが結構考えさせられましてね。知ってるじゃないそれはそれでね、知ってるじゃない、それを見て、広島の原爆ドームみたいな、みんな実際知ってるけど、実際行ってみるといろんなことを考えてしまう、そういうのを見に行って、いろんなことを考えたし。それはすごく良かったですよ。あと、ソウェトの旧黒人居住区とかスパザショップの視察、スパザショップっていうのは、いわゆるフィリピンでいうサリサリとか、インドネシアのワルンみたいな話なんだけど、伝統小売のパパママショップ、そういうところを見に行くわけなんだけど、すごくよかったですよ。一応募集の締め切りが9月15日、僕の誕生日なんだけど、30日くらいまではJTBの人が受付をするって言ってましたんで、行きましょう、ぜひ。リスナーのみなさん。私も行きます、一週間いろんなことを一緒に話してですね、道中ただコンサルティングですんで、アフリカ以外のことも聞いていただければ、ただで何でもお答しますっていうことでございますんで、ぜひ楽しい時間を一緒に過ごせたらと思います。
A:今日はここまででまた次回お願いします。
B:ありがとうございます。