東:こんにちは、ナビゲーター東忠男です。
森辺:こんにちは、森辺一樹です。
東:森辺さん、前回以前にアフリカのツアーのご案内をしたと思いますが、そのツアーに関連して今度セミナーをされるそうですが、そのセミナーの概要をご紹介いただけますか。
森辺:6月6日月曜日に、六本木アカデミーヒルズのスカイスタジオで、「ビジネス新大陸『アフリカ』に針路を取れ!spyder主催アフリカ市場セミナー2016」というのをやります。去年もやりました。今年はゲストが結構います。
セミナーの総合司会が、一橋大学イノベーション研究センターの米倉誠一郎教授で、1部で「アジアで足踏みしている暇はない、今すぐアフリカへ行くべき3つの理由」ということで、米倉先生に基調講演をお願いして、2部で「アフリカで年商400億円の男が見たリアルなアフリカビジネス」ということで、金城拓真さんという、『世界で働く』という本も出されている、非常にあたりの柔らかいナイスガイですが、彼は25歳無職からアフリカに渡って11年。50社以上を経営して、今、年商400億円らしいです。この方の基調講演を2部でやって、3部では「日本企業はアフリカ市場とどう向き合うべきか」ということで、コーディネーターに米倉先生、パネラーは金城さんと、あと豊田通商のアフリカ自動車担当の矢野阿利さんという方と、私が務めて、みんなで議論しましょう、ということでプログラムを組んでいます。
アフリカビジネスって、ぶっちゃけ言っちゃうけど、そんなアフリカやってる前に、やることいっぱいあるでしょ、というのが僕の本音です。5年先になるのか、10年先になるのかわからないですけど、今それを一回見ておく、知っておく、ということは重要だと思って、うちはこれをやっていて、うちにとっても投資ですね。メコンが先だし、インドが先だし、そもそもASEAN、VIPもっとやろうよ、やらないとだめだよね、というのは、市場原理からいってもそうです。本気でアフリカ考えてる人なんていないと思うので、僕はアフリカを学ぶというよりは、もっと軽い気持ちで、アフリカという市場がある、ということを知ってもらう機会になればな、と思っていてセミナーを主催してます。
六本木アカデミーヒルズのスカイスタジオ借りるわけですから、結構お金かかってるわけで、しかも88名無料ご招待ですから、社長何やってんですか、と社内で言われてるぐらいにお金をかけてます。ただそれでも、皆さんが何かここで、「あ、アフリカってこうなんだ」と知ること、そのアフリカを通じて、アジアを今一度見つめ直すことができれば、価値あるセミナーなんじゃないかな、とそんな思いでやってます。応募多数の場合は抽選になりますけど、ご興味がある方は来ていただければと思います。
東:去年もこのセミナーをされてますが、去年は、軽くどんなセミナーだったのか。
森辺:去年はね、この米倉先生っていうのが、教授なんだけど教授じゃない。ほんとにフランクないい人で、当日の朝にバングラデシュから帰ってきた。時差ぼけで頭がぼけてる中で、アフリカセミナーだっていってるのに、バングラデシュの話ばかりしやがりまして、バングラデシュセミナーみたいになったという面白い話ですけど。
でも後半で矢野阿利さんが来てくださって、今年は矢野さん、ほんとに豊田通商のアフリカ自動車担当なんて、第一線のめちゃめちゃ忙しい部門の方で、今、調整中ですけど、去年は矢野さんに参加いただいて、2部ではアフリカのお話をされました。
そんな硬い感じじゃないですよ。米倉先生が総合司会やるようなセミナーですから、フランクな感じのセミナーで、うちが定期的に秋葉原でやってる、spyder主催のASEANのセミナーあるじゃないですか。あれはもう、ビジネスというかお勉強というか、そっちの色が強いですけど。あと、うちが東京の会議室でやってる2時間、3時間の本当に消費財メーカーに特化したセミナーというと、今すぐやる人、すでにやってる人しか来ないで、という真剣なセミナーですけど、これは比較的ラフな感じで、学生さんも来るんじゃないかな。去年はそんな感じで。今年はもう少し真剣にアフリカを。金城さんもフランクな話が多いと思いますよ。戦略とか、そういう話よりも、どちらかというと、アフリカ人はこうだとか、アフリカでこんな思いをしたとか、こんな騙され方をしたとか、そんな話かと思います。適当な感じです。
東:フランクに。昼間になるので、のぞき見程度に来ていただきたいと。最後にツアーの案内もJTBさんからしていただく。
森辺:去年のツアーはどんな感じだったのか、ということと、今年のツアーはこんな感じですよ、みたいな、JTBからツアーの案内があります。次回、Podcastでもツアーの話を中心にしたいと思いますので、よろしくお願いします。
東:森辺さん、今日はありがとうございました。
森辺:ありがとうございました。