阪西:皆さん、こんにちは。スパイダーの阪西です。
森辺一樹(以下、森辺):皆さん、こんにちは。森辺一樹です。
阪西:本日もナビゲーターを務めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
森辺:よろしくお願いします。阪西さん、ちょっと今ふと思ったんだけど、僕たばこやめてから、声がよくなってない?
阪西:もともといい声ですけれど(笑)。
森辺:いやいや、もともとこもっている嫌な声なんだよ。僕、自分で自分の声嫌いで、自分のポッドキャストを聞いて、ちゃんとだめなところは直さなきゃと思っているんだけど、なかなか聞くのが嫌で。
阪西:素晴らしい。
森辺:けど何か、たばこやめたら、声がいい感じになった気がするんだけども、気のせいかな。
阪西:でも、いろいろ変わりそうですね。たばこやめて。
森辺:すみません。しようもない話だね。次行きましょうか。
阪西:では、本題に(笑)。
森辺:本題に、お願いします。
阪西:はい。最近このポッドキャストも、リスナーの方が大分増えてきて。
森辺:そうだね、もうすぐ400回目だもんね。
阪西:そうですね。ありがたいことに。
森辺:ありがたいことですね。
阪西:はい。そこでQ&Aも幾つかいただいていまして、そこから1つ、ご紹介したいと思います。
森辺:はい。
阪西:弊社のホームページ(以下、HP)をごらんになったそうで、そちらに「海外販路構築」というところがあるんですが、こちらに関して、具体的にどういうことをスバイダーが行ってくれるのかという質問が来ています。
森辺:HPねえ。うちのHP、古いよね。もう1年半も、「更新をする」と言って止まっているんだけれども、ちょっと担当者突いておくけども。すみません。HPの内容が大分古くて、間違ったことは書いていないんだけど、大分古いですと。で、販路構築って一体なんですか?具体的に教えてくださいという話だと思うんだけど、スパイダー・イニシアティブという会社は、販路構築の支援をしている会社。販売チャネルの構築の支援をしている会社で、提供しているサービスとしては2つしかなくて。1つがコンサルティングサービスとして提供していますと。コンサルティングサービスって、もうその名のとおりで、コンサルティングとしてサービス提供していますよと。で、参入戦略。これも販路に関わるから、販売チャネルの構築、チャネル戦略、こういう「売る」ということに関わる戦略をコンサルティングとしてサービス提供していると。お客さんの、例えば初参入の国の参入戦略を考える仕事。それから、もう既に参入しているんだけども、なかなかうまくいかないので、再参入戦略を考える仕事。それから、今既にA、B、C国で販売チャネルがあって、ディストリビューターがいるんだけど、なかなか売り上げがいかないから、その問題を可視化して、別の販売チャネルをつくることによって、さらに売り上げを上げるとか、そういうことをやると。これが1つのコンサルティングサービスとしての仕事ですよね。
阪西:はい。
森辺:2つ目の仕事というのが、オープンチャネルイノベーションサービスという、非常に長い名前なんだけども、OCIというふうに社内では言っているんだけども。こちらは、お客様の海外の売り上げを私どもが代わってつくりますよというサービスで、基本的には日本にいて、現地適合化ができる製品の開発、それからあとプロモーション投資だけをしてくださいと。販売チャネルの構築から管理、育成はすべてうちがやりますよという。なので、例えばフィリピンだったらフィリピンの市場における売り上げ、マーケットのシェアを上げるという行為は、うちの会社がすべてやると。お客さんに代わってやると。だから、例えば中堅の企業さんとかだと、海外に法人がないので、基本的には輸出になるよね。輸出型のチャネルビジネスをやりなさいって、僕はこの番組でも言っていると思うんだけど、それ自身を、僕らがお客さんの海外事業部になって、販売に販売をしている、輸出をしているというチャネルをつくっていると。大手の会社になると、なかなかすべての国を任せるということはないので、A国は自分たちでやるけど、B国はスパイダーでやってもらうというような形で進めています。
阪西:はい。
森辺:コンサルティングに関しては、僕たちの専門とする参入戦略とかね、チャネル戦略にかかわることであれば、基本的にはどのお客さんもお受けしていますよと。当然、BtoCだけじゃなくて、BtoBのお客さんも3割ぐらいいらっしゃるので、BtoC、BtoB問わず受けていますよと。
一方で、OCIの方は、完全にBtoC、食品、飲料、菓子、日用品といった一般消費財。なぜならば、僕らがアジアに持っている、アジア自由参加国に保有している専用100社のディストリビューションネットワークというチャネルインフラが使えないから、それ以外の業種だと。お客さんにそのOCIの方は、もう一からチャネルをつくるの大変じゃないですか。なので、僕らが持っているチャネルインフラを使って商品を、極端な話、明日から流通させましょうというのが、OCIサービス最大の醍醐味なので、そうすると当然、消費財しかだめですよと。ただ、このOCIの方は、正直自分たちがすごく長い時間かけてつくってきたチャネルのインフラをお客さんに開放していくわけなので、それなりに売れる算段がつかないお客さんに関しては、お受けできないというのが現状で、半分ぐらいはやっぱりお断りをしているというのが実際なんですよね。コンサルティングとしては、100%受けてきていますけど、OCIのサービスに関しては、やっぱり売れるものをやりたい。売れるものだけをやりたいと。だから、日本で幾ら実績あっても、現地適合化が進んでいないような商品。日本のそのままをできれば売りたいみたいな、そういうスタンスを商品というかお客さんの場合だと、僕らのシミュレーションで売れないと判断すれば、そこはやっぱりお断りしてしまうし…というのもありますかね。なので、あまり表に大々的にはうたっていなくて、コンサルティングで深いお付き合いのあるお客様、なおかつこちらである程度シミュレーションをして、売れるという算段がついたお客様だけに特別にご案内をしているのが、このOCIというサービスなので、HPにもうたっていないでしょう?うたっていないんだよね、きっと。新しく改修したらうたうのかな。
阪西:その予定ですかね(笑)。
森辺:わからない、ちょっと。俺詳しいことわからない(笑)。サービスとしてはその2つです。
阪西:はい。あと、それにあわせまして、弊社にそういったコンサルをお願いすると、お幾らですか?という質問も来ています。
森辺:おお、ストレートですね。お気持ちで構いません――と言いたいところなんですが、やることに応じてだと思うんですよね。なので、「やることに応じて」だと思います。
阪西:はい(笑)。
森辺:で、ちょっと計算の仕方がなかなか、本当に。ご依頼内容によってなので、なかなか回答がしにくいところではあるんだけど。
阪西:はい、そうですね。
森辺:そうはいっても、何か「何十万なの?」「何百万なの?」「何千万なの?」「何億なの?」みたいなところ、多分聞きたがっているんじゃないかと思うんですけども。
阪西:はい、そう思います。
森辺:まあ一般的にうちにお願いをしてくるお仕事というのは、何十万のお仕事はない。で、何億円のお仕事もないので、何百万から何千万というところが大体うちがお受けするお仕事のレンジかなという気がします。
阪西:はい、わかりました。では、そろそろお時間になりましたので、この辺で終わりたいと思います。
森辺:はい。
阪西:ありがとうございました。
森辺:はい、ありがとうございました。
<了>