阪西:皆さん、こんにちは。ナビゲーターの阪西です。
森辺一樹(以下、森辺):皆さん、こんにちは。森辺一樹です。
阪西:今日も前回に引き続き、こちらのポッドキャストにいただいた質問をご紹介したいと思います。内容なんですが、ご質問いただいた方がが、弊社が今配信しているスパイダーチャンネルという動画を見てくださったようで、そちらの内容に関しての質問になっています。
森辺:はい。
森辺:スパイダーチャンネルな。阪西は頑張っているんだよな。
阪西:頑張っています(笑)。
森辺:うちの阪西頑張っていましてね、リスナーの皆さん。私も何か月8本の配信をするということは、月8本収録をするということなんですよ。それを12本にするとか、何か訳のわからないことを言っていましてですね、もうネタがないよと言っているんだけども。でも、阪西が頑張って取り組んでいる動画番組で、ポッドキャスト?ビデオキャスト?
阪西:そうです、iTunes内の。
森辺:YouTubeでも配信していると。
阪西:そうです。同じ内容です。
森辺:そうだよね。で、ビデオキャストの方は、そこそこダウンロード数が伸びているんだけども、YouTubeがすごい寒いことになっていて、再生回数、この間見たら「13」とかで、チャンネル登録数「26」とかそういうことになっているんだよね(笑)。
阪西:はい。
森辺:ちょっとこの話をこの番組でしたら、どれぐらい増えるんだろう?
阪西:期待しています。
森辺:リスナーの皆さんの温かい心でチャンネル登録お願いします。
阪西:お願いします。
森辺:YouTuberということだね、俺も。
阪西:そうです、YouTuberです(笑)。
森辺:ヒカキンだね。
阪西:目指しましょう。
森辺:それでその番組の?何?
阪西:質問ですね。内容が、動画番組内で、「ベトナムにおけるチャネル構築のSTEP」というタイトルの回(第45回)があるんですけれども、そちらをごらんいただいていて、その中で、ベトナムのディストリビューターについて森辺さんが言及しているところがあるんですね。そこで、もうちょっと詳しく聞きたいと。セールス機能を持っている、もしくはデリバリー機能しか持っていないディストリビューターがいるということを言っていたということで、そちらについてもう少し詳しくお伺いしたいです。
森辺:ベトナムディストリビューターの選び方的な話かな?そういう回だよね。
阪西:はい、そうです。
森辺:マニアックだね。YouTubeのチャンネル登録数伸びないよ。だってヒカキンTVはもっと楽しい話じゃん。ベトナムのチャネル構築の話で喜んでいるのは、多分この番組のリスナーさんと我々ぐらいですよ。
阪西:はい、勉強系です。
森辺:本当にマニアック。こんなのは伸びないわ。OK。じゃ、ベトナムのチャネル構築ね。
まず、ベトナムのチャネル構築で重要なポイント幾つかあります。
まず、小売りから行きましょう。小売りは、近代小売りが1,300店舗。主要近代小売り1,300店舗ぐらい、最新のカウントで――しかないんですよ。で、最近セブンイレブンが出たんだけども、1年で100店舗にしましょうかとか、何かそういう感じの計画なんでね。まだまだ近代小売りが少ないですと。一方で伝統小売りが50万店もあるので、伝統小売り主流のマーケットなわけですよ。そうすると、1カ国1代理店とかもうまずもって無理で、なおかつ国が縦長でしょう?下にホーチミン、上にハノイ、真ん中にダナンと。で、上から下までの距離が1,400とか1,500とかあるわけなので、正直最低でもホーチミン、ハノイ、ダナンに3つ、ディストリビューターが必要。もっと言うと、例えばネスレとかユニリーバとか100以上使っているし、ベトナムで成功している日本の企業エースコックでも、250ぐらい使っているんじゃないかな。なので、マイクロディストリビューションしていかないと、50万店のTTには配架できないですよと。で、そのディストリビューター選ぶときに、ベトナムの場合、もう主要なディストリビューター、でかいところって30社ぐらいしかないですよ。日系はなぜかみんなホーチミンにある日系資本の元ベトナムの会社というところを使うんだよね。なんだけど、そこ別にTT強くないから、MTだけなんでね。現法(現地法人)あるんだったら、MT直接行きなさいよと思うので、いまいちそこを使う合理性がなかなか僕は見えないなと思っているんだけども、あと、Mesaとかね。ここは最近、三菱がお金入れたりしているけど、プータイとかね。こういうところが大きいところなんでしょう?こういうところを使うというのも1つなんだけど、やっぱり小さいところを数多く束ねていくということをしないといけなくて、大きいところでも、セールス機能を持っているところというのはやっぱり限られていて、ほとんどが日本でいうとディストリビューターというのは、配架もするし、セールスもするし、全部やると。でしょう?実際に物を送るとか、ヤマトで送るとかってあるのかもしれないけど、ベトナムではデリバリー機能しかないものをディストリビューターといったりするわけですよ。セールス機能ついていなくて、デリバリーしかしていないんだったら、それは宅急便じゃん、みたいな。けど、そんなのいっぱいあるんですよ。そういうものをエリアエリアで使っていく。エースコックだって、ネスレだって、ユニリーバだって、そうしているわけですよ。多分、その話をしたいんじゃないかな。気を付けないといけないというね。セールス機能を持っていると思ったら、セールス機能を持っていないから、ただ単にデリバリー機能しか持っていないということなんだよね。
やっぱりベトナムは最もチャネルの設計をしっかりやらないといけない国で、何か適当にこことつながって、わあって夢見るみたいな、そんなんじゃ絶対うまくいかないんですよ。しっかりとチャネルのデザインを、最初にしっかり設計デザインして、そこからつくり込んでいかないと、あの縦長の国、ASEAN6の中で最も近代化が遅れている、小売りのね、国で、配架率高めてシェア上げていくなんて、まずもって無理なので、すごいちゃんとやった方がいいですよね。
阪西:はい、わかりました。では、そろそろ御時間になりましたので、この辺で終了したいと思います。ありがとうございました。
森辺:はい、ありがとうございました。
<終了>