小林:皆さん、こんにちは。ナビゲーターの小林真彩です。
森辺一樹(以下、森辺):皆さん、こんにちは。森辺一樹です。
小林:森部さん、本日のPodcastの内容なんですけども、去年の12月末に「グローバルの流儀」という企画で、皆さんもご存知だと思うんですけども、「グローバルの流儀」の。
森辺:フジサンケイビジネスアイのね。
小林:そうです、そうです。の特別対談シリーズの「グローバルの流儀」とは、森部さんがグローバルで活躍する企業の経営トップにインタビューして、その企業のグローバル市場における成功の原動力はどこにあるのかですとか、主要な成功要因は何なのか、その企業の魅力に迫る企画なんですけども。昨年の12月末にマルコメ味噌さん、マルコメさんの取材を。
森辺:行きましたね。
小林:はい。させていただきました。ちょっとお時間が経ってしまったんですけども。
森辺:まだ掲載になっていないんだよね。
小林:そうです。まだ紙面には掲載になっていないんですけども、ちょっとこのマルコメさんの取材について、ざっと感想と言いますか。
森辺:振り返りを。
小林:振り返りをしていただけますでしょうか?
森辺:これ、掲載予定いつなんだっけ?
小林:掲載予定が4月以降ですね。
森辺:そんな先なんだ。
小林:ちょっと先になってしまうんですが。
森辺:分かりました。何を話せばいいのかな?
小林:振り返りと取材してみた感想というのはいかがでしたでしょうか?
森辺:ちょっと新聞社のあれもあるから、あんまり全部は言ったらだめなんだよね。
小林:はい。
森辺:なんだけど、何だろう、ひと言で言うなれば、昔の「♪マルコメマルコメ、マルコメマルコメ、マルコーメ味噌」の印象からだいぶ変わっていましたね。どっちかと言うと、「♪マルコーメ味噌」のあのCMに代表されるような、そういう会社を僕はイメージしていたんですよ、どっちかと言うとね。なんですけど、ミランダカーみたいなイメージね、CMでミランダカーを使っているからそうなんじゃねえのかって思われちゃうかもしれないんだけど。CMでミランダカーを使って、もう、「♪マルコーメ味噌」のCMやってないじゃないですか。
小林:そうですね。
森辺:なので、あのCMでイメージがガラッと変わったと思うんだけど、マルコメさんのね。なんだけど、社内も、おそらくたぶん、それぐらいの勢いでガラッと変わっていて、すごく先進的な会社に生まれ変わっているような。ちょっと失礼だけど、昔のイメージだと、どっちかと言うと、お味噌売ってる、なんか本当に。
小林:古き良き。
森辺:ドメスティックな感じの会社というイメージが大変強かったんだけど、行ってみてちょっと違ったな。どっちかと言うと、コンパクトにまとまってマーケティングがしっかり中心に置かれているような組織になっている、そういう組織になろうとしている、そんな印象がすごくあったので、僕はすごく好印象を持っているんですよね、マルコメさん。
小林:なるほどなるほど。取材していた中で、何か、国内のお話ですとか、海外のお話も含め、これすごく印象に残っているなということはありますか?
森辺:彼らがすごく言っていたんだけど、マルコメさんぐらいの企業規模だと、マルコメさんぐらいの企業規模って大変失礼な言い方だけども、数百億円という企業規模だと、基本的には創業家がいて、すごくある意味リーダーシップなんだけど、ある意味ワンマンという、いわゆる完全なるトップダウン型の企業であるという印象がすごく強くて、これは決して悪くなくて、ボトムアップなんかやっていたら、なかなかグローバル競争には勝てないので、トップの強いリーダーシップで引っ張っていくということはすごく重要で、今、グローバル化で成功しているのはトップダウンの会社だからね、それはそれですごく重要なんだけども。マルコメさんってね、いい意味で自立分散型の組織にすごく変革していて、トップが右って言ったら、訳も分からず右という感じじゃないんだよね。トップが例え右と言っても、現場が左だと思ったら左に曲がれる組織、それをね、彼らは自立分散型の組織というふうに言っていたんだけども、すごくそれを感じて。これってたぶん、創業家並びに創業者が素晴らしいんだと思うんだよね。基本的に自分の思うようにやりたいじゃない? 基本的にはね。けど、そういう組織にしなかったんだよね、敢えて。自分でもできるんだよ、それ。そういう組織に自分でしようと思ったら全然できるのに、いわゆる現場マター、現場マターの自立分散型組織に、敢えて創業家がそういう組織につくっていったというね。だから、昔のマルコメと今のマルコメさんは全く違う感じがすごいしました。そこに僕、すごい感動しちゃって、「あ、マルコメすごい」と思ったんですよね。
小林:そうですね。昔のイメージとは、お話聞いて全く違った印象でしたね。
森辺:うん、全然違う。だから、面白かったですよ。去年の年末でしょ?
小林:そうですね。
森辺:その後にももう何回もいろんな企業を訪問しているけど、鮮明に覚えているのはこの2つの、今言ったような印象が強烈にあったものかな。
小林:そうですね。ぜひじゃあ、詳しくは紙面に、Webサイトと記事を掲載いたしますので。
森辺:そうですね。うちのホームページも、今、リニューアルをかけててホームページにも掲載がされるし、イノベーションガイドのサイトにも掲載されるし、あと、新聞ですね。パンフなんかも一部作成するのかな。今年はなんとフジサンケイビジネスアイからの要望で、月に何本? 2本、年間?
小林:年間20。
森辺:2019年20社。
小林:20社。
森辺:はあー。
小林:最低でもって感じですね。
森辺:なるほど。じゃあ、いろんな企業の「グローバルの流儀」を紹介できると思いますので、引き続き楽しみにしていてください。
小林:はい。リスナーの皆さま、よろしくお願いいたします。
森辺:はい。
小林:じゃあ、お時間やってまいりましたので本日はここまでにいたします。皆さま、ありがとうございました。
森辺:ありがとうございました。