小林:皆さん、こんにちは。ナビゲーターの小林真彩です。
森辺一樹(以下、森辺):皆さん、こんにちは。森辺一樹です。
小林:森辺さん、本日のPodcastの内容なんですけども、また、ナビゲーター小林真彩が気になった記事シリーズということで、また前回とは別の記事になるんですけども、ちょっとまた興味深い記事を発見いたしましたので、ご紹介いたします。
森辺:お願いします。
小林:この記事は、ビジネスインサイダージャパンさんの記事なんですけども、タイトル「意外に多い?同族経営の大企業9社」ということで、これは日本企業ではなくて、海外の同族企業ですね。
森辺:最近多いね、同族経営ね。
小林:そうですね。
森辺:小林さん、気になっているんだね、同族経営がね。
小林:気になっています。(笑)そうですね。森辺さんもよくセミナーとかでおっしゃっていますので、ちょっと気になって見つけたんですけども。この同族経営の大企業9社について、海外ですね、ご紹介させていただきます。
森辺:どんなところがあるの?
小林:まず1社目ですね。皆さんご存知のナイキ(Nike)。こちら、ナイキが同族企業って、森辺さんご存知でした?
森辺:うん。知っていたよ。
小林:おお! ナイキ。
森辺:うん。ナイトさんがやっている会社でしょう??
小林:(笑)そうです。
森辺:ナイト家が経営しているんだよね。もともとナイキって、創業1964年なんだけど、もともとアシックスの下請けをしていたの。知ってた?
小林:そうなんですか!? へえー。
森辺:ナイキよりもアシックスのほうが全然当時大きくて、ナイキがアシックスに「つくらせて」と。靴屋さんでね、「お宅の靴、つくらせて」と言って、「嫌だよ」と言って。そしたら、いつの間にかナイキのほうが圧倒的にデカくなっちゃったみたいな話だけど。
小林:それは知らなかったですね。
森辺:時価総額どれぐらいあるんだろう? 12兆3,000億円。年間売上352億6,000万ドル、3兆9,300億円、約4兆の売上があるんだね、ナイキってね。時価総額が12兆、すごいね。
小林:すごいですね。
森辺:巨大企業だよね。今や、ナイキは靴屋さんとは言っていないからね、自分たちのことをね。スポーツウェアの会社と言っているんだよね。だから、本当にこの「シュッ」というマークがこれだけのブランドをつくっていくというのは、日本のアシックスとかミズノも頑張ってほしいね。
小林:そうですね。
森辺:なるほど。ナイキさん。
小林:ありがとうございます。2社目、続きましてご紹介いたします。マース(Mars)さんですね。
森辺:マースね、チョコレートメーカーね。M&M'sとかつくっている会社で、もう100年以上歴史があるんじゃないかな、FMCGの会社だけど。日本の明治やロッテや森永、グリコなんていうのは、このマースと世界で戦っているわけなんだけど、巨大な会社だよね。マースさんがやっているんでしょう、これ?
小林:マースさんですね。
森辺:めちゃめちゃ古いんじゃない? 100年以上、だからあるから。もともと、バタークリームキャンディとか、そういうのをつくっていたんじゃないかな。僕も結構好きで、スニッカーズがめちゃめちゃ好きで、M&M'sもちっちゃいときめちゃめちゃ食べたな。この、何て言うの、マーブルチョコというの?
小林:はい。
森辺:アーモンドの入っているやつとか、僕はスニッカーズを最初に食べたときに、ちょっと日本的じゃないじゃない? あんなチョコレートのバーの中にキャラメルとピーナッツを挟んであって、「うわっ、なんだこれ!」と思って。
小林:そうですよね。
森辺:めちゃめちゃおいしくて。大学生ぐらいまでかな、疲れたときにあれを口にグッと入れると、もう点滴打ったかのように元気になるんだっていうね。
小林:(笑)あのCMのようにね、生き返りますよね。
森辺:今はさすがに怖くてちょっとスニッカーズはよっぽどのことがない限り食べないけども。食べたよね。そうだね、マース、デカいね。
小林:続きまして、ホールマーク・カーズ(Hallmark Cards)。
森辺:うん。ホールマーク・カーズね。
小林:ご存知ですか?
森辺:うん。
小林:こちらが、創業が…。
森辺:これも100年ぐらいあるの? どれぐらいの会社なの? ちょっと、そんなに詳しくは知らないんだけど、100年ぐらいあるのかな?
小林:創業は1910年。
森辺:でしょう? 誕生日カードとかつくっている会社でしょう? いろんなかわいい…。
小林:うんうん。
森辺:だったと思うよ。4,500億ぐらい売上あるんだ。ふーん。アメリカ国内では毎年65億枚以上のカードを販売していると。だから、何だろう…、伊東屋さんみたいなポストカード屋さんじゃない? 誕生日カードとか。アメリカって、ほら、誕生日とか、ギフト文化じゃない? 日本みたいに「つまらないものですが…」ってこう、黙ってふってあげるというよりかは。
小林:ちょっと盛大に。
森辺:リボン付けて、ポストカード付けて、「Congratulation!」みたいな話だから、文化がやっぱり必ず付けるから、メッセージを。なので、これだけ大きくなったんだろうね。
小林:なるほど。続きまして、エル・エル・ビーン(L.L.Bean)。
森辺:エル・エル・ビーンね、これも100年ぐらいいっているんじゃないかな? 大学生のときに着たよね、エル・エル・ビーンの服。着なかった?
小林:ごめんなさい。着ていないな…。(笑)
森辺:なんか着たな。メンズノンノという雑誌があってね。そこに、そこで友達がモデルをしていて、エル・エル・ビーンの服を着ていて、カッコいいとか思って着たの。懐かしいね。靴とかつくっているの、これ? 創業1912年。
小林:はい。
森辺:レオン・レオンウッド・ビーンさんが始めた会社なんだ。ビーン家の資産は2,100億円。なるほどね。ZOZOタウンの前澤社長の資産のほうが多いね。
小林:(笑)
森辺:3,000億、4,000億ぐらいか。今、ちょっと減っちゃって。でも、2,100億円以上あるんじゃないかな。へえー、なるほどね。エル・エル・ビーンと。
小林:続きまして、ウォルマート(Walmart)さんですね。
森辺:ウォルマートはそうだよね、フォーブスの億万長者ランキングだって、全部上のほうはウォルマート一家だもんね。世界最大の小売業。1962年に1号店を出したんだ。へえー。小売業でここまでなるとはね。
小林:そうですね。
森辺:時価総額いくらか知っている? ウォルマートの。
小林:知らないです…。
森辺:27兆円超えているからね。
小林:ええーっ。
森辺:売上高いくらか知っている?
小林:知らないです。
森辺:55兆円を超えているからね!
小林:うーん、55兆円!
森辺:1日の来客数、どれぐらいか知っている?
小林:(笑)分からないです。
森辺:世界中のウォルマートの、3,700万人以上。
小林:1日で3,700万!
森辺:うん。これは、カナダの人口を越えているらしいよ。
小林:えーっ!
森辺:すごいよね。
小林:すごいですね。恐るべし、ウォルマートさんですね。
森辺:空のアマゾン、陸のウォルマートみたいな話だからね。
小林:うわー。(笑)なるほど。こちらの企業も同族。
森辺:同族ですね。
小林:続きまして、ハースト・コーポレーション(Hearst Corporation)さん。
森辺:ハースト・コーポレーションね、これは…、古い会社だね。1880年代後半にできているんだ。ウィリアム・ハーストさんが創業していると。へえー。
小林:現在、300以上の雑誌を出版しているということですね。
森辺:コスモポリタンとかでしょう?
小林:はいはい。
森辺:だから、まあまあ名家だよね。これは、だから、ウィリアム・ハースト三世、へえー、3兆1,000億円の資産を保有していますということだね。
小林:なるほど。
森辺:今は、これは雑誌だけやっているわけじゃないと思うからね、これからどんどんデジタル化をしていくわけだから、いろんなことに投資をしているんじゃないかな。
小林:ありがとうございます。続きまして、LG。
森辺:LGね、1947年と。もともとこれ、LGって、LGじゃなかったからね、僕、中学校ぐらいのときに、何とか何とかという会社と何とか何とかという会社がくっついてLGになったんだよね。何とか何とかじゃ分からないよね。
小林:(笑)
森辺:そうですよ。韓国の会社ね。
小林:そうですね。
森辺:売上高6兆2,000億円だよ。
小林:うわー、日本企業も頑張ってほしいですね。(笑)
森辺:日本の家電メーカーの売上知っている?
小林:知らないです…。
森辺:すごいよね、LG。LGのテレビがまさかヤマダ電機で売られるとは想像しなかったでしょう、15年前に。10年前だって想像しなかったよね。
小林:いやー。
森辺:すごいね。
小林:こちらも同族企業だったんですね。続きまして、デル(DELL)。
森辺:うん。マイケル・デルさん、これは誰もが知っているPCのメーカーだよね。
小林:そうですね。
森辺:このデルの出現によって、日本のPCメーカーはもう全部吹っ飛んでいったもんね。
小林:うんうん。
森辺:今つくっている、まだつくっている会社、あるんだっけ? あ、あるね! あまり言っちゃだめだね。
小林:(笑)
森辺:テレビとPCは、「なんで、まだつくっているのか」と思っているんだけど、あるけど。デルね、すごいよね。これは多くを語らなくても、みんな知っているからいいんじゃないですか?
小林:かしこまりました。最後の企業ですね。コムキャスト(Comcast)。
森辺:コムキャスト。ロバーツ家だったっけ? だね。確か。
小林:ロバーツ家、はい。
森辺:そうでしょう? ロバーツ家でしょう? コムキャストね。
小林:はい。
森辺:ふーん。これはどれぐらいあるの? 時価総額15兆。すごいね。ブロードバンドの契約数2,510万人ですって。ブロードバンドの会社ですよ、コムキャストってね。日本で言うと何だろう。どういう会社になるんだろうな。ザック(ZAQ)みたいな会社?
小林:ああ。
森辺:ちょっと分からないけど、そういう会社じゃないかな。そうですね、これもそうだね、ソフトバンクも一時期は近かったのかもしれないけどもね、こういう携帯にね、こんな会社が実は同族企業ですよという、そういう記事ですか?
小林:そうですね。
森辺:このビジネスインサイダーって面白いよね。僕もよく買う、雑誌。
小林:本当ですか?
森辺:うん。雑誌であったと思うんだよね。ネットもあるけどね。
小林:そうですね。すごい興味深い記事ですね。海外にもこのような同族経営の大手企業があるということですね。
森辺:あるということね。
小林:ありがとうございます。本日のPodcastはここまでにいたします。リスナーの皆さま、ありがとうございました。
森辺:ありがとうございました。