小林:皆さん、こんにちは。ナビゲーターの小林真彩です。
森辺一樹(以下、森辺):皆さん、こんにちは。森辺一樹です。
小林:森辺さん、本日のPodcastですが、フジサンケイビジネスアイ特別対談シリーズ「グローバルの流儀」で、少し前なんですけど、紙面に掲載された2社さまについてご紹介させていただきます。
森辺:お願いします。
小林:1社目がJVCケンウッドの辻会長、2社目がウシオ電機の内藤社長との対談の記事が掲載されました。
森辺:辻会長も内藤社長もいい人だったね。
小林:そうですね。(笑)
森辺:全文掲載されて、ホームページか、そのご紹介だね。弊社のホームページから見れるんだよね。「コラム・対談」のところから全文掲載されていますので、ぜひ見てください。
小林:よろしくお願いいたします。
森辺:よろしくお願いします。
小林:今回のメインのお話なんですけども、先日、株式会社明治 代表取締役社長 松田克也氏と、森辺さん、対談したわけなんですけども、12月の掲載なので、まだちょっと、答えられる範囲内で大丈夫なんですけど、松田社長がどんな方で、対談ではどんなお話をされたのか、ちょっとご紹介していただけますでしょうか?
森辺:じゃあ、簡単に説明するんですけど、「R-1」飲んでる?
小林:飲んでいます。
森辺:本当。おれは毎朝飲んでいるんだよ、おれもね。「R-1」、低脂肪、低糖タイプというのがあって。
小林:ありますね。(笑)
森辺:それを、一応、気にして飲んでいるんだけど。1本飲んで、あとは、妻が毎朝、シェイク、バナナシェイクみたいなのをつくってくれるので、その中に「R-1」を入れると非常においしくて。宣伝みたいになっちゃっていますけど、「R-1」を飲んでいるというので、楽しみに行ったわけなんですけどもね。松田社長、本当に明るい感じの人で、もともと営業出身の社長さんで、すごく、本当に昔はやり手の営業マンだったんだなというようなオーラがすごく出ていて。人の心にふっと入ってきて、すごく心地のいい入り方で、すごく明るくて、本当に会社のロゴのイメージ通りの人だったよね、明治の松田社長というのはね。私も初めて松田社長にはお会いをさせてもらって、いろいろお話を伺ったんですけど、基本的に、僕、お話を聞いたのは、明治さんって、昨年、松田さんが社長に就任されて、「Beyond meiji」という、いわゆる長期経営計画というのが、3年×3で始まったんですよ。今、ちょうどその第1ステージの2020年中期経営計画というのが進んでいて、実はこの食品の業界、菓子とかこういう食品の業界ってすごくドメスティックな業界で、なかなかグローバル化が進んでいなくて。そんな中で眠れる巨人であるこの明治が遂に動き出したという、そんな感覚を勝手に思っていて、ぜひグローバル戦略を中心に聞いてみたいということで、この「Beyond meiji」の中期経営計画のまず第1ステージのお話を聞きました。この中に5つの、成長基盤、海外市場での成長基盤の確立ということで5つの重点方針というのがあって、そのうちの1つが海外市場での成長基盤の確立だというふうに明治さん発表していて、そのことについて聞きたかったので、お話を聞いてきて。明治って今すごいんだよ、中国でね、牛乳の産地、現地で生産して現地で販売をするという地産地消をやっているわけなんだけど、日本の明治のつくる牛乳って、日本より高く売れていて。
小林:えー!
森辺:ものすごいのよ。明治の商品って、お菓子にしろ何にしろ、人気じゃない?
小林:はい。
森辺:そういったものが、中国はすごくて。明治さんとしても、中国を最重要市場として位置付けていて、今、中国にフォーカスをしていて。第2工場をつくったりとかやっているわけなんですけどね、すごく力を入れていて、そんなお話も聞きましたし。あと、松田社長が、経営方針として、経営をする中で最も重要にしていることって何?というお話をしていて。松田社長とお話をする中で、松田さんが経営をする中で大切にしていることと、明治が大切にしていることってニアリーイコールで、社会貢献をどれだけできるかということをすごく重要視していて。「数十年後に明治さんってどういう会社に、人や社会にとってどういう会社になっていると思いますか?」という質問に対しても、僕、この言葉すごい響いたんだけど、「明治があってよかったと思われる会社になりたい」と言うんだよね。それを言っているときの松田社長の眼差しがものすごくピュアで、ちょっとうがった見方をすると、社会貢献とかってありきたりのことを言う会社も結構いっぱいあるわけですよね。そんな中で、「明治があってよかったなと言われる会社に明治はなりたい」と。それを実現するためには、社会に貢献しないとそんなこと言ってもらえないと。いくらいいものをつくって、いくら利益を上げたって、社会に貢献できなかったらこれからの企業って、進化もないし発展もないよと。まさにそうじゃない?今、ミレニアル世代の子たちって、いかにその企業が儲けているかという金融市場主義の話ではなくて、いかに社会貢献しているかというところにすごく惹かれていて、そういう会社に就職をしたいと。サスティナビリティとかSDGsの話なんかも全部社会貢献じゃない?社会貢献できなかったら、やっぱり企業って成長していかないので、そういったものをすごく考えられている。われわれの日々の生活に、毎日の生活に関わる会社でしょう、明治さんって。
小林:そうですね。
森辺:だって、朝、明治の「おいしい牛乳」を飲んで、「R-1」飲んでみたいな話じゃない?
小林:はい。
森辺:だから、そういうことで、すごくこの社会課題に対することを考えられている、そんな社長で、ちょっと僕ね、勝手にウルッと心の中できていたんだけども。そういう会社でしたね。僕、ほら、子ども生まれて今7カ月目でしょう?
小林:はい。
森辺:明治の缶に入った子ども用のミルク、あるんですよ。
小林:ミルク、はい。
森辺:あれが、妻に、母乳が、ほら、だんだん出なくなってくるからね、母乳とあれを飲ませたりしているんだけど。そんなのでもお世話になっているので、すごくよかったですね。
小林:そうですか。
森辺:海外も、これからたぶんどんどん伸びていって。言っても、1兆2,000億円以上ある会社ですからね、これからいよいよ遂に眠れる巨人が起きて、グローバル展開本当にやっていくということで、ますます楽しみなので。松田さんには、「また1年後に戻ってきてくれ」と言われているので、1年後なのか1年半後なのかぐらいに、また状況を伺いに行きたいなと思っていますので。すごく楽しい対談になりました。こんなぐらいでいいですかね。
小林:そうですね。
森辺:あとは新聞掲載を見ていただいて、Webを見ていただいて、詳しくは読んでいただければと思います。
小林:はい。
森辺:また、掲載になったら案内するね。番組でもね。
小林:そうですね。ありがとうございます。本日のPodcastはここまでにいたします。リスナーの皆さま、ありがとうございました。
森辺:ありがとうございました。