小林:皆さん、こんにちは。ナビゲーターの小林真彩です。
森辺一樹(以下、森辺):皆さん、こんにちは。森辺一樹です。
小林:森辺さん、本日のPodcastですが、フジサンケイビジネスアイ特別対談シリーズ「グローバルの流儀」ということで、今月、株式会社明治代表取締役社長 松田克也氏との対談した記事が掲載になりました。こちらをちょっと振り返っていただけますでしょうか?
森辺:はい。「お客さまと築き上げてきた信頼の歴史をもとに次の100年へ」というタイトルで、フジサンケイビジネスアイ「グローバルの流儀」、1ページでトーンと対談を載せていただきまして、サンケイさんありがとうございますということなんですが。松田社長にお会いしたという放送って過去にやっているもんね。
小林:そうですね。
森辺:だから、ちょっと繰り返しになっちゃうところもあると思うんだけど、松田社長はやっぱり、この掲載になった松田社長の笑顔を見てほしいのよ。
小林:(笑)
森辺:新聞もそうなんだけど、ネットでもいいと思うんだけど、本当に素敵な笑顔をする方で。もう、明治というイメージそのものの人だったんだよね、僕の中ではね。本当にこの人のためにいろんな人が働いていて、ついていっているんだろうなという、すごい温かみのある方だったという。明治という会社のイメージそのものの人だなというのが、僕のもう…。
小林:率直な感想ですかね。
森辺:率直な印象で。
小林:もともと営業をやられていた方ですもんね。
森辺:そうそう。もともと営業で、たぶんすごい若いときとか、勝手な想像ね、部下の面倒見がよくて、そういうタイプの慕われているような、上にかわいがられ下に慕われるみたいな、本当にそういう人徳のある、そういう感じの方という印象がすごく強かった。それでいて頭も切れるみたいな、そんな感じの印象で。詳しくは、ぜひ、この記事をWebで全文掲載しているので、弊社のホームページと、あと、イノベーションズアイのサイトで全文掲載されているので、ぜひ写真とともに全文掲載を見てほしいんですけど。僕がぜひ読んでほしいなと思うのは、その松田社長の人柄が分かるようなフレーズフレーズがちょっとあるので、それを見ていただきたいなというのと、あと、その明治という会社が社会貢献に本気になって取り組んでいるという話がすごくよくて。いろんなことをやっているんですけどね。いろんなことをやっているんだけど、その中で特に僕びっくりしたのが、生まれてくる子どもの中には市販されている粉ミルクとか、いわゆる幼児用のミルクが飲めない子どもというのがいるんですよ、先天性の問題で。それで、すごく医学的に難しいんだけど、僕も専門じゃないからちょっと分からないんだけども、日本で患者が数人しかいないとか、そういう病気があって、そういう子たちのために、いわゆるそういう子たち向けの粉ミルクをつくっているんですよ。それって、数人しかいないわけですからね、日本に患者がね。言ったら、経済合理性を考えたら、全くのマイナスだよね。
小林:そうですね。
森辺:全く商売じゃなくて。けど、業界のトップリーダーの使命だと言ってそういうことをやられていて、これも僕が根掘り葉掘り聞いたから出てきた話で、そもそもこんな話、外にもどこにも口外していないんですよ。要は、ひっそり隠れてやっているんですよね。男は黙ってサッポロビールみたいなね。
小林:(笑)
森辺:そこにすごく感動しちゃってね。あー、そんなことやっているんだと思って。僕も、自分の子どもに明治のほほえみ「らくらくミルク」を、缶のやつを飲ませているんだけどね。
小林:おおー。(笑)
森辺:母乳、ほら、だんだん出なくなるから、あれを飲ませているんですけど。そんなこととかもお話を伺ったし、あと、明治さんって今、2026年ビジョンの第1ステージって、2020年中期経営計画を推進していて。長期で26年までを3ステージに分けて、3年3年3年でステージを分けて、2020年の第1ステージが今まさにという中で、そういった中期経営計画の話。あと、グローバル展開の話も、中国に今、本気になって明治って取り組んでいて。
小林:そうですね。
森辺:本当に眠れる巨人がグローバルで目を覚ましたという、そういうふうに僕は勝手に捉えていて。松田社長、本気になってグローバルをやっているんですよ。
小林:そうですね。スピードももう10倍ぐらいに加速していきたいとおっしゃっていましたね。(笑)
森辺:うん。加速していきたいと言っていて。そのグローバル化の本気度合い、明治がなぜグローバルをやらなきゃいけないのか。明治が何を今やっているのか。そんなお話も聞けて、非常に面白かったんですよね。あと、最後最も印象に残っているのは、僕、毎回するんですけど、数十年後か100年後かは分かりませんけども、「明治という会社が、数十年後に100年後にどんな会社になっていると思いますか? どんな会社にしたいですか?」という質問を必ず社長さんにするんですけど、そしたら、「「明治があってよかった」と思われる会社にしたい」って、この言葉ってすごい素直に率直にフッて出てきたんですよ、松田社長の口からね。「「明治があってよかった」と、そう思われたいんです、僕は」と。それが、なんか僕は、非常に感動的な、なんかカッコがついてないでしょう、これ。
小林:うんうん。そうですね。
森辺:普通、ここにカッコつけると、なんかいやらしい感じが出るんだけど、松田社長は素直にね。
小林:純粋な思いということですね。
森辺:思いがブワッと出て、それが本当、僕はよくて。本当、ますます明治が好きになって、これからもう、毎朝死ぬほど「R-1」飲んでやろうと思ったけどね。
小林:(笑)
森辺:低脂肪・低糖タイプをね。
小林:そうですね。
森辺:飲むんですけど。本当にいい会社だった。
小林:そうですね。
森辺:やっぱり、日々365日、何かしら僕らの生活に関わる会社でしょう。
小林:うんうん。そうですね。
森辺:だから、社会的な使命感とか、あと、業界をリードしている責任感とか、あと、われわれ日本人1億2,000万人の生活を支えている、食品メーカーとして、そういう責任。だからこそ社会課題を解決しなきゃいけないという、そういう姿がすごいよかったですね、この会社は。久々に感動しました。
小林:うんうん。そうですね。ありがとうございます。
森辺:という感じです。
小林:はい。じゃあ、こちらは紙面と、あと、イノベーションズアイのWebサイトですね。こちら、弊社のホームページからご覧いただけますので、全文掲載しておりますので。
森辺:ぜひ。
小林:ぜひ、皆さまご覧ください。よろしくお願いいたします。
森辺:よろしくお願いします。
小林:本日のPodcastはここまでにいたします。リスナーの皆さま、ありがとうございました。
森辺:ありがとうございました。