小林:皆さん、こんにちは。ナビゲーターの小林真彩です。
森辺一樹(以下、森辺):皆さん、こんにちは。森辺一樹です。
小林:森辺さん、本日のPodcastなんですけども、フジサンケイビジネスアイ特別対談シリーズ「グローバルの流儀」で、今回、株式会社リコーの代表取締役社長執行役員CEOである山下良則氏と対談させていただいたんですけども、その内容を簡単に振り返っていただけますでしょうか?
森辺:はい。行ってきましたね、遂に、リコーさん。山下社長、すごいいい人だったね。
小林:そうですね。とても気さくな方で。
森辺:ねえ、気さくな方でびっくりしましたね。
小林:はい。
森辺:リコーさんとは、セミナーに呼んでいただいたり、いろいろもともとお付き合いがあって、いつか山下社長のところにお話を伺いにいきたいなと思っていて。ようやくそれが叶いまして、本社に伺ったと。これはまだ掲載にはなっていないので話せる範囲も限定的ではあるんですけど、いろいろ聞いてきたわけなんですけどね、この山下社長が、何と言ったらいいのかな…。
小林:うんうん。
森辺:おっしゃっていることが魂を感じるというか、何て言ったらいいんだろう。僕もボキャブラリーが少ない、表現力のない男なので、なかなかリスナーの皆さんに伝わるかどうか分からないんだけど、ものすごい自分の言葉でいろんなことをおっしゃってくれるので。お話をしているときの表情1つ1つがすごい本気なんですよ。それにグーッと引き込まれる独特の魅力を持った人ですよね。僕、お話、リコーの中期経営計画のお話とかね、「リコー再起動」で「挑戦」みたいな、過去ずっとあって、山下社長が社長に就任してからいろんな改革をやっているんですよ。
小林:そうですね。うんうん。
森辺:痛みの伴う改革をやっていて、そのときの痛みがどれだけ社員に対して自分がこう、何て言うんだろうな、申し訳ないと思いながらも改革をしなきゃいけなかった当時のお話とかね。
小林:おっしゃっていましたね。(笑)
森辺:うん。そこからの劇的なV字復活を遂げて今があったりとかという話と。あと、もっと先の30年先40年先のリコーが100周年を迎えるもう少し先の世界、その後の世界、そんな話も聞かせてもらって、非常に面白かったんですよね。海外事業の話ももちろんお話を伺ったし、あと、SDGsね。
小林:そうですね。
森辺:SDGsの話、今、僕も法政大学、一橋大学の米倉誠一郎先生とSDGsの学校をつくりましたけど、そのSDGsの話をいろいろ聞いて、リコーさんって、実はあんまり知られていないかもしれないんですけど、日本で初めてRE100。
小林:プロジェクト。
森辺:のプロジェクトに一番最初に手を挙げているんですよね。
小林:そうですね。
森辺:今はいろいろ日系企業も入ってきていると思うんですけども、RE100って何?って、簡単に言うと、事業運営に必要なエネルギーを100%再生エネルギーで賄うことを目標とする環境イニシアティブの1つなんだよね。これに日本で初めて参加をしたのがリコーで。
小林:リコーさん。
森辺:僕がすごく感動したのが、「そんなの100%できるんですか?」と言われるらしいのよ。「そんな、リコーさんね、そんな、手を挙げているけど、できるんですか?」と。でも、「そんな、できるかできないかなんて私には分からん」と。「ただ、やるんだという意思が重要なんでしょ?」ということを山下社長は言っていて、「やるんだという意思がなかったら絶対できませんよ」と。だから、それを宣言するために最初に手を挙げたというね。だから、きっとやられるんでしょうね。
小林:そうですね。
森辺:だから、それに、確かにそうだよなと。そんな2050年に100%事業に、運営に必要なエネルギーを100%再生可能エネルギーにするということを目標とする環境イニシアティブ。2050年先のことなんて誰にも分からないわけじゃん?
小林:50年…、2050年。
森辺:2050年だから、あと30年先でしょう?
小林:うんうん。
森辺:だって、去年、こんな今、コロナウイルスの騒動になっているけど、こんなこと想定できた?
小林:全くできなかったですね。(笑)
森辺:できないでしょう?1年先のことだって人間は想定できないんだから、30年先に何があるかなんて全く分からない中でね、でも、それを絶対やるんだと、それは地球のために持続可能な社会のために必要があるんだということで宣言をされたという話をすごい力強く言っていて。それに感動しちゃったんだよね。だから、改革をやったという話と。
小林:SDGsと、はい。
森辺:SDGsの話に僕は感動してしまって、山下社長には人がついてくるんだろうなと思ってね。
小林:いやー、そうですね。社員とのお話も、エピソードもお話されていましたよね。
森辺:うん。なんかこう、この人の下だったら働きたいな、かばん持ちしたいなと思う人、年に何人か、僕はいるのね、そのうちの1人だった、抜群に憧れましたね、山下社長ね。
小林:そうですね。
森辺:という感じの方でした。なので、面白い会社だと思いますよ、リコーって。
小林:そうですね。
森辺:ぜひインタビューも楽しみにしていただければと思います。
小林:はい。また掲載になりましたら、こちらの番組でまたご案内させていただきますので、リスナーの皆さま、よろしくお願いいたします。
森辺:よろしくお願いします。
小林:本日のPodcastはここまでにいたします。リスナーの皆さま、ありがとうございました。
森辺:ありがとうございました。
<終了>