東:こんにちは。ナビゲーターの東忠男です。
森辺一樹(以下、森辺):こんにちは。森辺一樹です。
東:森辺さん、今日は、度々名前が出てくる米倉先生とのご縁で法政大学の講師もされていると思うんですけども、初めてこれを聞く方もいらっしゃると思いますし、そういったことを森辺さんがされているということを知らない方もいらっしゃると思うので、どういった立ち位置で、どういったことを教えているのかとか、どういった生徒なのかとか、どういったゲストが来てもらっているのかとか、何かちょっと基本的なことでいいので共有いただければと思うんですけど。
森辺:法政のね、もう何年ぐらいなんだろう、あれ…。3年ぐらいやっているよね。
東:3年目ぐらいですかね?
森辺:法政大学の大学院のね、大学院が市ヶ谷にあるんですけど、そこのMBAのコースがあるんですね。
東:夜間ですか?
森辺:そうだね、夜だね。社会人MBAなんだよね。
東:なるほど。
森辺:だから、学部制っていうの、そういうのではなくて、社会人MBAで。今、コロナであれなんだけど、留学生とか、それから日本で日本人でお勤めをされていて、会社が終わって6時ぐらいから授業が始まるんだ、6時半とかね。
東:じゃあ、勤務をしつつ、学校にも来ているという。
森辺:そうそう。うちの社員でも、僕、アプリケーションの推薦状を書いたけど、どこだったかな。
東:一橋かな。
森辺:一橋か何かのアプリケーション出したけど。そうだね、コロナのときに行かないで、いつ行くんだという話だから。
東:はい。(笑)
森辺:コロナのときにみんな、うちの従業員も学校へ行って、学位を取りに行ってますけども。いわゆるMBAですよ、そんなことをずっとやっていて。日本語のクラスと英語のクラスがあって、米倉先生の助手だよね。そんなことをずっとやってきましたよということですかね。先生が出張とか結構あってね、米倉先生、忙しいんだよね。あの人、本当にもう、どれぐらいだろう、もうだいぶ年齢いってるのに。
東:元気ですよね。(笑)
森辺:元気でね、こんなにスケジュール詰め込むのってすごいなと思うんだよね。もうすぐ70歳かな。
東:そうですね。1回、一橋を。
森辺:定年していますからね。
東:退任されてますもんね。
森辺:そう。来年、今年じゃないと思うんだけど、今年69歳じゃないかなと思うんだ、5月で。来年70歳だと思うんだけども。
東:元気ですね。
森辺:もう、めちゃめちゃスケジュール詰め込むの。
東:(笑)
森辺:こんなスケジュール詰め込むのに、こんなこと言ったらあれだけど、こんなおじいちゃんをこんなにスケジュールを詰め込んだら負けてられないやとか思っているんだよ。負けちゃうんだけど。
東:いえいえ。(笑)
森辺:すごい体力だと思う。詰め込み方がね…。何だ、米倉先生のスケジュールの話じゃなくて、何だっけ。(笑)
東:法政大学院。(笑)
森辺:そうそう、それを。
東:スケジュールの話でもいいですけど。(笑)
森辺:そうそう。先生が忙しいから、どこかへ出張行ったりとか、海外、コロナ前は海外へ行ったりとか、そんな中で僕が授業をすることもあれば、一般的には先生のアシストをするというのが僕の役割で、教えていますというのが役割です。
東:森辺さんが、じゃあ、直接教壇に立って教えることもある?
森辺:もちろん、もちろん。
東:それはどういう内容を?
森辺:僕の専門はグローバル・マーケティングなので、グローバル・マーケティングについてお話をさせていただくというのがあります。
東:なるほど。
森辺:これが日本語の授業と英語の授業があるので、外国人向けのやつは、先生に「英語で授業させるのだけはやめて」と言ってるんですけど、「やれ!」と何回か言われてやらされてるという。(笑)
東:(笑)はいはい。
森辺:やっぱり日本語のほうが圧倒的に楽だからね。そんなことをやるというのが僕の役割ですかね。
東:生徒さんは何名ぐらいで、何歳ぐらいの方が?
森辺:生徒はね、もちろんいわゆる社会人の学生なので、基本的には、どうなんだろう、30代前後じゃないかな。いや、結構年配な、60歳過ぎてまだ学ぶという、大きな会社の社長さんとかも来ているからあれですし、若い子だとね、まだ20代後半という子もいますけども。20代前半は少ないですよね。だいたい20代後半からという子がやっぱり多くて。
東:じゃあ、5~6年目、社会人になって5~6年目以降ぐらいの人がいらっしゃるという。
森辺:そうですね。非常に積極的で、やっぱりこういうのって、僕、学校で教えているくせに本当に学校で今までの先生、今、いろんな先生の顔が脳裏にいろいろ出てきていますけど、本当にごめんなさい、申し訳ない、こんな子で、と僕は思っていますけども、そんなのだったので、やっぱり優秀な人が多いですよね。何が優秀かというのは、志も優秀だし、まず学校で学ぼうなんて僕は思わなかったもんね。だから、そういう意味では非常に優秀で。先生と生徒なんだけど、ある意味、社会人ですからね、生徒もね。だから、ある意味対等な感じで、僕もいろんなことを教わりますし、非常に楽しい時間を過ごさせてもらっているという感じですかね。
東:分かりました。今日は、お時間が来たのでここまでにしたいと思います。森辺さん、ありがとうございました。
森辺:ありがとうございました。