第826回 最近の海外ビジネスの動向 その1
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この放送の要点
- 2020年は新しく何かを始める動きが止まり、2021年は明らかに活性化した。
- 渡航しにくい状況は変わらないが、企業は動き出している。
- 相談の中心はチャネル。中でもベトナムが多く、VIPでの苦戦が目立つ。
- ほぼすべてが「何年もやってきたがうまくいかない」という再参入の相談。
最近の海外ビジネスの動向についての回です。企業からの相談はほぼ再参入戦略で、その傾向は変わっていません。ただし以前と違い、このやり方では失敗するという想定が顧客側にもできている点は、良い変化だと感じています。
テキスト版
東:こんにちは。ナビゲーターの東忠男です。森辺一樹(以下、森辺):こんにちは。森辺一樹です。
東:森辺さん、しばらく書籍の話が続いたんですけど、近況というかたちで、最近、企業さんからの問い合わせが、=悩みだと思うんですけど、どんな国でどんな悩みが、企業名が特定されないような感じで教えていただければなと思うんですけど。
森辺:そうですね、コロナ禍…。去年、コロナ禍入ってから、去年はどちらかと言うと、新しく何かをやろうという動きはなかったですよね。僕らも、ちょっと一瞬だいぶ、大丈夫かなと思って焦ったんですけど、われわれの仕事って、何か毎月新規のお客さんが増えてどうこうというよりかは、決まったお客さまのために着実に毎日仕事をするみたいな話なので、基本的に、もちろん新しくお客さまが入ってくるときっていうのはあるわけなんだけども、毎月何十社が追加されるかって言うと、そういうことじゃないじゃない?
東:はいはい。
森辺:そうすると、そんなにやってきていたことが止まったお客さんってそんなにいないよね。1社とかだよね、去年はね。
東:そうですね。
森辺:今年は実は去年よりも企業さんの動きは活性化しているというか、そんな感じを印象としては受けるので、クライアントさんからの新たなプロジェクトとか新たな国とかも増えたし、新たな企業さんからの問い合わせというのも増えたよね。去年に比べたら全然多いよね。
東:そうですね。
森辺:なので、現状なかなか行きにくいと、海外に行きにくいというのは変わらないんだけれども、企業が動き出したなというのは何となく感じますかね。
東:傾向として何か、どんなことがあるとか、こういうことに悩んでいるとかっていうのは?
森辺:うちに相談してくるので、やっぱりチャネルの話が多いよねというのと。あと、ベトナムが多いですね。ベトナムが多いような気がします。それと、ASEAN全般多いんだけど、中でもベトナムが、VIPで苦労するというのはやっぱりあるのでね。VIP、ベトナム、インドネシア、フィリピン、この辺が苦労するというか。パトカーの音すごい。25階まで音が聞こえるってすごいよね。
東:(笑)
森辺:これ、音って上に突き抜けるんだよね、たぶん遮るものがないから。
東:そうですね。
森辺:だから、実は皆さん、高層ビルってうるさいですっていうね。すみません。余計な話をあれしましたけど。
東:余談で。(笑)
森辺:ASEAN、ベトナムが多いというのが多いですかね。うちへの問い合わせのほぼ100%は、現状やっていますと、何年もやっていますと、うまくいきませんと、どうしましょうという、そういう依頼じゃない?
東:うんうん。
森辺:なので、再参入戦略みたいのが多いので、そこは変わってないですよというのは1つ思いますかね。
東:はいはい。
森辺:ただ、やっぱり再参入戦略も、昔みたいに、「言ってもなぜこんなに分かってくれないんだろう」という感じではなくて、ある程度、「失敗しちゃうよね、これじゃあ」ということがお客さんのほうも想定できる人が多くなってきたというのがたぶんあると思うので、それは良い傾向かなと思いますけどね。
東:分かりました。森辺さん、今日は時間がきたのでここまでにしたいと思います。ありがとうございました。
森辺:ありがとうございました。



