東:こんにちは。ナビゲーターの東忠男です。
森辺一樹(以下、森辺):こんにちは。森辺一樹です。
東:では今日は、森辺さん、何の話を?
森辺:しばらく『グローバル・マーケティングの基本』の話、本の話、ずっと本の内容の話とかを結構していて、また前回とかはあれか、ディズニーランドと富士急ハイランドの話とかしていて。
東:そうですね。
森辺:今日はね、最近、僕の周りで起こったことについて話そうと思うんだけど…。コロナがちょっと収まって、オミクロン株がどうのこうのと言っているけども、比較的、今、12月なんだけども、2021年の、忘年会的なことが結構少人数で行われるようになったと。僕も今まで本当に2年間まったく誰とも会食みたいなことはしてこなかったんだけど、今年はいくつかそういうものに参加をしていて。アフリカのとある国の大使とご飯を食べたんですよ。それでいろいろ感じたので、そのことについて話そうかね。
東:はい、ぜひぜひ。
森辺:感じたと言っても…。(笑)
東:そもそもあまり大使の方と、大使の方がどんな方なのかというのを、たぶんイメージがないと思うので。
森辺:その前に、ちょっと老害って言われちゃうかもしれないんだけど、2年も誰とも夜会食してないと、会食っていいなってちょっと思っちゃって。
東:(笑)はい。
森辺:もちろんね、会食、不必要な会食を散々してきたと思うのよ、われわれね。
東:はいはい。
森辺:ビジネスと全然関係ないよねと。なんだけど、ほら、うちは仕事を獲るために会食はしないじゃない?
東:うん。
森辺:一緒にプロジェクトをやって、お疲れ様でした会はしますけど。各社そうだと思うんだけどもね。でも、若い人たちの中では、「もう対面とか嫌だ」とか、「忘年会行きたくない」とか、そういうことを言っているんでしょう?
東:うん。
森辺:僕もね、ぶっちゃけ若いときから、忘年会とかウザいとか思っていたから、幹事とか押し付けられちゃったらどうしようとか思っていたタイプだから、その気持ちはよく分かっていて。あまりそんなに、お酒も飲まないしさ、飲めないしさ、行かないんだけども。でもね、久々に会食したらね、「あ、いいな」っていう、人と人とのコミュニケーション。
東:はいはい。
森辺:というのを感じましたというのと。あと、やっぱりガバメントの人はすごいよね。こっちもスタンバイが結構大変という。もちろん、外とか行ったらさ、青いナンバーの車でガーッと来るし。
東:そうですね。
森辺:ちゃんと警備とかも考えて、料亭に行くんだけども、そこでご飯を一緒に食べて、ちょっと話の内容までは言えないけども、過ごしましたと。
東:日本の大使になると、日本語を話すんですか?
森辺:話さない。
東:そうなんですね。
森辺:基本は英語で。アフリカ人の英語って結構聞きやすいんだよね。
東:そうですね。
森辺:英語で…。そう、だいたいね、そういうアフリカのどの国かにもよるんだけども、アフリカのみんなが知っているような国名の国の大使とかになる人って、だいたい幼少期にイギリスとかで教育を受けていて、そういうガバメントのポジションに就くというのが多いんじゃないかな。だって、そうだね、もう僕よりもやっぱりふた回り年齢が上でしょう、大使とかになってくると。60代とかだと思うんだよね。なので、60歳前後かな。なのでね、そういう系。だって、当時のさ、アフリカの教育事情とかさ、そもそも生活レベルとかって言うと相当なものだったと思うから、やっぱりヨーロッパで教育を受けて、戻ってきてみたいな。今のその国の大統領も、やっぱり昔イギリスで一緒のスクールメイトだったみたいな、そういうことだったらしいので。やっぱりそういう人が多いですよね、上品。
東:そうなんですね。
森辺:僕とか東さんとか、アフリカの人って言うと、仕事上の付き合いはそうなんだろうけど、そんな現地の一緒に仕事をするパートナー、そんなに上品じゃないじゃない?
東:そうですね。
森辺:あと、六本木のバーの人とかね、そういう人しか知らないから。
東:はいはい。
森辺:だから、本当に品格溢れる、何て言うんだろう、ロイヤルな感じですよね。時間ですね、すみません。
東:分かりました。
森辺:くだらないことをいっぱい話して時間が来ちゃった。
東:いえいえ。じゃあ、今日はここまでにしたいと思います。森辺さん、ありがとうございました。
森辺:ありがとうございました。