森辺一樹(以下、森辺):皆さん、こんにちは。森辺一樹です。今日は少し、うちの会社の話をたまにはしようかなというふうに思います。
ちょうど、おそらくこの放送のほうが先なのかな、この放送のあとぐらいなのか、前後ぐらいにプレスリリースが出る予定なんですけども。うちの会社で最もクライアントからのニーズの多い仕事というのが、1つ販売チャネルの診断がやっぱりすごく多いんですよね。それは自社の販売チャネルについて診断をしたいと。主要な競合と比べてどうなのか、自分たちの販売チャネルが果たして良いのか悪いのか。多くの企業の皆さんは、良いとは思っていないんですよね、自分たちの販売チャネルが。ただ、どれぐらい、じゃあ、いけてないのかとか、何をどう改善すればいいのかというところの具体的な数値であったり答えがないのでなかなか前に進めないという、そういうケースが多くて。自分たちの現状を理解していて、その対策パッチももう分かっているのに動かないというのは、これは正直だいぶ問題なので、そういうことではないんですよね。日本企業は優秀ですから、自分たちの販売チャネルに問題があるということはもう分かっていて、ただ、それが具体的にどうなの?というところを見てみたいという、見ないと前に進めないということですよね。そういう依頼が多くて。販売チャネルの診断をしますと。
例えば、主要競合の販売チャネルの戦闘能力が100だったとした場合、自分たちの販売チャネルのケイパビリティ能力というのは一体どうなの?と。70なの?それとも50なの?30なの?みたいなところを見ていくと。具体的に数値で見ていく、いくつかのパラメータに沿って見ていくわけなんだけども。そうすると、自分たちには何が足りていて、何が足りていないのか、どこをどう補えばいいのかということが明確に出てくるわけですよね。
結局、「ターゲットに対して4Pをどう当てていくか」というところの中の「チャネル」というところに日本企業って一番課題を抱えていて。どういうことかと言うと、F1レースにカローラで出場して戦っているみたいなね、そういうことをやっているんですよね。カローラは非常に品質も良いと、素晴らしい車ですよね。これだけ長いことヒットし続けているわけですから、素晴らしい車じゃないわけがなくて。けど、F1にカローラで出場して勝てるわけがないですよね。でも、そういう戦いをしていて。でも、自分たちはカローラなんだということを分かっていないので。そうすると、「いや、F1というのはね、何ccあって、排ガスはまき散らすんだけどもこういうスピードが出て」みたいなことを具体的に挙げていくと。「なるほど。向こうの最高時速400キロか。こっちは150キロだ。これは勝てないね」みたいなことが明確に分かってくるわけなんですけども。こういうことを販売チャネルに置き換えてやっていると。
販売チャネル診断が実際に必要なのかどうなのか、もしくはどういうふうに必要なのかみたいなことを無料で簡易的にチェックできるプログラムをつくって、実はうちのホームページ、Webサイトで無料公開をしていて。一定期間ずっと公開をしていこうと思うんですけど。いくつかの質問があります。6項目に対する質問が3問ずつ、3×6=18問設定されていて、その質問に「YES」「NO」で答えてもらえると簡易的にチェックができて、「100点満点中何点です」ということが出るようなプログラムを公開しましたと。これによって実際に販売チャネル診断が本当に必要なのか。必要ないものはやる必要ないので、どれぐらい必要なのかということを目安として見ていく。この質問に答えるだけである程度ヒントというか、自分たちってここが足りていないよねということが分かるので、逆にそれぐらいセンスの良い企業はもう販売チャネル診断なんてせずに、自分たちでその足りていないところを見てどんどん改善していくということは逆に言うと可能になるので、ぜひ興味のある方はホームページ「spydergrp.com」と、「海外販売」とか「海外チャネル」とか入れてもらったら出ると思うんですけども、「スパイダー 森辺」でもいいですけど。「もりべ」と打つと「森部」と出てくるので、部活の部と出てくるので。「森」と打って、「へん」とやると、変態の「変」が出てくるんですけど、そうではなくて一辺二辺の「辺」ということで、「もりへん」というふうにやってもらえると私の名前が出てくると思うので、ぜひ検索して見てみてください。結構出来の良いプログラムなんじゃないかなというふうに思います。
それでは今日はちょっと会社の宣伝みたいになってしまいましたけども、たまには会社の話をさせてもらいました。それではまた皆さん、次回お会いいたしましょう。