森辺一樹(以下、森辺):皆さん、こんにちは。森辺一樹です。今日は、実は先日2年半ぶりに海外に行きまして、そのときのお話をちょっとしようかなというふうに思っているんですけど。
私が最後に海外に行ったのが、2020年1月のミャンマーだったんですよね。あのあとね、コロナ禍になって、ミャンマーも軍事クーデターになって、今に至るという、こういう状況なんですけど。コロナ期間中、やっぱり行って、行き先の国で入国して2週間3週間隔離されて、仕事を数日して、また戻ってきて2週間隔離みたいな、そんな時期もずっと続いて。とにかく隔離をして海外に出国すると1カ月ぐらいが拘束されてしまうみたいなね。さすがにそれで行くような仕事はないので、であれば現地のスタッフで十分やれることなので、わざわざ私が日本から行くこともなかったので、もう完全にこの2年半はうちの日本側のメンバーというのもそんなに海外に行く機会というのはなくて。逆に現地のね、スタッフがすごく頑張ってくれて感謝してるんだけど。2年半ぶりに行きましたと。ホーチミンに行ったんですけど。久しぶりに飛行機に乗って、空港に行って、なんとなく、あー、こんな感じだったなというのが徐々に戻ってきたりして、あれ?ホーチミンの空港に行ったら、あれ、どっちへ行けばいいんだっけ?みたいなのが、ちょっとなんとなく思い出しながら行って。飛行機をね、ドアを開けて降りたときのあの匂いですかね、あー、ベトナムの匂いだとか、どこどこの匂いだっていうのは匂いがあると思うんですけど、僕、すごくその匂いが好きで、ASEANの匂いが好きで、この匂い懐かしいなと思いながらホーチミンへ行ってきまして。仕事をしっかりしてきましたよと。
仕事をして、ちょっと時間が空いたので、現地のいわゆる小売市場の視察に行ってきたんですよね。ホーチミンの少し郊外に離れたところの小売市場に行ってきたんですけど、ホーチミン全体として、やっぱりマスクをまだしているんですよね。欧米なんかへ行くと、もうマスクは完全にしてないなんていう人たちが非常に多いですけど、ホーチミンはまだマスク半分ぐらいしてましたかね。半分ちょっとぐらいしてましたね。これ、なんでしているかなんですけど、基本的に空気が悪いので、バイクに乗る人はみんなマスクもともとしてるんですよね。だから、どこまでがコロナでやってて、気にしてやってて、どこまでがもともとバイクで排気ガスが汚いし、空気が汚いからやってたからもうそのまましてるみたいな、どこからどこまでがどうなってるのかっていうのはちょっと分からないですけど、そんな状況でした。
でもね、ホテルに入ると、白人のビジネスマンなんかはもうマスクしてないですし、ホテルのスタッフはね、もちろんマスクしてるんだけど、僕がホテルのロビーとかでマスクしてなくても特に何も言われないというか、どうぞご自由にというね。日本もね、東京アメリカンクラブなんかは、もう別にメンバーはマスクする必要はなくて、スタッフはしてますけど、メンバーは別にしようがしまいが、どうぞご自由にという状況なので、それに近しい感じでしたね。メリリアンに泊まったんですけど、そんな状態でしたと。
ただ、やっぱりホテルがこの2年間稼働してなかったよねっていうのがなんとなくちょっと垣間見れるというか、カビ臭いというか、全体的に。もちろん湿度も高いので、稼働してちゃきちゃきやってないと、人が入っていれば毎日掃除しますけど、人が入ってない部屋なんていうのは、たぶん1カ月とか2週間に1回とかしか掃除しないと思うんですよね。だから、だいぶカビ臭い感じはあって。
街の風景としては、やっぱりいろんな店舗が、昔あった店舗がもうなくなってたっていうのをすごく見たっていうのが印象的でしたね。これ、日本よりも、日本もそうですけど、久々に行ったからそう感じるのかもしれないけど、あれ、あの店がないとか、結構そういう状況が非常に多くて、様変わりしていました。
僕、突撃でインタビューとかするのが非常に好きで。バイアスかかっちゃうんですよね、「こういう質問するからよろしくね」と言うと。なので、突撃でいろいろインタビューをすると、半分ぐらいしかまだ戻ってないっていうのが結構大方の見方でしたかね。
まだまだやっぱりしんどい感じはあって、そのしんどさの表れなのか、ベトナムは基本的にもう入国制限まったくないので、パッと来て、パッと入国できるっていう、そんな状況だったので、早く外国企業がまた再び来てもらうと、外国人観光客も来るというような状況を願っているんだと思うんですけど、そんな状況でした。
時間ですね。すみません。相変わらず話が長くて、まとまりのない話をだらだらしちゃいましたけど、取りあえず今日はこれぐらいにさせてもらって、また次回少し、もう少しベトナムの話をさせてください。
それではまた皆さん、次回お会いいたしましょう。