森辺一樹(以下、森辺):皆さん、こんにちは。森辺一樹です。今日は、マスクについてお話しようかな。また、こういうことを言うとお叱りを受けるかもしれないのですが…。
日本人って本当に偉いなって思っていつも外を歩いているんですけど。もう僕は外を歩くときにマスクはしていなくて。最近ちょっとずつ増えてきたかなと思うんですけど、外を歩いていてマスク本当に必要なのかなと。公園なんかに行くと親がいるわけなんですけど、ほぼ100%マスクしているんですよね。僕もお店に入るとかね、建物に入るときはマスク出してしますけども、外を歩いていてマスクするって、暖かいからかなとか、いろいろ考えるんですけど、なぜなのかなという疑問を持ちながら。どう考えても2m以内に人はいなくて、歩いているとそこは気流が流れているので、仮に僕がコロナを持っていたとしても、それが本当に移ってしまうのかと言うと、きっとそうではなくて。外でマスクもしなきゃいけないんだとすると、そもそも密室というか、会社で仕事をするのはやめましょうみたいな話だし、ショッピングモールに入るのはやめましょうみたいな話だし、タクシーに乗るのもやめましょうみたいな話になってしまうので、外でマスクすることの合理性が見出せなくて、うーんと。でも、きっとたぶんみんなもそう思っているんだけども、でも、そういうふうなことだからマスクをしましょうと言ってマスクをしている、この日本国民1億2,700万人って本当に優秀だなと思っていて。
いやもう、「みんなでマスクしましょう」と言ったら、みんなきっちりそれをするという、こんなの見たことないですよね。韓国とかだったらあり得るかなという気はするんですけど、ASEANでも中国でもなかなかちょっとないし、欧米なんていったらまずもうないみたいな。マスクをしない権利がどうのこうのとか、わけの分からないことを言い出すので、それもちょっと行き過ぎだろみたいな、別にそんな権利主張しないで、黙ってしておいたら?と思いますけど。そこまでいかなくてもいいんだけど。(笑)ずっとマスクをしていると。この3年間も、アメリカのバイデンさんも来たけど、いつもマスクしてないのに、日本に来たから、みんな外国の要人が日本のしきたりに合わせてマスクしてくれている姿をテレビなんかで見て、かわいそうだなと思いながら見ていましたけど。何だろうな。偉いなって思いました。「右」と言ったらきっちり右を向けるという、これは本当にある意味組織にとって非常に重要な大切なことだし、そういうまとまれる国民というのはすごくいいなと。
ただ、残念ながら、経済を見るとそれがいい方向には出てなくて、そのまとまりって80年代とか90年代をピークにして評価されてきたけど、そのあとはなかなか評価されないような時代がずっともう30年40年続いているわけなんだけども。何だろうな。難しい問題だなと思いながら、僕はマスクと日本経済とマーケティングをぐるぐる考えながら、今日もマスクをせずに外を歩いているという次第でございます。
前回に引き続き、今回も「何の話なんだ、おまえは」と思われている方は多いと思いますが、ふと、ちょっと思ったことを皆さんにシェアをしながら自分の頭の中で整理をしたく、しゃべってみました。
すみません。今日はここまででございます。それでは皆さん、また次回お会いいたしましょう。