森辺一樹(以下、森辺):皆さん、こんにちは。森辺一樹です。今日も前回に引き続き、ベトナムの小売市場についてお話をしていきたいと思います。
前回、スーパーのお話をして、今度はトップ5のコンビニエンスストアのお話をしようかなというふうに思うんですけど。前回お話したように、スーパーで言うと、ビンマート、コープマート、それから、GO!、この辺りはもう絶対に獲らないと駄目ですよと、もう認知されませんよというお話をしたのかな。メガマーケットとかイオンとかね、これぐらいまではもう制覇してくださいと。6番手ぐらいにロッテマートがあるんですけど、ここも大きいですよね、目立っていますから、ロッテマートぐらいまでは獲ってくださいねと。そうしないと、どのみち伝統小売にも置かれませんよという話をしたのが前回。
コンビニもやっぱりベトナムは今頑張っていまして、一番大きいのはやっぱりビングループの…、ビングループじゃない、ビングループから前回買収されたというふうに話しましたけど、ビンマート、もともとウィンマートというのはビンマートだったんですね、ビングループの小売事業だったんですけど、マサングループが買収しているので、そこからウィンマートになったと。もうビンは忘れてください。ウィンですよ、ウィン、勝つのウィンになっていると。そのウィンマートがやっているコンビニがあるんですよね、ウィンマートプラスという名前で。ただね、まだ店舗名が全部ウインマートプラスに変更されていなくて、まだビンマートプラスになっているのが結構多いと思います。それを随時、随時というか適時、順次、ウィンマートプラスに変えていっているところなので。今、ベトナムで3,000店舗ぐらいあるので圧倒的ですね、2位のサークルKが400店舗ぐらいだったと思いますから、もうこのウィンマートプラスは圧倒的ですよという。
今、2番手がサークルK、これが400店舗で。3番手がサトラフードって、これも結構ベトナムをタクシーで走っていたりするとよく見るんですけど、サトラフードが今、180~190店舗ぐらいあると、200店舗まではいってなかったと思いますけど、3番手で。4番手がね、韓国のGS25、これも160店舗ぐらいあったと思いますね。5番手がファミリーマートで150店舗弱ぐらいだったですかね。6番手がね、103店舗かな、今、100数店舗のコープスマイルというね、コープマート系のコンビニが1つありますよと。ミニマートでね、コープフードというのがあるんですけど、これは500店舗以上あるんですけど、これとちょっと間違えてしまいそうなんですけど、まあまあコンビニですよという、こんなところがあるのかなと。あと、ベトナムはイオン系列のミニストップとかセブンイレブンなんかも展開していますけど、ちょっと今後どうなっていくのか、今現状ではまだまだな状態なので、そんなような状態でございます。
そんなところで、ベトナムのコンビニのお話でございました。あとはね、ベトナムの近代小売市場、伝統小売市場の考察的な話もまたどこかのタイミングでしたいなというふうに思いますが、一旦、今日はこれぐらいにしたいと思います。皆さん、それではまた次回お会いいたしましょう。