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【本の解説】インドネシア市場 ディストリビューターの特徴

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森辺一樹(以下、森辺):皆さん、こんにちは。SPYDERの森辺です。今日も引き続き、この『ASEAN6における販売チャネル戦略』 同文舘出版から私が去年出した本ですが、この本の解説をしていきたいと思います。

今日は127ページ、5章 インドネシアですね。主要ディストリビューター(流通環境)ということで。127ページからは主要なディストリビューター、インドネシアにおける…、あっ、ベトナム…? ごめんなさい。インドネシアだね。インドネシアにおける主要なディストリビューターの紹介をしています。何社かちょっとピックアップしていて、ティガラクサ・サトリア社とかですね。ここは非常に古い歴史のある、1919年に設立された会社で、消費財のディストリビューション以外にもLPGのガスの供給とか、キッチンとか、いろいろやっていたりとかしていますよとかですね。有名どころは、そうですね、スカンダジャヤとかが結構あれなんじゃないですかね。日系企業も一緒にビジネスをしたりとかしていますから。あと、シーセンね、シーセンとかレッドブルを展開している、販売している、取り扱いをしているディストリビューターとか、そんなのを紹介をしているというのが128ページまでに続きますよと。

ディストリビューターの特徴として、VIPの中で比較的に規模が大きく、ビジネスの進め方においても先進的な企業が多い。インドネシアって財閥系の流れで、結構、今、生き残っているというか、非常に存在感を持つ、売上の大きなディストリビューターというのは、やっぱりそれなりに勝ち進んできているという背景があるので、非常に、ビジネスの進め方も非常に合理的だし、契約の結び方もすごく欧米よりだし、想定以上に進んでいるんですよね。特に財閥系もしくは資本が入っているような国に関しては進んでいますねという、そんなのが特徴かなというふうに思います。とにかく主要6島じゃないですか。人口も2億7,000万~2億8,000万人というとこで、規模が大きいんですよね。だから、セールスの数も1,000人単位、1,500人とかね、そういう単位で非常に大きな単位でいたりするので、他のASEANとは少しディストリビューターの規模が違うかなというふうに思います。

あとは、まあまあ、これも最近、ASEANどこもそうですけども、いわゆるDX化が進んでいて、結構、営業マンがGPSを持たされたりとかね、あと、伝統小売なんかを回っても、全部スマホで写真を撮って、自動でそれが送られるみたいな、そういうの、システムをどんどん導入しているみたいなのは結構多いので、インドネシアだからなんてなめてかかると結構大きな違いに驚かされるというのが最近かなというふうに思います。

ちょっと、ぜひ読んでいただいて、次回ね、この販売チャネル戦略、中間層の支持を得るためにハラルの取得が絶対だったり、インドネシアで事業を消費財メーカーが展開する上で絶対的に必要ないくつかのポイントがあるので、そのポイントについてお話をしていきたいなというふうに思います。

今日はこれぐらいにしたいと思います。また次回お会いいたしましょう