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テキスト版
森辺一樹(以下、森辺):皆さん、こんにちは。SPYDERの森辺です。今日は今年最後の放送になるのかな。番組になるのかな。このSPYDER CHANNELも、2024年、今年最後のエピソードになると思います。なので、今日は今年1年の振り返りをね、やっていきたいなというふうに思います。2024年ね、皆さん、どんな年だったでしょうか。私も弊社も非常に良い年だったなというふうに、振り返ってみて思います。この番組自体もこうして2019年、コロナの少し前から始めてるのかな、こうして、もうすぐ4年ぐらいになるんですかね、続けられるのも、皆さんがこうして見てくださってるからだなというふうに思いますので、感謝しております。こんなマニアックな番組を見てくださるっていうのは大変うれしい限りで。今、チャンネル登録者数がちょうど2,000人弱ぐらいになったんですかね。銀の盾、金の盾には程遠いですが、引き続き頑張っていきたいなというふうに思います。別にユーチューバーじゃないのでね、たくさんのチャンネル登録者数を獲ろうなんて思ってなくて、本当に、本当に困っている方とか、本当に必要な方にとってね、良い番組になればいいなというふうに思っている次第でございます。
今年1年振り返りなんですけど、今年はね、弊社も12月決算なんですけどね、無事、良い決算を迎えることができそうです。良い決算と言ってもね、弊社はもう本当に特定のお客様と10年20年長くお付き合いしていくというスタイルでやっておりますので、あまりこう、何だろうな、「成長するぞ!」というようなね、そういう会社でもないので、あんまり決算は関係ないのかもしれないですけどもね。でも、今年もね、非常に面白いというか、興味深いプロジェクトにたくさん参加させていただいて、良い報告会がたくさんできたなと。課題もいくつかあるのでね、社内でもその課題を整理しながら、来年に向けて課題をクリアしていこうということで頑張っているという、そんな状況ですかね。やっぱり今年もそうですけど、ここ数年ね、ずっと多いのがタイ+VIP、ベトナム、インドネシア、フィリピンの案件がやっぱり圧倒的に多くて、その昔ね、中国が半分、ASEANが3割4割、その他の新興国、インドとかアフリカが、南米とか、中東とか、これが10%ぐらいという、こういうポートフォリオで来てたんですけど、やっぱりここ5年ぐらい、中国から腰がだいぶ引けてるというのがあって、その分、ASEANにね、それが向いていて。でも、それは悪いことではないと思うんですけど。タイもね、非常に大きな人口を抱えているし、1人あたりのGDPも高い、所得も高い中でね、タイという市場、これは輸出でやっても十分収益が取れる、消費財メーカーなんかはね。だから、タイもそうだし。あと、VIP、ベトナム、インドネシア、フィリピンも消費財メーカーにとっては、ここで1、3、1で5億人の人口がおおよそいますから、タイと合わせたらだいたい6億弱ぐらいここにいるわけですよね。なので、このタイ+ベトナム、インドネシア、フィリピンという市場は、引き続き、FMCGのメーカーにとっては重要になってくるし。FMCG系のメーカー、食品・飲料・菓子・日用品系のメーカーが弊社は中心ではあるものの、B2Bの製造業もね、やっぱりお客さんとしては3割ぐらいおりますので、そうですね、来年はそういうB2Bの製造業の支援もより力を入れていきたいなというふうに思っています。
ちょうど、そうだ、この番組が放送されるぐらいにはね、新刊の案内が出ているかもしれませんけども、『製造業のための新興国販売チャネル戦略』という、同文舘から出る本ですけども、もう出てるのかな、この番組にはもうCMが挟まっているかもしれませんけど。来年ですね、2025年に本格的に書店に並ぶと思いますので、皆さん、Amazonで予約、購入できますので、ぜひそれも見ていただいて。この本は、もちろん食品・飲料・菓子・日用品等のB2Cに向けてもそうなんですけど、B2Bの製造業の事例も入れて、両方の製造業、B2B、B2C問わず読んでいただけるようなね、話の内容になっています。過去の私の『グローバル・マーケティングの基本』とか、『ASEAN6における販売チャネル戦略』は、どちらかと言うと、現場の販売チャネルを構築するhow toを書いた本だったんですけど、今回のこの製造業向けのこの販売チャネル戦略の本は、how toも後半載せているんですけど、前半、結構、概念論とか考え方を中心に書いていて、思考ね、どういう思考、思考ってすごく大切で、人間の思考が変わると戦略、つくる、その思考でつくる戦略って大きく変わってくるので、この思考、考え方の部分とアクションの部分と両方を織り交ぜたような本になっているのでね、ぜひ皆さん、買って、見ていただいて、Amazonで高評価をいただければなというふうに思います。
あと、振り返りとしてはね、今年は、2024年はね、弊社にとって大きな出来事は、まず、ロゴが変わったというのね、皆さんにとってはどうでもいい話かもしれないですけど、私にとっては非常に大きな話で。封筒もね、こうしてロゴを変えて、私の席の後ろにね、こんなロゴが出てますけど、うざいかもしれませんけど、ロゴが変わったということと。あと、本社をね、虎ノ門ヒルズ 森タワーに移転をしたというのが、今、そこで収録しているわけですけど、それが1つ大きな出来事ですかね。私が前にやっていた、売却した会社は愛宕ヒルズに入っていて、僕は森ビルがすごく好きで。ビルという物体をただ四角く建てるんじゃなくて、地域含めて街をつくっていく、そんなクリエイティブで、そこにはアートがあったり、人々の生活があったりする、森ビルの街づくりがすごい好きで、「いつかは森ビル」ということでずっと思っていたんですよね。賃料もね、なかなか高いものですから、そう簡単には決断できないんですけど。今年はその決断をして虎ノ門ヒルズに移転をしたというのが1つですかね。
来年に向けての抱負ですけど、やっぱり引き続き、規模の大きなものを追うというよりかは、弊社は、どちらかと言うと、規模は小さくても堅い、すごく強い、堅くて強いもの、どういうふうに言ったらいいのかな、誰にも求められるものではないのかもしれないんですけど、弊社のことを本当に必要としてくれるクライアントのためにしっかりとサービスを提供していくということに専念をしたいので、会社を大きくするとか、事業を拡大するということよりも、弊社を必要としてくれるクライアントの事業にどれだけ貢献できるかということを大切にね。もちろんわれわれも食べていかないといけないのでね、しっかり利益は取らないといけないですけども、数を追うより質を追うということをしっかりやっていきたいなというふうに思っています。引き続きね、販売チャネル、アジア新興国市場における販売チャネルの専門家として、しっかりとその分野でNo.1を維持し続けるということに注力をしていきたいなというふうに思っています。
今日はこんなエピソードで申し訳ないですけど、今年の振り返りということでね、お話をさせていただきました。この番組をね、皆さんが見ていただいている限り、再生数が回っていく限り、続けていきたいと思いますのでね、ぜひ来年度もよろしくお願いします。また、番組への質問なんかも、概要欄に質問のリンクが問い合わせページにつながっていますので、そこから記載いただいて。誰からの質問とかね、会社名とかね、そんなのは言いませんし、もし嫌だったらね、ダミーで書いてもらってもね、何か分からないですけど、「山田太郎 ABC株式会社」とか、分からないですけど、内容だけね、質問の内容だけしっかり書いてもらえれば、匿名で番組でまた紹介して回答させていただきますので、ぜひよろしくお願いいたします。
それでは、2024年の最後のエピソードはこれぐらいにしたいと思います。皆さん、良い年末年始をお過ごしください。また来年、番組でお会いいたしましょう。