小林:皆さん、こんにちは。ナビゲーターの小林真彩です。
森辺一樹(以下、森辺):皆さん、こんにちは。森辺一樹です。
小林:森辺さん、本日のPodcastの内容なんですけども、森辺さん、先日4月に岐阜でセミナーを行っていましたよね。
森辺:ええ。人生初岐阜、行って来たんだけど。
小林:(笑)
森辺:呼ばれて行ったんですけど、日本政策投資銀行とリコージャパンが主催している後援でジェトロがついているのかな、アジア事業拡大支援セミナーというのをやっていて、「そこで講演をしろ」と言われて、「かしこまりました」ということで行ってきまして。すごいいいとこね、岐阜って。岐阜城があまりにも山の頂上に建っていて、「うわ、これはすごいな」という、絶景だったね。「あそこからお殿様が城下町を見ていたのかな」とか、あの絶壁みたいな頂上の上に建っているんだけど、「あんなところもう攻められないな」とかって思いながら。「けど、補給路を断たれたら食べ物とか飲み物が大変だろうな」とか思いながらその麓でセミナーしていたんですけど。
小林:そうですよね。私は参加しなかったので、森辺さんのみで講演していただいたんですけど。(笑)
森辺:うん。1人で行ってきましたけど。アンケート共有していますけど、皆さん喜んでくれて。
小林:はい、「期待以上」って皆さんチェックしていただきましたよね。
森辺:うん。「期待以上」って言ってくださって。このシリーズは、日本政策投資銀行さんとリコージャパンさん主催のこのセミナーは、まだ国内、全国いろんなところを行脚するらしく、次回は6月に確か福岡かな。
小林:福岡。
森辺:うん。行ってきます。福岡なので、ちょっと2泊ぐらいしてあそこでも行ってこようかな、坂本龍馬の亀山社中と。
小林:太宰府天満宮?
森辺:うん。何だっけ、あの人の家…、イギリス人の家。
小林:どなたですか?(笑)分からない。
森辺:ほら、竜馬に武器を売っていた人。あの…、ど忘れしちゃった、名前が。
小林:すみません、歴史に詳しくなくて。(笑)
森辺:あるのよ、有名なね。何だっけ、すごい気になる。武器商人だよ、イギリスの。
小林:イギリスの?
森辺:うん。イギリスの、ホーバーじゃなくて、ヘーバーじゃなくて…。その人の家があるんだよ、九州に。
小林:少々お待ちください。九州にあるんですか?
森辺:うん。福岡に。竜馬。
小林:トーマス・グラバー?
森辺:グラバー邸! そうそうそう、グラバー邸、グラバー邸。グラバーさんのグラバー邸でも行ってこようかなと思っています。
小林:よかったです。(笑)
森辺:ありがとうございます。気にならなくなりました。
小林:(笑)じゃあ、岐阜で行われたセミナーについてはこれぐらいにしまして、ちょっと本題に入ります。
森辺:はい。
小林:弊社で引き続き行っているフジサンケイビジネスアイ紙の特別対談シリーズ「グローバルの流儀」のお話なんですけども、今回、企業名が岩塚製菓様とファーマフーズ様、この2社について、ちょっと対談させていただいたので振り返っていただこうかなと思うんですけども、まず、岩塚製菓様から。槙社長ですね、と対談していただいた振り返りをお願いします。
森辺:最近、地方シリーズが多いよね。
小林:そうですね。(笑)
森辺:新聞掲載、まだ6月ぐらいなので、あんまりぺらぺらと話したらあれなんだけど、岩塚製菓の槙社長のところに伺ってきて、新潟なんですよね、会社ね。
小林:そうですね。
森辺:新潟まで行ってきまして、印象をお話したいんですけど。取りあえず、この槙社長はもう仏様みたいな人なの。もうニコニコ、ニコニコしているの、顔が。
小林:(笑)常に笑っていましたね。
森辺:常にニコニコしていて、「この人には福が集まるだろうな」というような笑顔ですよね。
小林:そうですね。
森辺:僕、こんなにニコニコ笑顔の素敵な人ね、あんまり会ったことなくて。
小林:そうですね。
森辺:すごい印象的だった。本当にたぶん、心からいい人なんだと思うんだよね。なんで岩塚製菓の槙社長に会いたかったかと言うと、この会社、実は何十年も前に旺旺という台湾の会社なんだけど、今、中国でも旺旺集団と言ったらとても大きな総合食品メーカーなんだけど、ここの株主なのね。
小林:そうなんですよね。
森辺:「えーっ、どういうこと?」と思ってすごく気になっていた会社で、伺ってきたと。その旺旺の総帥、CEO、社長さんか、の方との出会い、もともとこの旺旺という会社ね、つぶれかけた缶詰工場だったんだよね。それを岩塚の先代のところに来て、岩塚の先代社長と一緒に旺旺が米菓をつくるのを学んでいって今の旺旺があるという、そんなストーリーがあって、そんなストーリーもすごく聞いたのよね、雪の積もる中。
小林:新潟のね、雪が。
森辺:新潟の厳しい冬で、旺旺の社長が、当時26歳の社長が、突然、新潟駅に来て電話してきてとか、そういうストーリーで。ものすごく縁を大切にする社長でね、旺旺の社長がね、今でもなお、その自分のつぶれかけの缶詰工場から助けてくれたその先代、岩塚の先代の命日付近には、新潟に来て手を合わせて帰っていくという、そういう話も聞いて、商品の話よりもそっちの話になっちゃったんだけども。
小林:そうですね。
森辺:でも、岩塚のぬれ煎餅とか、僕も結構好きだったので、そういう話もいろいろ聞いたので、また6月ぐらいかな、実際の放送は…、放送じゃないや、掲載は。またぜひ見てもらったらと思いますけどもね。
小林:そうですね。ホームページとか資料では書かれていないそういうエピソードとか、そういうこともお話いただけましたよね。
森辺:そう。すごくよかった。本当に人柄の出たいい人だね。
小林:分かりました。岩塚製菓様はこれぐらいにいたしまして。2社目がファーマフーズの金社長ですね。
森辺:金社長。
小林:これも地方シリーズということで。
森辺:はい。そうですね。京都まで行ってきましてですね、このファーマフーズが、皆さんちょっと知らない人も多いと思うんですけど、金社長は生粋の京都人ですね、京都の社長という感じの方で。このファーマフーズが面白くて、スーパーサイエンスカンパニーだったね。
小林:はい。
森辺:スーパーサイエンス集団と言ったほうがいいのかな、社長の金さん自体もバークレーを出ていてPhDだよね、京大でしょ、京大農学部で、その後、バークレーだったよね、確か。
小林:そうですね。
森辺:PhDだもんね。それでスーパーサイエンスカンパニーで、めちゃめちゃ卵オタクなんですよ。
小林:(笑)
森辺:もう卵大好き。「卵の中にすべてが秘められている」とすごくおっしゃっていて。何かと言うと、たぶんGABAと言ったほうがいいかもしれないけど、ストレスを抜くチョコレート、グリコから出ているでしょ、GABAって赤い。
小林:うんうん、丸いチョコレートですね。
森辺:あのGABAって何なんだろうと僕は思っていたんだけど、アミノ酸らしいんだよね。そういったGABAを中心としたアミノ酸とかの栄養素をいろんなメーカーに供給しているスーパーサイエンスカンパニーで、グリコともそんな取り組みをやっているし、あと、ロートさんともヨーグルトでセノビックだっけ、セノビックのロートとオハヨー乳業がコラボでやっているところにも。
小林:機能性素材を。
森辺:機能性素材の供給をしていたりとかというこをやっていて。すごく面白い上場企業で、東のユーグレナ、ユーグレナ、まだこの放送のときには掲載になっているかな、きっとなっているね。
小林:5月。
森辺:なっているか、なっていないか、それぐらいだと思いますけど、ユーグレナの出雲社長のところにも対談に行きましたけども、東のユーグレナ、西のファーマフーズぐらいの、同業種ですよね、機能性素材を供給している、両社ともスーパーサイエンスカンパニーですけど、そんな会社で。これもなかなか面白かったので、ちょっと乞うご期待で。あと、外国人もすごく多かったね、ファーマフーズね。
小林:そうですね。従業員の方も、通るたびに外国人の方でしたね。
森辺:そうね。みんなでカフェテリアで社長も交えてご飯食べたりとか、社長がざっくばらんな人だったね、この金社長もものすごいいい人だったね。
小林:そうですね。
森辺:今度、ご飯を食べに行く約束しちゃったから、またお誘いしないといけないけども。すごくいい人で、外国の人も、グローバルソリューションチームGSTという取り組みを社内の中でやっていて、本当に国境なき開発みたいな、国境なきサイエンスカンパニー、そんな取り組みをやっていたから、これもまたWeb、新聞、パンフで詳しく書いていきますので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。
小林:はい。皆さま、ぜひご期待くださいということで。
森辺:はい。
小林:本日のPodcastはここまでにいたします。リスナーの皆さま、ありがとうございました。
森辺:ありがとうございました。