森辺一樹(以下、森辺):皆さん、こんにちは。SPYDERの森辺です。今日はね、雨降ってますね。雨降ってて…。お昼にね、飲茶を食べに行く予定なんですけど。ちょうど両親がね、今、関西から来てて。妻が1週間、海外出張中で、子どもが今週からサマースクールが始まったので、スナックをつくらないといけないっていうので、孫とも会ってなかったのでね、ちょっとしばらく。なので、関西から僕の両親が来てくれてて。その両親を連れて、今日、お昼に飲茶を食いに行くという、そんな予定なんですけど。今、僕は会社にいて、この収録をしながら、窓から、「あー、雨降ってんな。タクシー、あの人たち拾えるのかな」とかね、ちょっと心配をしながら。息子がね、ママいなくて、今、2日目、3日目なのかな。なんかね、ちょっといつもとちょっと違うのを感じるんですよね、一生懸命頑張ってるみたいなね。なんというのかな、ママいなくてたぶん寂しいんだろうな、あれはな。寝るときにいつもママにギュッてへばりついて。3人で寝てるんですけどね。(笑)川の字になって3人でいつも寝てるんだけども。ママにベチョッとへばりついて。息子は6歳なんですけどね、まだね。へばりついて寝てるんだけども。ママいないから、僕にね、ベチョッとへばりついてね、寝ながら、心の中で「ママ会いたいよ」って言ってんだと思うんですけどね。なんか僕もあの歳ぐらいのときは、やっぱりもうママ命というか、ママがすべてみたいなね。なんだろうね、やっぱりパパじゃ駄目なね、もう絶対ママですよね、特に男はね。そんな感じの日々を今週は過ごしております。って何の話をしてるのか。(笑)全然、グローバル・マーケティング関係ないですけども…。
今日は何の話をしようかな。最近、いろんな人と話をする中で話題になるような話とかね、がいいのかなと思うんですけど。そうそう、最近、僕、可視化やっぱりしたほうがいいですよと、調査やったほうがいいですよと、日本のメーカーさん、調査しなさ過ぎですよと。うまくいかないのは、知らないからだと、市場のことも、流通のことも、競合のことも。もっと調査しなきゃ。でも、お金かかるでしょみたいな、なかなか重い腰が上がりません、みたいな企業がやっぱり多くて。なんとかただでなんとかしてしまおう、みたいなね、そういう企業が多い中、なんでそんなに調査が重要なのってことを問いたいんだけども。結局、この番組でも何回も言ってるかもしれないですけど、日本の製造業、消費財メーカーでも、B2Bでも、いいですよ、うまくいっていないね、アジア新興国市場でうまくいっていない企業の課題感のレベル、うまくいってないレベルって、そんなに高度な話じゃないんですよね。非常に解決することが可能な範囲というか、レベルの低いと言ったら失礼ですけども、高くない領域で躓いていて。結局、そこをしっかりブレイクしていく、ブレイクスルーしていくと、その先に光が待っているわけなんだけども、低いレベルのところで立ち往生してしまっているのが本当にもったいないなっていうのを支援していてすごく感じて。調査をする、可視化をする、いろんなことが分かる、インプットが増える、市場も流通も競合も理解するとね、何がいいかって言うと、打ち手の選択肢がね、もう圧倒的に増えるんですよ。結局、知識がないから、こうすればいいんじゃないか、ああすればいいんじゃないかってね、もうそもそも知らないので、間違った打ち手を出してしまう。間違った打ち手がどこから出てくるかって言うと、今まで自分たちが成功してきた日本とか先進国の成功体験をベースに間違った打ち手を繰り広げて失敗するんですよね。でも、その失敗事例は、もう10年も20年も前に同業種のなになにさんが同じ失敗してるじゃないっていうのがもう転がってるわけですよね。でも、それをも見ないし、それをも見ようともしないし、その存在にすら気付いていない中、信じきって前に進むっていう、そういう誤った打ち手を繰り広げる。もしくは、具体的な打ち手が、核心的な打ち手がね、やっぱりないので立ち往生してしまう。10年前から本当に同じ課題をずっと繰り返しているという企業さんとかね。だから、可視化すればいいんですよね。調査すればいいんですよね。この調査とか可視化で間違ったことをすると、単にお金がもったいないというか、予算がもったいない、無駄遣いをすることになるので、やっぱり正しい調査設計のもと、必要あること、知るべきことを知る。別にどうでもいいことを深く掘ったって意味ないので、どこをどういうふうに掘ればいいかっていうのが設計なのでね、そこはしっかりやらないといけないけども。調査は本当に重要だと思うんですよ。消費者調査とか、そういうことを言っているのではなくてね、市場のこと、流通のこと、競合のこと、それが自社の経営資源、今の現状の競争力と比べたときにどうなんだっていうことを本当に突き詰めていくと打ち手が見えてくるので。なんだろうな、戦に例えるのが一番いいんだけども、どうやって本気でそれ勝つの?っていう、どうやってシェア5%上げるの? どうやって売上目標数値を達成するの?っていうことを真剣に考えていくと、可視化とブレークダウンしかないんですよね。そこで前に進めてないっていうのがやっぱり非常に多く見てきたので…。うーん、伝わるかな。
ちょっと時間来てしまったので、今日はこれぐらいにしますけど、またちょっと次回ね、引き続き同じ内容でやれたらと思います。今日はこれぐらいにしたいと思います。皆さん、また次回お会いいたしましょう。