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第53回 競合戦略を分析し自社に生かす

テキスト版

日本企業がグローバル市場で負けている要因の1つは戦略です。日本企業がこれから行おうとすることは、既に競合が過去に行っていることです。その為、競合を可視化し分析をすることは、自社の戦略の精度を高める上で大変有効な手段なのです。行業の可視化の重要性について解説します。

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みなさんこんにちは。スパイダーの森辺です。
今日は競合の可視化の重要性についてお話しします。日本の企業がアジア新興国市場に展開をする際に、現地に既に進出している欧米企業や地場のローカル企業。こういった企業を戦略を作る上で可視化をしていく。可視化をして分析をしていくことは、自社の戦略の精度を高め、さらには現地での成功確率を格段に上げるために大変重要な事項です。今日は競合の可視化の重要性について一緒に学んでいきましょう。

まず、最初に申し上げたいのは、多くの日本企業は地場で展開を既にやっている企業 の可視化をするということを、あまりにも軽視しすぎる。例えば、いずれの産業においても日本というのはアジア新興国に出遅れている。欧米 の先進的なグローバル企業の方が早くアジア新興国を消費市場として捉え、進出をしている。これら企業が過去やってきたこと。その上で今やっていること。こう いった戦略をいかに可視化していくかということは、自社の戦略を作る上では大変重要です。彼ら は既に日本企業がこれからやろうとするようなことは、もう過去何年も前に行っている。その 結果彼らの今の戦略があり、それを1つのケーススタディとして可視化をしていく。そして分析 をして自社が取り入れるべきなのかそうでないのかということを1回可視化をしっかりするということは大変重要です。例えば競合というと、だいたい3つに分類される。欧米の先進的なグローバル企業、そしてローカルの地場の企業。アジアの企業。そして最後は日系企業の競合である。日系の競合に関しては自社も日系なので、どの程度やっているのかどの程度やりそうなのか、何を考えているのかいうのは、大体想像がつく。問題はこの欧米の先進グローバル企業と、地場のローカルの企業。彼ら の可視化は、自社の戦略構築におけるベストプラクティスを得る上では大変有効です。彼らが何を考えて、どんな戦略で、どうそのマーケットを取ろうとしてきているのか。そしてその彼らが、今現状マーケットシェアがもし高いんであれば、その要因は彼らの戦略の中にあり、それを可視化するということは自社の戦略の精度を当然ながら高めていくことになるんです。
したがって、日本企業は良いものを既に持っていて、モノでは負けていない。じゃあ 何で負けているのか。戦略 で負けている。したがってその欧米 やローカルの企業の戦略をいかに可視化をし分析をし、それを自社の戦略に取り入れていくか。ベストプラクティス と出来るか。ということがこれから の日本企業に求められているんだと思います。
それではみなさん、また次回お会いいたしましょう。